■所在地…境南町1丁目 
						■建築年次…明治42(1909)年 
						■設計者…ウィリアム・ヴォーリズ 
						■規模…2F 
						■構造…木造 
						■用途…校舎 
						 
						大学の入口を構成する建物。麻布市役所として利用されていた建物を、昭和12年(1938)この地に移築。クリーム色のペンキ塗りの外壁と、赤い屋根が印象的。日本に西洋建築が入ってきたばかりの時代の貴重な建物。木製の窓枠や板張りの床は、明治の建設当時のままで、ノスタルジックな空間を感じることができる。屋根の上にのった小屋は、戦時中に飛行機を撃ち落とすための銃座としても使われたという。(渡辺)  |