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配置図兼 1 階平面図 S=1/400
小学生のサッカーチーム、野球チームの試合場所
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CommunityRoad
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駐車場
スイミングスクールバス
停留所
配置図兼 1 階平面図 S=1/400
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CommunityRoad
武蔵野賞
「みらいのわ -50 年後のいま、50 年後のみらい -
 近年、少子高齢化社会の現状から戦後に造られたニュータウンが最も進んでいるとされている。しかし、高
齢化社会において欠点ばかりではないと考えた。ネガティブに捉えられやすい欠点をこの街の利点として捉え
直し、高齢化が進む=住みやすい、歴史があるなどといった利点を地域の人に再発見し、この街の原点である
公民館の分散計画を行う。分散した4つの敷地を通して、これからの暮らし方や在り方など街の存在意義を未
来へ継承していけるのではないかと考えた。
伊藤美紀
卒業制作
今年度は、1/23 に卒業設計学内審査会において全員発表が行われ、武蔵野賞 1 点、優秀作品賞
3点が決定されました。なお、武蔵野賞受賞作品は、武蔵野大学同窓会によるむらさき会賞への
推薦、学生設計優秀作品展(レモン画翠主催)への出展、及びインテリア設計士協会 優秀学生賞
へ推薦がされます。また優秀作品(設計)は別冊卒業制作(近代建築)への掲載、日本建築学会
(AIJ)・全国大学・高専卒業設計展示会への出展、日本インテリア学会卒業作品展への出展をそれ
ぞれ行われます。また 2/8 に行われた公開審査会(MU Review)において最優秀賞・優秀賞に
選ばれた作品には JIA 東京都学生卒業設計コンクール(日本建築家協会主催)へ出展が行われます。
指導教員:風袋宏幸・水谷俊博・伊藤泰彦・伊村則子・金政秀・佐藤桂・太田裕通
工学部建築デザイン学科 4
Mu No.21 2024
26
Mu No.21 2024
27
優秀作品賞
「100 年の叙事詩 - 姫路モノレール跡を未来へ紡ぐ -
寿命の長い土木構築物は単なる物理的な存在でなく、過去の出来事や生活を刻んできた物語の源であると感じ
る。その物語はただ過去にとどまるものではなく、未来へ向かって新たな時を形作る力となる。
鹿野結恋
Mu No.21 2024
28
Mu No.21 2024
29
-150
+150+300
-300
+450
B-B` 断面パース S= 1/300
3600
4200
3600
4200
キッチン
共有スペース居室 A
職員ロッカー
C-C` 断面パース S= 1/300
3600
3600
4200
4200
2400
2400
4200
3600
4200
2400
0
+150 +300 +450
玄関 トイレ ベンチ 集う場 リビング キッチン・ダイニング ハケを眺めるベンチ 職員ロッカー 食堂 住宅 (B) ダイニング
MUReview.indd 1 2025/01/31 8:49:54
配置図兼平面図 S=1/400
畑の広場
コーヒースタンド
農業用倉庫
シェア畑
駄菓子屋
短期店舗
商店
訪問看護拠点
会議室 (D)
会議室 (C)
会議室 (B)
会議室 (A)
焼き芋や餅つきを行う
飲み物を買い、景色の良い
場所で自分時間を過ごす
土地の持ち主の畑で障がい者の就労の場
高齢者のデイケア、地域住民の農業体験
として利用
障がい者雇用の場
子供と関わるきっかけが
生まれる
床屋などが定期的に開店
施設で暮らす中でちょっとした
楽しみの場
旧商店の空き家を
リノベ―ション
日常的に利用される場
この場所から各家庭へ訪問
緊急時に頼れる存在
育児・生活の相談
施設利用者、地域住民が利用可能
本の道
シェアスペース
認知症グループホームと小規模多
機能施設を繋ぐまちの図書館
認知症の進行を遅らせるため、た
くさんの人との会話を日常的に行
う場。
基準レベル A
-150
-150
-150
+150
0
0
0
+150
+150
+150
+300
+300
+300
+300
+700
-300
-300
-300
-300
-450
+450
+450
+450
基準
レベル B
+150
+150
+300
+450
+50 +600
+450
+600
+750
+350
+550
-250
-400
-150
A
A`
B`
C`
B
C
勉強スペース・放課後デイサービス
障がいの有無に関わらず地域の大学生が学習の
サポートを行う。
住宅 (A)
カームダウンルーム
住宅 (B)
まちの食堂
ショップ
まちの工房
大学生対象の賃貸
暮らす中で、高齢者との会話が生ま
れ、お互いが良い刺激を受け合う。
集団生活の中で1人で気持ちを落ち
着ける場所。
2人暮らし。
施設職員の世帯が暮らす。
地域に住んでいることで緊急時に
即座に対応できる。
障がい者の人がまちに貢献する場。
接客から、厨房作業まですべてを行う。
ここに行けば誰かに話を聞いて貰えるような
温かい場。
老人ホームで作った作品や工房で手作り
したものを販売。
自分の得意なことを誰かに認めてもらう。
絵画や陶芸などの芸術作品を
つくる場。
障がい者の人々が自分の世界に没頭
したり、会話の中から新たな作品が
生まれる。
キッチン
居室 A
脱衣所
風呂
洗濯
居室 B
共有
スペース
居間
居室 D
居室 C
居室 E
認知症の人の
中には
1 人でいると
不安になって
しまう人も
いるため、
2人部屋も
用意。
図書カウンター
認知症グループホームの入所者が本の
管理を行う。
職員
ロッカー
職員
ロッカー
居室 B
中庭
中庭
中庭
居室 A
居室 C
キッチン
居間
居室 D
居室 E風呂
キッチン
ダイニング
風呂
地域密着型通所介護
        対象者:要介護、~ 18
         形式:日帰り
地域の住民を対象
通所の中で入浴・食事・機能訓練
などのサービスがある。
既存の通所施設よりも個人の要望や身体的状況を理解して対応。
認知症対応型共同生活介護(グループホーム)
   対象者:認知症 5人~9人程度の少人数ユニット
   形式 : 居住
専門職員からサポートを受けながら共同生活。
入居者ができることは自分で行い、洗濯や料理などの役割を
担いながら暮らす
認知症の進行をゆるやかに
小規模多機能型居宅介護
    対象者:要介護者、宿泊~ 9人、通い~ 15
     形式:通い、宿泊、訪問      
         
個人に合わせた、段階的な対応でサポート。
家族との距離が近く3者の連携を行う。
利用者がいない場合、空き部屋を宿泊施設として利用。
天体観測が趣味の人や大学生が泊まる。
基準レベル Bは基準レベル A+450
売りにして施設化されてい。しかし、そ
れまでの暮らしとかけ離れた生活になってし
い、入所者にとっては大きな負担となった。
現在は町の中で暮らし続けることが可能にな
、親しみ持ったふさと、変わらない人
間関係の中で生活を送ることができる。
本人は環境に合わせた自分を多く持つため、支援を受けるだけ
一方向的な関係性ではな、自分の一部しからないような人
の関係性が必要である。そのため、この場所では「家族」「介護士」
といた枠を越え、近くのかと共有れてい。それにより、
家族という線が点線に変化、外へ漏れ出る。「家族」というこ
までのかたちよりも柔らかさを持、安心感まちが繋がって
く。
かもしれない。しかし、この場所の暮らしはハケによっ
て生まれたを中に発、不由さをけ入れ
暮らして。その集落の根源大切にしながら、高
低差を利し健かな活を与える。ま、野川
ケの間に開発された住宅街は現在河川氾濫時の浸水
に指定されいる、災時の台移動場所と
て日常利用することを想定する。
健康・体力づくり
変化の発見
国分寺崖線とは、立川から田園調布まで広が武蔵野を代表する地
で、古代多摩川が蔵野台地を削取り大きなハケ生まれた。
この崖線によ、水が湧、いものにとっ良好な環境となって
る。その水が崖線下を流れる野の源流の1つとれている。
在は都市化の進行等で、湧水源も湧水量も減少してきている。
野川
国分寺崖線
国立駅 Site
野川
湧水
武蔵野礫層
上総層群
立川礫層
多摩川
仙川
二子玉川駅
京王線
小田急線
関東ローム層
05 揺れがもたらす効果
これまでの高齢者施設は単一空間の連続であった。この設計では、雁行配置とグリッドのずれによって生じる空間の個性を居室や共用空間に
利用する。私的空間とリビングといっ
た公的空間の間に共空間があることによって、心理的状況に合わせた環境を選ぶことができる。異なるグリッドを組み合わせたことで新たな
視線の抜けが発生し、居場所であるこ
とを感覚的に認識させる。
共用部
居室 居室
居室
居室
居室
共用部
豊かな共用部を持つ居室の配置 異なるグリッドを交じり合わせた配置
従来の居室の配置 雁行配置
居室
共用部
商店エリア入り口
片流れの屋根の間を通り抜けていく。
子供から高齢者まで多くの人が通るエントランス
のような広場。
認知症グループホームの居間
勉強スペース・放課後デイサービス
直接庭に出ることができ、施設利用者以外も一緒
に使うことができる縁側で新たな出会いを生む。
遠くに見える山々と住宅に溶け込んだ施設群を上から眺める。
小規模多機能施設の共有スペースの様子
部分的な壁で仕切られながら、
空間が連続していく。
気配を感じる程度の緩やかな繋がり。
小規模多機能施設の居室
座った時は他者の視線が目に入らず、空を見上げ
る開口。通る人の足元だけが目に入り、存在を感
じながら安心して過ごせる。
小規模多機能施設の居室の様子
半開放することができる居室によって、日中は他
者と共に利用。
中庭を介して別の活動を目にする。
10:30 畑のお手伝い
12:30 食堂でランチ
9:00 体操
16:30 散歩
7:00 起床
7:30 朝食
9:30 バイオリン練習
13:30 お昼寝
15:00 ティータイム
18:30 夕食
20:00 天体観測
21:00 就寝
17:30 夕飯作り
19:30 おしゃべり
18:30 夕食
21:00 就寝
10:00 到着・近況報告
16:00 勉強を教える
12:30 ランチ
14:00 かるた大会
11:00 食堂の手伝い
10:00 到着
しいたけの収穫
13:30 食堂でランチ
16:00 帰宅
優秀作品賞
「営みの重なり -ハケに広がるケアする場-
ハケという豊かな土地、大地を変化させた時間、そしてこの場所に立つ 1 人が持つ人生や感情で が出来
ている。それらは厚みや素材の異なる面として積層し、こすれたり、触れたりを繰り返しながら変わることの
ない時間が過ぎていく。繰り返しの毎日の中で、他者の営みの一瞬が私に小さな気づきを与え、変化をもたらす。
そのようなささやかな変化を大切にしながら、人のケアを通して小さな関係性が編まれていく場所。
久田晶子
Mu No.21 2024
30
Mu No.21 2024
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スキマを縫っていくギャラリー
鑑賞したり、通り抜けたり、展示したり
自然を感じる山小屋のような
山側に大きく開いた窓から自然を眺める
落ち着いてほっと一息つきたい時に
家に付け足したガーデンルーム
水を汲んだり、ちょっと休憩したり
キオクを感じる石畳
ものみやぐら
都市的なビル群と住宅群と自然を眺める
細長い路地にも居場所を
×
箱をまねて掲示板になったり、
            アートを展示したり
×
洗濯物干しが連続していき街に溶け込んでいく
アートと出会う空間
外からは中にいる人の足元が見える
テラスを延長させた書斎
天井の低い落ち着いた空間
街の屋根並みを眺める
×
ひとりで作業する空間
柱のあいだをこどもたちが駆け回る
路地に
優秀作品賞
「はみだすモノ、彩るまちかど」
高輪1丁目の「はみだし行為」に着目し、まち全体をデザインした。モノに付け足したり、まねたりすること
でモノを介して小さな豊かさをつくった。こうしてつくるまちはヒトの行為やモノがはみだす豊かさに包まれ、
まち全体が連鎖的に彩られていく。
中川鈴
Mu No.21 2024
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Mu No.21 2024
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「Cycle Station -自転車コミュニティの滞在と通過の起点-
コロナ禍の影響による公園の価値の再認識とシェアサイクルの流行をテーマに「自転車交通の駅のような公園」
を目指す。1 人で利用することが多い自転車利用者にコミュニティの場を与え、通過と滞在の場として心地よ
い空間を提案する。
前田彩花
「港町の波打ちぎわ」
敷地に設定した中之作は、古くから海に関わる生業を中心に形成された集落の構成が魅力的な町です。この地
域の風景や人々の生活を次世代に伝えるため、山ー集落ー海の地続きのつながりを意識した設計手法を丁寧に
構想しました。地域の歴史や風土を尊重しながら、調和の取れた空間を生み出すことを目指しています。
宮田麗
「平時から災害時まで地域住民を支える用途転用できる施設の提案
ー尾鷲市における災害対策型複合施設の設計ー
秦圭佑
「既存の機能に付加価値を付け、平時にはにぎわいを持ち、災害時に活躍できる建築」このコンセプトにしたき
っかけが近年災害が多く起きていて、それらを建築の観点から解決した思いました。災害時の対策用ではなく、
日常の延長線上で対策できる建築です。発災後一週間、入れる避難所にします。
「紡ぐ世代の環」
鈴木健晟
計画地である滝山商店街は、普段は高齢者が多く利用する商店街である。一方、年に一度の夏祭りでは地域の
多世代が集まり、大きな賑わいを見せる。この潜在性を活かし、滝山に新たな生活基盤となる 多世代のため
の生活ハブ ” を提案する。
Mu No.21 2024
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Mu No.21 2024
35
「ブリッジで編む多世代のコミュニティ」
高度経済成長期の東京の深刻な住宅不足を解決するために、多摩丘陵に開発された日本最大規模の多摩ニュー
タウンは建設から 50 年以上経過したことで、少子高齢化に伴い、空き店舗、空き家の増加、住民生活の不便な
どの問題を引き起こした。団地内随所に見られる階段、ブリッジと老朽化した施設を組み合わせて、小さな空
間の楽しさを加える計画をし、団地内に分散していた商店、飲食店を一箇所に集約し、住民の新たな拠点とす
るともに、にぎやかな雰囲気を作り出すことを目的とする。
吉勇
「マチカド共働生活 ー街と地元民とアーティストー
地元青森の地域活性化を建築を通し、ひとやアートを介して行いたいと考えました。県全体で取り組んでいる
アートの街づくりの事業をアーティスト・イン・レジデンスというかたちに変えて、八戸市がより明るく、よ
り楽しい街になるような事業構成と建築を設計しました。
佐々木優花
「街の思い出を掬い、人を結ぶ」
かつて賑わっていた商店街も、今では静けさが広がり、街の色や思い出が消えつつある。そこで分散型宿泊施
設を通じて街並みを守り、人々のつながりを取り戻す建築を提案する。街の場所とデザインを少しずつ掬い取り、
その魅力を紡ぐことで、街の色と記憶を継承し、新たな賑わいを生み出す。街を人を結ぶ灯火として、この建
築が息づくことを願う。
加藤暖菜
優秀作品賞(制作)
「建築教育における遊びながら学べる建築玩具の開発」
近年、ワークショップなどを通じて小中学生を対象とした建築教育が増加しているが、専門的な建築教育は高
等教育段階以降で実施されることが多い現状である。そのため、初学者が気軽に触れることのできる建築教材
はほとんど存在しない。本研究では , 初学者が日本の建築体系について楽しみながら学部ことのできる玩具を開
発することを目的としている。
小原廣之進
「混在した「まち」に作る新たな小道 
ー藩の境にできた空地空間の改善と計画の提案ー
私の地元である福岡県大川市選定し設計した。生まれ育った地を改めて見直し、街歩きや地域住民にインタビ
ューを行ったことで大川市という街の魅力や今後の課題を知ることができた。今回の卒業設計で終わりではな
く、これからは地元大川市のことについて更に知識をつけていきたい。
井口盛周
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