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2020.09.19

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【オンライン開催】第64回日本薬学会関東支部大会

2020年9月19日(土)にオンラインにて第64回日本薬学会関東支部大会を開催します!

 日本薬学会関東支部大会は、関東地区の大学、企業・公的機関、病院・薬局に所属する学部・大学院学生を含めた若手の研究発表と参加者の交流を主たる目的に、毎年開催される重要な行事の一つであります。今年度は、新型コロナウイルス感染症の拡大から例年と同様に学会会場(対面形式)において開催することは困難と考え、当初は中止あるいは延期を検討しました。しかし、学術の発表と交流の機会を失うことは大きな問題であるとの認識から、2020年度の第64回日本薬学会関東支部大会[9月19日(土):武蔵野大学]は、「インターネットを利用したオンライン開催」として、準備を進めてきました。

 この新型コロナ禍で研究活動が制約される状況下にあって、一般演題(口頭とポスターによる発表)への応募は、例年の約300よりは少ないものの、239件に達しました。加えて、支部大会独自企画による6つのシンポジウムと若手シンポジウム、さらに、関東支部奨励賞受賞講演、ランチョンセミナーもすべてオンラインで開催します。また、オンラインの実施に際しては、日本薬学会がG suite for Nonprofits(グーグル社)の適用を受けて、ClassroomとMeetを基本プラットホームとして初めて本支部大会で利用することになりました。大会参加者には、共通ドメインをもつアカウントを予め発行し、当日はその共通ドメインをもつ登録者のみがオンライン大会に参加可能となるようなセキュリティー対策を講じています。

 今年度のテーマは『令和新時代の薬学アイデンティティーを考える』としました。近年の科学技術の進歩によるAIの進出、創薬・医療業界のグローバル化、患者のための薬局ビジョンとしての新しい認定薬局導入に見られる医療制度の改革など、薬学を取り巻く状況は大きく変化しつつあります。さらに、今般の新型感染症蔓延への対策に向けて、薬学分野の研究者や薬剤師が果たす役割は益々重要となっています。オンライン方式での学会開催を体験して頂き、新たな学会の開催形態に向けて課題の共有と発展につながれば幸いです。インターネットで結ばれた皆さんが、本関東支部大会での成果発表や熱い討論を通して、令和新時代の薬学アイデンティティーを考える場となり、薬学および関連分野の研究と教育の進歩・発展に大きく貢献することを期待しております。

 第64回日本薬学会関東支部大会 組織委員長
 武蔵野大学 薬学部長
 堅田 利明

大会概要


会 期 2020年9月19日(土)
会 場オンライン開催
主 催日本薬学会 関東支部
(武蔵野大学 薬学部)
テーマ令和新時代の薬学アイデンティティーを考える
大会組織委員

組織委員長:堅田 利明(武蔵野大学薬学部)

実行委員長:大塚  誠(武蔵野大学薬学部)


※大会プログラム・スケジュールなど、詳細につきましては関連リンク内特設ページを御覧ください。

関連リンク

第64回 日本薬学会 関東支部大会 特設ページ[外部サイト]
http://shibu.pharm.or.jp/kanto/shibutaikai_64/
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