学生対談 日本文学文化学科ってどんな学科?
恩田 絢介 4年 ※ 新潟県立長岡大手高等学校出身 | 三嶋 純哉 4年 ※ 佼成学園高等学校出身 | 太田 遥香 4年※ 東京都立板橋有徳高等学校出身 | 前田 健吾 4年 ※ 新潟県立長岡大手高等学校出身 | ||
※取材当時の学年です |
さまざまな日本文学や文化に触れることで興味の幅も広がります
恩田:文学部っていうと地味なイメージを持たれがちだけど、実際はそんなことないよね。
太田:女子が多いから華やかさもあるし!本好きな人と共通の話題で盛り上がれるのが嬉しいな。
三嶋:それに、先生がいいよね。週一回の授業でも名前を覚えてもらえるのは誇れると思う。
前田:ゼミの先生と一緒に食事会をすることもあるよ。この間は中世文学に関わるところに行ってみようということで、皆で鎌倉に行った。先生の説明付きで平家物語にまつわるところを巡って楽しかったな。
太田:女子が多いから華やかさもあるし!本好きな人と共通の話題で盛り上がれるのが嬉しいな。
三嶋:それに、先生がいいよね。週一回の授業でも名前を覚えてもらえるのは誇れると思う。
前田:ゼミの先生と一緒に食事会をすることもあるよ。この間は中世文学に関わるところに行ってみようということで、皆で鎌倉に行った。先生の説明付きで平家物語にまつわるところを巡って楽しかったな。
三嶋:いいね。僕は高校の時は野球部で読書はほとんどしてなかったけど、文学部に入ってから本が好きになった。水上瀧太郎の「大阪」とその続編の「大阪の宿」にはハマったね。主人公の身の回りで起きる様々な出来事が当時の大阪の世相や気質を踏まえながら巧みに描かれていて、「大阪の宿」はわざわざ古本屋を回って初版本を探したくらい。
前田:僕は推理小説が好きで、小学生の時は赤川次郎の作品をよく読んでいた。最近読んだのは川口祐海の「イシュタム・コード」っていう小説なんだけど、最後まで結末が分からなくて読んでいて楽しかったな。
前田:僕は推理小説が好きで、小学生の時は赤川次郎の作品をよく読んでいた。最近読んだのは川口祐海の「イシュタム・コード」っていう小説なんだけど、最後まで結末が分からなくて読んでいて楽しかったな。
恩田:新任教師が心を開かない生徒と向き合う、灰谷健次郎の「兎の眼」は感動的だったよ。真の教育とは何かを教えられたような気がして、教員を目指す上で参考になった。
太田:私は、最果タヒの詩にハマってる。言葉は簡単なのに深い心情が感じられて、読む人によって解釈が違うんだろうなって思えるところが好き。自分でも時間が経って読んだらまた違う感覚で読めると思う。
前田:中世文学のゼミを選んだのは平家物語を研究できるからだったけど、今は徒然草の方に興味が向いてるように興味の幅も広がったと思う。
恩田:以前は中古文学に興味があったけど、入門ゼミを通して中世文学の方に関心を持つようになった。司書教諭になるための授業の中でも、中世文学について皆で語り合うブックトークの時間は特に好きだな。
前田:中世文学のゼミを選んだのは平家物語を研究できるからだったけど、今は徒然草の方に興味が向いてるように興味の幅も広がったと思う。
恩田:以前は中古文学に興味があったけど、入門ゼミを通して中世文学の方に関心を持つようになった。司書教諭になるための授業の中でも、中世文学について皆で語り合うブックトークの時間は特に好きだな。
書くこと、考えることがもっと好きになる
太田:私はもともと詩を読むのが好きだったけど、文学部に入ってから自分でも創作するようになったの。良い言葉を思いついたらすぐスマホにメモするとか、日常的に詩と関わるようになった。だから、武蔵野大学が発行している雑誌に自分の詩が載った時はすごく嬉しかった。
前田:書くことが好きになるよね。ゼミの課題のレポートも気が付いたら10枚とかにすぐになってる!
三嶋:自分の論文が先生から認められると嬉しいよね。今日も、この考え方は新しいから少し補強すれば学会に出せるよみたいなことを言われて、ヨッシャ!と思った。
前田:書くことが好きになるよね。ゼミの課題のレポートも気が付いたら10枚とかにすぐになってる!
三嶋:自分の論文が先生から認められると嬉しいよね。今日も、この考え方は新しいから少し補強すれば学会に出せるよみたいなことを言われて、ヨッシャ!と思った。
恩田:僕は授業で「なぜ文学を学ぶのか」「文学とは何か」を考えたことで考える力が身に付いて、考えること自体が楽しくなったよ。
前田:そもそも僕は、高校生の頃に色んな観点から文学を話してくれた先生に憧れていてね。その専門性はどこから来るのかと思った時に、文学部だとその分野に特化してより深く学ぶことができると思って入学したんだ。
三嶋:僕も国文学の専門性を高めるためにこの学科に入ったけど、日本の伝統芸能や書道についても触れることで自分の世界がどんどん広がっていくのが楽しくて仕方ない。将来、中高の教師になったら、前田君が憧れた先生のように生徒に幅広い視点から日本文学の魅力を伝えられると思うよ。
前田:そもそも僕は、高校生の頃に色んな観点から文学を話してくれた先生に憧れていてね。その専門性はどこから来るのかと思った時に、文学部だとその分野に特化してより深く学ぶことができると思って入学したんだ。
三嶋:僕も国文学の専門性を高めるためにこの学科に入ったけど、日本の伝統芸能や書道についても触れることで自分の世界がどんどん広がっていくのが楽しくて仕方ない。将来、中高の教師になったら、前田君が憧れた先生のように生徒に幅広い視点から日本文学の魅力を伝えられると思うよ。
文学部には当然本が好きな人が多く、太田さんが言うように、仲間と共通する話題で盛り上がれる楽しさがありますね。前田君や恩田君のように、授業や友人との会話の中で、それまで全く知らなかったこと、興味がなかったことが実は面白いと気付かされる瞬間もまた楽しい。三嶋君は自分の世界が広がっていくのが楽しいと言っていますが、言語・文学・文化について学ぶことを通じて、それまでの自分には見えなかったものが見え、世界がまるで違ったものとして見えてくるというのが文学部での学びの醍醐味だと思います。その学びを通じて、論理的に考える力と表現力も鍛えられます。あなたも文学部で仲間と楽しく学びながら、言葉によって世界を読み解き、世界に発信する力を身に付けてみませんか。