2023.01.31
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工学部数理工学科生が第6回和歌山県データ利活用コンペティションで大賞、システムキューブ賞を受賞しました
第6回和歌山県データ利活用コンペティションにて工学部数理工学科の3年生のチームが大賞、2年生チームがシステムキューブ賞を受賞しました。
和歌山県データ利活用コンペティションは、データ利活用の重要性・有用性を発信するとともに、次世代の日本を担うデータサイエンス人材を育成するため、全国の高校生、大学生等を対象に、行政課題に対するデータを利活用した解決アイデアを募集する平成29年から開催されているイベントです。
【受賞概要】
大賞 | タイトル | 若者世代を射止める山梨県での新しいオフィスの形 |
メンバー | 湯山 力輝、洪 偉鋒、濱田 一輝、馬場 綺海、繆 丁楠、大和 正樹 | |
指導教員 | 西川 哲夫 教授 |
システムキューブ賞 | タイトル | 企業-自治体マッチングサービス Connect |
メンバー | 川端 恵美、白川 桃子、中薗 元輝、中谷 颯史、吉澤 要 | |
指導教員 | 西川 哲夫 教授 |
若者世代を射止める山梨県での新しいオフィスの形
昨今の新型コロナウイルス感染症の蔓延に伴い、リモートワークによる新しい働き方を前提とした地方移住への関心が高まっており、山梨県への移住が多いことが分かりました。また、山梨県の20代のみが正味の転出者数が非常に多いことが分かりました。これを解決するために、山梨県でも問題になっている空き家と最新技術である3Dプリンターハウスを組み合わせて、廉価なサテライトオフィスを作ることで、大卒生が県外へ出ることなく東京の企業へ就職できる環境を構築するという構想を提案しました。これにより人口流出の削減と空き家削減を同時に実現することが可能になります。この提案は、最近話題になっている自治体の移住者獲得競争のための施策ではなく、流出している学生を取り戻すための施策であり、自治体間で競争することなく、 全国同時に大規模に進めることができます。
この提案は、西川研究室の3年生のゼミ生が、ゼミ活動の中から応募したものです。
この提案は、西川研究室の3年生のゼミ生が、ゼミ活動の中から応募したものです。
企業-自治体マッチングサービス Connect
北海道の「生産年齢人口の減少」「人口分布の偏り」「地方移転に関する連携不足」という問題を解決すべく、企業の北海道移転をサポートする施策「企業-自治体マッチングサービスConnect」を提案しました。 Connect では、移転を互いに望む企業と自治体の詳細な情報を登録した半公開のデータベースを構築します。 企業や自治体は、これを利用することによって、 相互に連携相手を探し合い手軽にコミュニケーションを取ることが可能となり、これにより、北海道への企業移転を大きく促進することが可能となります。
この提案は、プロジェクト授業において、2年生のチームが、授業の活動の中から応募したものです。
この提案は、プロジェクト授業において、2年生のチームが、授業の活動の中から応募したものです。
関連リンク
- 和歌山県データ利活用コンペティション
https://datarikatsuyou.pref.wakayama.jp/jinzai/competition/