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2021.01.11

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第5回 武蔵野大学しあわせ研究所シンポジウム「不可避な病災害のなかでのしあわせ学」序説

第5回 武蔵野大学しあわせ研究所シンポジウム
「不可避な病災害のなかでのしあわせ学」序説

開催日時 2021年1月11日(月・祝日)
13時00分~18時30分


【重要】
コロナウィルス感染拡大に伴い、本シンポジウムはオンラインのみの開催に変更となりました。オンライン参加につきましては事前申込は不要となっております。下記の<オンライン視聴方法>をご参照の上ご参加ください。


<オンライン視聴方法>

下記URLにてライブ配信をご視聴いただけます。
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_KIELd0-bQxOqJ7CSRH5Vwg
 
【オンライン視聴における注意事項】
 

プログラム

開会挨拶・趣旨説明

 西本 照真 氏(しあわせ研究所所長、武蔵野大学学長)
 
<モデレータ>
 一ノ瀬 正樹氏(しあわせ研究所主任、武蔵野大学教養教育部会教授)

基調講演

「新型コロナウィルス 終息までの展望」
 水谷 哲也氏(東京農工大学農学部附属国際家畜感染症防疫研究教育センター長)
 <発表要旨>
2020年新型コロナウイルスは人々の生活様式を大きく変えてしまいました。日本では冬になり第3波に突入しました。
このように感染拡大しているコロナウイルスを終息させるために必要なことは何でしょうか。ワクチンは安全でしょうか。
特効薬はできるのでしょうか。そして、いつごろ終息を迎えることができるのでしょうか。
私たちが日常を取り戻すためにできることについてわかりやすく解説いたします。

講演1

「新医薬品の承認審査ー感染症領域を中心にー」
 永井 尚美氏(武蔵野大学 薬学部 教授)
 <発表要旨>
新型コロナウイルス感染症に対するワクチンや治療薬の開発が急速に進められ、SARS-CoV-2による感染症を効能・効果として承認されたレムデシビルに続き、ワクチンの実用化も視野に入ってきました。本シンポジウムでは、感染症領域を中心に新薬の開発や承認審査の概要について紹介いたします。感染予防や重症化を回避するための医薬品等が有するベネフィットとリスク、適正な使用に関する知識と理解を深める一助となれば幸いです。

講演2

「鴨長明の『方丈記』と災害」
 藤原 克己氏(武蔵野大学 文学部 教授)
 <発表要旨>
『方丈記』のあまりにも有名な冒頭の文章「ゆく河の流れは絶えずして……」は、無常一般の詠嘆ではない。「ゆく河」は「玉敷の都」の比喩であり、『方丈記』は宮廷貴族社会から疎外された長明が、都市の崩壊を目の当たりにした経験にこだわり続け、ついに方丈のシンプルライフにたどり着いた軌跡を綴った(そのように構成した)随筆である。そこには、持続可能な社会の時間のあり方として私たちが学びうるものがある。しかし、私たちがこの作品からは学びえない現代社会固有の問題があることをも見定めたい。

講演3

「自然の脅威とリジリエンス」
 中板 育美氏(武蔵野大学 看護学部 教授)
 <発表要旨>
COVID19の感染拡大が公衆衛生と経済の両方を脅かしている。我が国はロックダウンの法的手段がない中で、社会的信頼・結束という強み、優れた結核対策の実績を踏まえた接触追跡システム、効果的検査、知識の普及を迅速に導入し、パンデミックに対応している。一方、収束の見通しもたたず、閉塞感や誰かわからない感染者への差別や偏見、経済不安など心理的反応を生じさせる可能性に晒され人々は傷ついている。経済や社会が大きな衝撃に立ち向かえる力、受けてもそこから立ち上がる力(レジリエンス)が必要である。看護の役割、公衆衛生看護の視点でのレジリエンスのサポートを考えてみたい。

講演4

「仏教と疫病の歴史」
 日野 慧運氏(武蔵野大学 人間科学部 准教授)
 <発表要旨>
疫病の原因解明とその対策は、近現代においては科学の領域であるが、それ以前の時代には宗教がその任を担うことも多かった。かつて日本において、仏教が病、とくに疫病をどう説明し、どのような対策を講じたかを、古代中世の事例と、当時重視された経典の記述を手がかりにしながら紹介する。それを通じて、現在新型コロナ禍の中にあるわれわれにも響く智慧を汲み取ることを目指す。

講演5

「新型コロナウイルス問題における倫理」
 一ノ瀬 正樹氏(武蔵野大学 教養教育部会 教授)
 <発表要旨>
新型コロナウイルス問題は、私たちの社会に対して、感染予防策とその終息とを要請することになった。それだけに集中して実施し、他に副次的問題が発生しなければ、問題解決はシンプルであろう。自粛して撲滅させればよいだけである。けれども、そのような自粛を行うことは、私たちの社会に特有の倫理的問題を生み出してしまう。たとえば、都市をロックダウンすることで、その範囲内に住む未感染者を大きな感染のリスクに曝す。また、自粛を要請された企業などの損失に対して、社会として補償すべきかどうか、といった問題も発生する。とりわけ、感染予防策を特に採らなかった企業に対して果たして補償する責務が社会にあるのか、といった問題が出てくる。これらは、「義務論/功利主義(大福主義)」といった伝統的な倫理的アプローチを、実際の「公共の福祉/個人の権利」という緊張状態に対してどのように適用できるかという、倫理学にとっての試練となる問題圏である。その一端について問題提起をして、ありうべき道筋を探ってみたい。

パネルディスカッション

 パネリスト
 水谷 哲也氏 永井 尚美氏 藤原 克己
 中板 育美氏 日野 慧運氏 一ノ瀬 正樹

閉会挨拶

 石上 和敬 氏(しあわせ研究所副所長、武蔵野大学副学長)

お問い合わせ

武蔵野大学 有明キャンパス
大学事務部 学部事務課(担当:柚口・平野)

〒135-8181 東京都江東区有明三丁目3番3号
TEL:03-5530-7730(事務取扱時間 月~金 8:45~17:15)
E-Mail:gakuji@musashino-u.ac.jp
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