「世界の幸せをカタチにする」
学生たちの挑戦 Vol.6

2017.11.1 <世界の幸せをカタチにする。><学生たちの挑戦>

台北・The RIVIERA Hotel×武蔵野大学
〜海外長期インターンシップ〜

台湾は、東南アジアの主要都市へのアクセスも良く、海外企業が多く拠点を構え、アジアにおけるビジネスハブとしての役割も担っています。

「経済自由モデル地区」と呼ばれるエリアでは、産業自由化および海外の企業と協働し、ビジネスクラウドサービスなどの新形態のビジネス開発が行われ、アジア屈指の経済エリアとして、国内外からたくさんの人が集まり熱気に包まれています。

本学の海外長期インターンシップの派遣先のひとつ、The RIVIERA Hotelは台北市内にあり、毎年学生が就業体験を通じて語学とホスピタリティを学んでいます。

RIVIERA

一流ホテルからホスピタリティを学ぶ。
リビエラホテルインターンシップ

2017年で4年目に突入した台湾を代表する一流ホテルでのインターンシップ。
これまでに25名の学生が参加し、インターンシップでの学びを活かし、志望する業界への就職につなげるなど、それぞれが描いていた夢をカタチにしています。本年度は、8月9日〜9月12日の間に、ホスピタリティ産業ゼミ*1に所属する2年生2名が参加。選抜の基準をクリアした2名の学生は、リビエラホテルのフロントセクションとレストランセクションに配属され、日々の業務に臨みました。

挨拶やお客様をお迎えするときの姿勢、歩き方などの基本姿勢に加え、お客様の視線や行動から次の対応を考えるなど、プロのホスピタリティの基礎を教えていただきました。

最終週には、ホテルの仕事を実際に体験して学んだことや、自分たちが感じた「もっとお客様に喜んでもらえるのでは?」といった提案をGeneral ManagerのJack Ho氏をはじめとする各セクションのマネージャーたちに向け中国語と英語でプレゼンテーション。2名の学生は、たくさんの課題に直面しながらも、文化の違い、言葉の壁を超え、1カ月間働き抜きました。

「言葉の壁はあったけど、表情や目線で何を求めているかわかるようになった」「海外への道が拓けた気がする。留学にも挑戦してみたい」と、自身の成長やこれからの目標を、自信を持って口にしています。

リビエラホテルインターンシップ

*1. 大学と企業・自治体・団体が連携し、学科横断のゼミ形式の授業と、連携先での長期インターンシップやフィールドワークを行うサブ・メジャーゼミの1つ。2・3年次の2年間、各学科での主専攻(メインメジャー)に加え、副専攻(サブメジャー)として関心のあるゼミに参加することができる。社会のニーズを取り入れながら、研究者(大学)と実務家(企業・自治体等)とによる協働開発で教育プログラムを構築していくのが特長。

自信を持てば、積極的になり、もっと成長できます。

Jack-Ho氏

リビエラホテルのスタッフは、情熱を持ってお客さま一人ひとりと向き合うことを大切にしています。ですから、チャレンジングに今回のインターンシップに参加した学生たちを歓迎しています。
中国語や英語、ホテルの仕事など、慣れないことばかりだと思いますが、小さなことでも最初から最後まで主体性を持ち、しっかりとやりぬき、一つでも多くの自信に変えてほしいです。
スタッフも私も応援しています。
ホスピタリティは、将来どの業界で働くことになっても求められる大切な資質です。
ここで学んだことを帰国してからも磨き続けてほしいと思っています。

リビエラホテル台北
General Manager
Jack Hoさん

台湾を、アジアを、世界をもっと知りたい。

国と国を繋ぐ架け橋になりたいと思い、グローバル学部で勉強しています。
リビエラホテルでのインターンシップで、中国語で少しは自分の意志を表現できるようにもなりましたし、お客様に喜んでもらうために何ができるかを考えるホスピタリティの姿勢は世界で共通のものだと実感もできました。
残りの学生生活で、台湾についてもっと深く知りたいですし、以前から挑戦したいと思っていた、英語圏への留学や、アジアのほかの国のことも勉強し、世界をもっと知りたいと思っています。

グローバル学部グローバルコミュニケーション学科 2年
松田 知恵さん

松田知恵さん


リビエラホテルで学んだことを、国内のホテルで実践したい。

辛木田有紗さん

ホテル・航空業界を志望していて、現役で活躍されている方々から学べるホスピタリティ産業ゼミに入りました。
今回参加したインターンシップでは、一緒に働くホテルスタッフの近くにいるようにして、中国語での会話に慣れるように心がけました。
カフェでの仕事で、自分の考えを伝えようとしても、言葉が出てこなくて、悔しい思いをしました。語学のスキルとサービスの経験がもっとあれば伝えることができたかもしれません。
来年の4月には、国内のホテルでインターンシップに参加します。
今回の経験を整理して、台湾では出来なかったことに挑戦したいですし、海外と日本のホスピタリティの違いはあるのかなど学びたいと思います。

グローバル学部グローバルコミュニケーション学科 2年
辛木田 有紗さん

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