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プロフィール

No.006
経営学部
経営学科 3年
壬生田 茉莉さん

子どもへの外国語教育を通じて多様性社会を実現する

について

2022年に「ACE(Ariake Communication /Children  English)」という同好会を立ち上げ、こども食堂をはじめとした小学生以下の子どもと関われる場所で、 異文化に触れてもらう ワークショップを実施しています。

2022年2月・3月に無印良品 東京有明のこども食堂で簡単な英単語の穴埋めを掛け合わせた ぬり絵のワークショップを実施したのが活動の始まりです。4月にはビンゴゲーム、5月にはメッセージカード作り、6月には貼り絵を行いながら色や形に関する英単語に触れてもらうなど、月に1回遊びを通して英語に楽しく触れてもらえるようなワークショップを企画・実施しています。

また、2022年7月には武蔵野大学附属 有明こども園で異文化ワークショップを行いました。実施内容は鬼ごっこ、国旗の神経衰弱、What Time Is It Mr. Fox(だるまさんが転んだのようなゲーム)です。初回であったため、まずは子どもたちと仲を深めることを目的に行いました。緊張と不安でいっぱいでしたが、ゲームを通じて楽しくコミュニケーションをとることができました。子どもたちが自分達の話した英語を繰り返して発音してくれて、適応力に感動しました。今後も定期的にこども園を訪問して、さまざまな取り組みをしていく予定です。

ACEを立ち上げたのは1年生のときから参加していた学内のピアサポート英会話において、7人の仲間と異文化に触れることの素晴らしさを広めたいと思ったことがきっかけです。私は幼少期から異文化に触れる機会が多く、高校生の時にはアメリカのコネチカット州への交換留学、大学ではピアサポート英会話のほかにGLP(グローバル・リーダーシップ・プログラム)にも参加しています。そのような経験を通して、様々なバックグラウンドや価値観を持つ方と出会い対話することは楽しく、多角的視点を持って行動したいと考えるようになりました。国際課の方にこども食堂の存在を教えてもらったこと、コロナの状況により1、2年次に思うように活動ができなかったことから、これまでの経験を活かして子どもたちに異文化に触れてもらう機会をつくりたいと思いました。

今後の

今まで子どもと関わる機会もワークショップを実施する機会もなかったため、当初は上手くコミュニケーションをとることが大変でした。現在もメンバー間で振り返りを毎回行い、ブラッシュアップしながら活動を行っています。現在は留学生も多く参加してくれて楽しく、個性あふれた同好会になっています。

こども食堂ではワークショップだけなく、受付や配膳などもACEが担当しています。そのため、ワークショップの計画や準備だけでなく、無印良品さんとの調整やACEメンバーのチームマネジメントにも力を入れています。今後は自分たちの代が卒業しても、持続的に活動を続けることができる同好会をみんなでつくりあげていきます。それに伴って自己満足にならぬよう子どもたちに楽しんでもらうことを大前提として、抵抗感なく英語をはじめとした異文化に触れてもらうような場をより多く提供していきたいです。 

また将来は海外と関わる仕事に携わりたいと考えています。もちろん人はそれぞれ考え方や価値観が異なります。しかしながらそれに面白さを見出し、様々な価値観や違いを認め合っていくことが大切だと考えています。異なる意見を持つ人と関わり、自分の考えを見つめなおすことができるのも楽しいです。ACEの活動でこどもたちに外国語教育を通じて様々な考え方や価値観を持つ人がいることを知ってもらい、多様性の認められる社会を作っていきたいです。

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