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No.011
アントレプレナーシップ学部
アントレプレナーシップ学科 2年
大武 優斗さん

新型コロナウイルスで失われた甲子園大会の実現に向けて

※所属・内容は取材当時(2022年11月)のものです。

について

現在、私は「あの夏を取り戻せ 全国元高校球児野球大会」というプロジェクトを進めており、大会企画責任者を務めています。このプロジェクトでは、2年前に新型コロナウイルス感染症の影響で中止となった夏の全国高校野球(以下、「甲子園」)の開催を目指して活動しています。

2020年5月20日、当時高校3年生の私は、甲子園が戦後初めて中止するという決定を知りました。私を含めた多くの高校球児が「甲子園」という夢の大舞台で活躍する機会を失い、すべてをかけて目指してきた目的地を一瞬にして奪われた喪失感や絶望感を今でも鮮明に覚えています。  

あれから約2年が経ち、アントレプレナーシップ学部へ進学して、私は大学で出会った友人たちと起業を経験しました。事業を進める中で、自分にしかできないこと、自分が成すべきことは何かということを考えるようになり、高校3年生のあの夏のことが頭をよぎりました。不完全燃焼に終わった「あの夏」を取り戻したい。同じ思いを持つ仲間とともに「高校野球をやり切った!」と実感したい。そう思ってこのプロジェクトを立ち上げました。

今後の

今年8月のプロジェクト発足後、SNS、HP、メディアへの掲載・出演をとおして、当時、地方独自大会を勝ち抜いた全国の元高校球児に発信・連絡し、10月までに46チームの参加が決定しました。またプロジェクトの取り組みを知った各メディア、著名人、企業から放送権、スポンサー広告、書籍・映像化、支援等といった問合せもいただき、このプロジェクトに対する期待や応援を強く感じています。また「このプロジェクトに携わりたい」と学生、社会人の方からも連絡をいただき、現在25人が実行委員として携わっています(2022年11月時点)。

当初は今年中の大会実施を予定していましたが、阪神甲子園球場(以下、「甲子園球場」)の利用申込手続の都合もあり、来年11月の開催を目指して準備を進めています。また甲子園球場を利用できる期間も短いため、利用期間中はセレモニーやノックなどの練習をし、別日程・会場で各チームの交流戦の実施を検討しています。

甲子園球場利用可否の抽選結果が来年3月にわかるため、参加者のモチベーション維持・アップ、大会費用を集めるクラウドファンディングが今後の課題です。46チーム総勢約1,000人の「あの夏」を取り戻すために全力を尽くしたいと思います。

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