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2021.11.26

薬学部薬学科の塩田 沙智恵さんが新アミノ酸分析研究会にて優秀発表賞を受賞

本学薬学部薬学科生命分析化学研究室 研究者養成コース5年生の塩田 沙智恵さんが、新アミノ酸分析研究会第11回学術講演会にて優秀発表賞を受賞しました。

この研究会はアミノ酸に関わる先端的学術研究を推進することを目的として毎年開催されており、アミノ酸分析とその機能に関する様々な分野の研究者に相互連携や討論の機会を提供する場となっています。本研究会では毎年35歳以下の若手研究者・学生数名に優秀発表賞(口頭発表、ポスター発表含む)が授与されます。

2021年11月12日(金)に開催された本研究会第11回学術講演会において、塩田さんは発表演題「6-hydroxydopamineによる神経細胞死・神経炎症に対するカルノシン(βAla-His)の有効性解析」(指導教員:田中 健一郎講師, 川原 正博教授)の70分間のポスター発表を行い、優秀発表賞6名のうちの一人に選ばれました。この受賞研究で塩田さんは、鶏肉などの食肉中に含まれるイミダゾールジペプチド・カルノシンが、6-hydroxydopamineによる神経細胞死、及び神経炎症を抑制する効果を持つことを細胞培養実験から明らかにしました。6-hydroxydopamineはパーキンソン病症状を誘発する神経毒として知られていることから、本研究成果はカルノシンがパーキンソン病の発症や増悪に対して有効性を示す可能性を示唆するものです。

【コメント】

■薬学部薬学科 生命分析化学研究室 研究者養成コース 5年生 塩田 沙智恵さん
この度は新アミノ酸分析研究会第11回学術講演会にて、優秀発表賞を授与していただき、誠にありがとうございます。ご指導いただいた本学薬学部生命分析化学研究室の田中先生、川原先生に、この場をお借りして御礼申し上げます。また、今後の卒業研究でも良い成果を発表できるように頑張りたいと思います。 

塩田さん写真

賞状写真

【関連リンク】

■新アミノ酸分析研究会HP
 http://jsa3.s2.weblife.me/
■武蔵野大学薬学部
 https://www.musashino-u.ac.jp/academics/faculty/pharmacy/

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