■小金井07 小金井消防署

■所在地…本町6丁目    
■建築年次…平成10(1998)年
■設計者…高橋 完雄   
■規模…地上4階(地下1階)  
■構造…鉄骨鉄筋コンクリート造
■用途…消防署

平成10(1998)年、東京消防庁開設50周年を機に、国分寺消防署から分離して建てられた新消防署。角をえぐった丸い開口部がこれまでの堅苦しいイメージを覆している。その角には四角い箱と円筒がはめこまれ、訪れる人々を楽しませている。天井高の異なる左右の積層された建物とそれらをつなぐ丸や三角、四角が積み木を思わせ、動きが感じられる建物。(石川)

■小金井02 白地の家

■所在地…前原町5丁目         
■建築年次…1999年
■設計者…田淵 諭           
■規模…2F
■構造…木造
■用途…住宅

外観も内観も白地をベースとした住宅。内部は螺旋階段をもつ巨大な吹き抜けを中心として、生活部分はその周辺に配置される。吹き抜けには絵画や彫刻など思い思いの作品が展示され、あたかも白地のキャンパスに絵を描くように空間を彩っている。この空間こそ、この家のシンボルであり、住み手の意思である。(松井)

■小金井01 みたま堂

■所在地…府中市多磨町4丁目
■建築年次…1993年
■設計者…内井昭蔵
■規模…1F、地下1F
■構造…プレストレスト造+鉄筋コンクリート造+鉄骨造
■用途…納骨堂

多磨霊園内のロッカー式の納骨堂。あの世は現世の逆という考えのもと、死者を象徴する塔を逆立させる意味で、逆円錐形の納骨堂を大地に突き刺した。霊堂内は円錐形のモニュメントを中心に、同心円状に6層に界壁が巡らされる。正面中央の屋根の下には祭壇が設けられ、納骨堂に入らなくともここで焼香する事が出来るようになっている。「いま」を象徴する「終の棲家」。(宮下)

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