2022.08.15
せとうちの瀬戸際けんちく 船の体育館展が開催
独特な外観から「船の体育館」として市民の憩いの場として愛され続けた香川県立体育館(1964 年) は、世界的な建築家 丹下健三(1913-2005)により設計されました。しかし、2014 年に老朽化のため閉館が決まり、現在も保存や再活用の見通しは立たないままとなっており、存続の危機にあります。
今回の展覧会は「せとうちの瀬戸際けんちく 船の体育館展」として、香川県立体育館の設計から竣工までの経緯をご紹介し、体育館の存続活動を行っている「船の体育館 再生の会」による保存活動や現状についてご報告いたします。
8月20日には建築デザイン学科田中 正史准教授が登壇するオンライントークイベントが行われます。
開催概要
開催概要
日時 | 2022年8月16日(火)~21日(日) |
会場 | 高松市美術館(香川県高松市紺屋町10番地4) |
オンライントークイベント
日時 | 2022年8月20日(土)15:30~18:30 |
URL | https://youtu.be/wm2zYYUKT8g |
テーマ | 近現代建築の保存再生と香川県立体育館 |
登壇者 | 斉藤公男(日本大学名誉教授)、馬場正尊(東北芸術工科大学)、秋山裕英(JIA日本建築家協会香川地域会会長)、河西範幸(船の体育館再生の会)、名和研二(NAWAKENJI-M)、田中正史(武蔵野大学工学部建築デザイン学科) |