■武蔵野08　武蔵野市千川小学校

■所在地…八幡町3丁目
■建築年次…平成9(1997)年
■設計者…岡田新一設計事務所
■規模…4F(地下1F　塔屋1F)
■構造…RC造
■用途…小学校

美濃焼きタイルの煉瓦の外壁が大きな円状にくり抜かれているのが印象的である。その円状の窓を通して、街からは小学校の授業風景を垣間見ることができ、児童たちは街ゆく人々を観察することができる。内部も学校教育の設備と、地域開放の施設が分けてプランニングされていて、学校と地域がうまく共存できるようになっている。煉瓦の厚い外壁がかもしだす雰囲気とは違って、建物の内外ともに開放的な造りである。(伊藤)

■武蔵野05　0123はらっぱ

■所在地…八幡町1丁目
■建築年次…平成13（2001）年
■設計者…横河設計工房
■規模…2階
■構造…鉄筋コンクリート造
■用途…交流施設　　 　 　

武蔵野市に住む乳幼児とその親のための交流施設。南北に長い長方形の建物で、東側に長いテラスが付いている。ガラスを多く用い、室内は明るく開放的で、子供たちがのびのびと過ごしている。建築的には、硬質なガラス面と、外の柔らかい木々の組み合わせが印象的である。?親しみやすい?はらっぱという名の通り、入口の庇などに葉っぱのモチーフが用いられている。（法福）