~仏の心を身につけた子どもに~
武蔵野大学附属幼稚園
どんぐり通信 園だより

本園では、保護者の皆様に、毎月の行事予定やお知らせなどを記載した園だより「どんぐり通信」をお配りしています。ここでは、その「どんぐり通信」の「巻頭言」をご紹介しています。(「巻頭言」は、園だよりに毎月掲載している園長からのメッセージです)

どんぐり通信 園だより「巻頭言」

平成22年6月号

親鸞様の願い

園長 山田 英昭

 5月20日の同慶節は、本学院の創立と親鸞様のお誕生を二重に祝う日であります。この日、幼稚園では親鸞様の思いを伝えるために、先生方が親鸞様と村の子供たちとのやり取りを寸劇にしました。

 村の子供たちがアリをいじめたり、お花をちぎって遊ぶところに、親鸞様が出くわします。寸劇を見ている子から、
「お花かわいそう…」
というつぶやきが聞こえます。

親鸞「小さな動物や植物にも仏さまのいのちが宿っているよ。だから、おもしろがって虫を殺したり、花をちぎったりしないようにね。いのちを大切にする優しい心を持った子になろうね。」
子供「虫さん、ごめんね。花さん、ごめんね。」
といった内容です。

 寸劇を見た後、年中さんのクラスでは
「優しい心を持つようにしよう」
「いのちを大切にしなきゃダメなんだよ!」
と子供たちは話し始めました。

 そして、その後に朝顔の種をまいたときのことです。種にそっと優しく土のお布団をかけて、
「大きくなってね!」
と子供たちが何人も声をかけたのです。これから芽生える朝顔の種に、いのちの願いをこめた一言でした。

 親鸞様の『いのちを大切にする優しい心を持った子になって欲しい』という願いが、少しずつ伝わっていったようです。

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