3. 小幡諒
3. 島田美空
3. 首藤風葉
3. 梅原花菜
3. 井冨花音
指導教員:水谷俊博・鈴木隆・平田悠・德野由美子・福留愛
工学部建築デザイン学科 2
設計製図 1
学生にとって初めて取り組む建築設計の授業です。5 人の建築家が担当し、「小さな建築」「住宅」
「小規模な公共的な施設」の 3 つの設計課題に取り組みます。諸条件の整理、コンセプトメイク
具体的建築計画、建築デザイン、プレゼンテーションなど、段階を経たエスキスチェックを繰り
返し、最終的な作品制作へつなげていきます。 併せて、建築に必要な図面、図版、模型作成など
のレーニングもおこないます。この後のさまざまな設計活動へつながる出発点ともいえる設計演
習です。また、授業最後に学生各自が、自身の作品を表現した A0 判の大きさの手描きのビジュ
アルの作成をおこない、プレゼンテーションの充実もふまえた総括をおこないます。(水谷俊博)
Design Studio 1
課題1「木々の中に居る」 
おおよそ 2 年前より新型コロナウィルス感染の影響で大変な状況になっているこの最中、 2022 2 24
にロシア軍はウクライナに侵攻し、世界中は更に暗鬱たる状況になっている。なかなかいいニュースが流れて
こない。しかし、これが現実だ。そのような状況の今現在において、人々の(我々のでもいい)場所や建築を
考えることは大切なことではないだろうか。人のすみか・住まい、のことを「住居」というが、本課題では
この「居」⇒「居る」ということに着目したい。敷地は、木々が生い茂った広々とした場所とする(例えば
ウクライナの森でもいい)。東西 50m× 南北 30m 程度の広さを想定して欲しい。その敷地の中に、「居る場所」
を設計してもらいたい(住むことを想定しても構わない)。さまざまなことに、思いを巡らせてほしい(実際、今、
ウクライナには、我々が当たり前に思っている「居る」場所がなくなった人々がたくさんいる)。そして、この
課題を通して、新たな建築(や空間でもいい)の在り方というものを提案して欲しい。
2. 森川颯汰朗
1. 多田真緒里
Mu No.21 2024
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