学科ポリシー
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ディプロマ・ポリシー/カリキュラム・ポリシー
学科のディプロマ・ポリシー概要/育成する人材の方針
会計基準の国際化、会計税務の法令の複雑化など、会計をとりまく課題は増加すると言われています。本学では現場で必要とされる今日的課題を学び、即戦力を養うとともに会計を主軸とした多様な学問領域を用意。こうした社会的ニーズに即対応できる人材を育成します。具体的には「簿記」「管理会計」「財務会計」などの会計学を軸に、多様な組織の会計や、組織を活かすための理論を学びます。学士課程教育を通じて「知識・専門性」「関心・態度・人格」「思考・判断」「実践的スキル・表現」の4観点10項目の知識を身に付け、取り組むべき社会的課題を自ら発見し、状況の改善や危機管理に活かすことのできる人材を育成します。会計数字の背景を読み取る力、会計情報を経営に活用する手法を学び、経営を理解できる会計のスペシャリストを育成します。
学科のカリキュラム・ポリシー概要
- 会計ガバナンス学科では、<基礎科⽬群><基幹科⽬群><展開科⽬群>の順に段階的に編成しています。理論とともに実践教育を重視し、ゼミナール、学科独⾃のインターンシップのみならず通常の講義においても、有明キャンパスの⽴地を活⽤して、東京国際展⽰場や周辺企業、会計事務所、税理⼠事務所等への訪問・⾒学を通じてアクティブな知を体得します。また、少⼈数教育に⼒を⼊れ2年次より卒業までのゼミナールを必修で履修することで、
教員と近い距離で⻑期間の指導を受けることにより、実践的スキルに加え⾔葉では伝えることの難しいカンやコツ、社会現象に対する考え⽅などを培います。また、会計専⾨職、経理職、⾦融機関等といった将来の進路を⾒据えた履修モデルを提供し、⽬的を明確にした体系的な学修を実現します。
知識・専門性 【学びの基礎力を基盤とした専門能力】
⾃ら教養・基礎学⼒を修得し、⾃律的・主体的に学ぶことができる【教養・基礎学⼒】
対応するカリキュラム・ポリシー
本格的な専⾨教育を受ける前に、全学共通の教養教育プログラムである「武蔵野INITIAL」を履修します。「武蔵野INITIAL」では、⼤学での学修に必要な基盤的な技法と知識の修得を⽬的として、「建学」「スポーツ・⾝体」「情報」「CHP(Creating Happiness Program)」「教養⽇本語」「外国語」「フィールド・スタディーズ」「インターンシップ」「全学教養ゼミナール」「寄付講座」などの科⽬群を学びます。いくつかの科⽬では、他学科⽣とグループワーク・学外学修することになり、多様な価値観・考え⽅を学ぶことができます。「武蔵野INITIAL」全体を通じ、今後の社会を⽣き抜くための基礎的な知識・スキル、多様な価値観を学び、専⾨課程での専⾨的な学びにつなげていきます。
会計学・ガバナンス論等の分野における基礎学⼒を習得している【基礎学⼒】
対応するカリキュラム・ポリシー
- 会計ガバナンス学科では、<基礎科⽬群>で会計分野の基礎学⼒をつけることを⽬的とし、『会計学⼊⾨』『簿記1、2』を必修で修得します。
- <基幹科⽬群>は<基礎科⽬群>で⾝につけた基礎学⼒を発展させることを⽬的とし、『簿記3、4』『⼯業簿記1、2』『財務会計1、2』『企業と社会』『コーポレート・ガバナンス論1』を学びます。
会計学・ガバナンス論等の分野における専⾨知識を体系的に習得し、現実の経営事象を理解分析できる【専⾨能⼒】
対応するカリキュラム・ポリシー
- <展開科⽬群>は、『アドバンス簿記1、2』『財務会計3、4』『連結会計』『監査論』『会計データ分析1、2』等の学習を通じ、<基幹科⽬群>で⾝につけた専⾨学⼒を発展させ、⾼度な会計の専⾨知識を体系的に修得します。
- <課題研究科⽬群>は最重要の科⽬群であり、2年次の『プレゼミ1、2』、3、4年次の『ゼミナール1、2、3、4』を必修科⽬とし、卒業論⽂につなげていきます。「課題研究」は「基礎科⽬群」「基幹科⽬群」「展開科⽬群」で学んだ、あるいは学んでいる内容を応⽤していくことを⽬的としています。少⼈数の学⽣に対し、⻑期にわたり指導を施すことで、専⾨知識の習得のみならず、社会課題を⾃ら発⾒し、必要な状況を論理的に分析し、それぞれの専⾨の⽴場から⾃ら解決策を提⽰する能⼒を習得していきます。
- さらに、刻⼀刻と変化する会計をめぐる社会環境に適応し、必要な知識を補完する<応⽤科⽬群>を履修することで、その時々の社会状況の要請に応じた専⾨能⼒を⾝に着けます。
- 他に、職業会計⼈を輩出するための専⾨コース「育成プログラム」があり、1年次から開講されます。
関心・態度・人格 【他者と自己を理解し、自発的に踏み出す力】
取り組むべき社会的課題を⾃ら発⾒し、状況の改善や危機管理に⽣かすことができる【課題発⾒⼒】
⾃らの判断で、社会において責任ある意思決定ができる【主体性・実⾏⼒】
職業⼈として恥ずかしくない⼈格、倫理、使命感を有している【⼈格形成・使命感】
対応するカリキュラム・ポリシー
- 企業の社会的責任の重視により、⾼い倫理観と共⽣の視点を持ち、会計⾔語を駆使して問題発⾒・課題解決ができる⼈材が必要とされています。3年次に履修する『企業倫理』では、実社会にチャレンジする前に、倫理観を⾼め、倫理的な知識を習得することができます。
- 1年次に⾏われる⻑期学外学修プログラム「フィールド・スタディーズ」では、社会のパラダイム・シフトに対応する3つの⼈材、①⾃発⾃燃型⼈材、②グローバル⼈材、③地域貢献型⼈材の育成に必要かつ想定外の状況にも対応できる主体性や問題発⾒・解決能⼒などの汎⽤的能⼒を修得します。
思考・判断 【課題を多角的に捉え、創造的に考える力】
必要な情報を⾃ら収集し、論理的に分析することができる【情報分析・論理的思考】
経営上の課題に対して⾃ら状況を分析し、解決策を提⽰することができる【課題解決⼒】
対応するカリキュラム・ポリシー
- 2年次より開始されるゼミナールでは、学⽣間・教員とのディスカッションを通して、多様な考え⽅があること、その多様性を考慮して⾃分の意⾒を作ることの重要性を学び、4年次の卒業論⽂執筆につなげていきます。また、いくつかの講義でも、ディスカッションを意識した内容となり、多様な観点を養っていきます。さらに、有明キャンパスの⽴地を活⽤して、東京国際展⽰場や周辺企業、⽇本銀⾏や東京証券取引所等への訪問・⾒学を通じてアクティブな知の体得を⽬指します。
実践的スキル・表現 【多様な人々のなかで、自らの考えを表現・発信する力】
⾃らの思考を、必要に応じ⽂章、図表、情報機器などを⽤いて的確に表現できる【表現⼒】
組織において他者の意思を尊重しながら、全体をまとめ、リーダーシップを発揮できる【傾聴⼒・リーダーシップ⼒】
対応するカリキュラム・ポリシー
- 表現⼒、傾聴⼒、リーダーシップ、チームワークは、企業や社会では不可⽋の能⼒です。2年次より卒業まで、ゼミナール形式の講義が必修科⽬となっている会計ガバナンス学科では、専⾨知識の修得に加えて、これらの能⼒を修得します。
アドミッションポリシー
会計ガバナンス学科は、会計・簿記・金融・税・データ分析といった専門知識をもとにした、以下のような将来像を描く者の入学を求める
志向性:将来の進路
- 国家資格に基づいた専門職を目指す者(公認会計士、税理士、国税専門官等)
- 国内外の優良企業や金融機関等のビジネス分野で活躍したい者
- 非営利・公共分野等で活躍したい者
- 中小企業の事業承継を目指す者
期待する能力:知識・専門性
高等学校で以下の科目の勉学に励んだ者:
国語、数学、地理歴史・公民(政治・経済、世界史、日本史)、商業科目、情報科目
高等学校で以下の資格取得に励んだ者:
全商簿記実務検定(2級以上)、日商簿記検定(3級以上)、実用英語技能検定(準2級以上)
国語、数学、地理歴史・公民(政治・経済、世界史、日本史)、商業科目、情報科目
高等学校で以下の資格取得に励んだ者:
全商簿記実務検定(2級以上)、日商簿記検定(3級以上)、実用英語技能検定(準2級以上)
期待する能力:関心・態度・人格
- 高度に専門的な会計の知識を身につけたいと考える者
- 営利企業、非営利組織の経営管理に関心を持つ者
- 自らの意思で粘り強く物事に取り組める者
- 企業社会をよくしようという高い志を持つ者
期待する能力:思考・判断
- 必要な情報を自発的に入手する能力を身につけたい者
- 入手した情報をもとに、社会・企業を分析する能力を身につけたい者
期待する能力:実践的スキル・表現
- 自分の考えを整理し、文章、プレゼンテーション等によって、分かりやすく伝えたいと望む者
- 異なる利害を持つ者を、彼ら彼女らの意思を尊重しながら、調整する能力を獲得したいと望む者
- 最終的に、自らを取り巻く社会に影響を与えたいと望む者
学科DATA
取得できる学位
学士(会計学)
入学定員数(2023年度)
90名
キャンパス
1年 | 2年 | 3年 | 4年 |
■2020年度までの入学生
■2021年度以降の入学生
武蔵野キャンパス | 有明キャンパス |
■2021年度以降の入学生
有明キャンパス |
学生男女比 (2022年5月1日現在)
男子212名 | 女子136名 |
61% | 39% |