会話でわかるダメな男
目の前にいる男が、ちっぽけな男や、薄っぺらい男、底が浅い男であるかどうかは、
会話をしていれば大体わかる。心豊かな男と会話をした後のあなたには、
自分が上に引き上げらたような充実感が残るはずだ。
男は大体おしゃべりが苦手である。お笑い芸人のような面白いことも言えない。
緊張するほどスベる。だからこそ、男には上手な聞き役になってもらいたいものである。
あなたの話を聞かない男
女性の悩みは話を聞いてあげることで半分は解決する。悲しさも辛さも苦しさも、気持ちを理解してあげることで、半分になる。そして、悩みだけではない。嬉しかったことや楽しかったこと、今日の出来事など、話を聞いてあげることで、女性はどんどん笑顔になって明るくなっていく。無条件に話を聞いてあげることは、何の技術も労力もお金もかからないことであり、どんな男にでもできる愛情表現なのである。
でも、あなたの話を聞かなかったり、自分の話を一方的にしゃべる男は考えものである。ましてや、人の話は聞かないくせに自分の話を聞かないと怒り出すタイプの男ならば、今後の付き合いを考え直した方がいい。また、ちょっと話をさせただけで、すぐに結論や解決策を言って話を打ち切ろうとする男は、あなたの気持ちを理解していないのだ。こんな自分の話を聞いてもらえない男と付き合っていると、あなたのストレスはどんどんと溜まっていく。やがて険しい表情や苦痛の表情、暗い表情が多くなり、あなたは決してきれいになれない。この先、良いことはない。
あなたの目を見て「話してごらん」と言う男は、あなたの話をちゃんと聞いてくれるはずだ。話し終えた後の満足感が、そのことを教えてくれる。
夢だけの男
夢を持っていればいいというものじゃない。夢は語れればいいというものではない。大きなことはいつでも言えるし、誰でも言える。言うのはタダだ。男が語る夢にぽーっとなっている場合じゃないよ。「素敵ねぇ」と持ち上げる前に、その夢を実現させるために「今まで」何をやってきたのかを聞いてみよう。
「これから」何をしようとしているのかはどうでも良い。これからのことは、何とでも言える。あなたが判定すべきは、その夢を実現させるために「今まで」何をやってきたのかである。実績としての事実をしっかりと見ましょう。
目を覗き込む
『話を聞かない男、地図が読めない女』（アラン・ビーズ＆バーバラ・ピース、主婦の友社）では、 「男と女はなぜ理解し合えないか？」というテーマで男女の違いを解説している。 その中で「男の子はまじまじと目を覗き込まれるのが嫌い、でもママはそれをしたがる」と 解説している。言われてみれば、そうかもしれない。
