日本語教員養成課程

日本語教員養成課程は、日本語を母語としない人に日本語を教える教員の養成を目的としています。近年のグローバル化の進展による国内外の日本語学習者の増加や、それに伴う学習ニーズの多様化に対応した日本語教員の養成が、社会から大いに期待されています。また、日本語教育は、日本と諸外国の国際交流を活発にし、日本に対する理解を深めるために大きな役割を果たしています。

したがって、日本語教員には、日本語を的確に運用する能力、学習者にわかりやすく伝えるコミュニケーション能力、日本語と言語に関する知識、言語を教える専門的知識・能力のほかに、異文化対処能力や幅広い教養と豊かな人間性が必要とされます。

1.履修方法

本学の日本語教員養成課程を修了するためには、日本語教員養成課程の定める科目を履修し、単位を修得しなければなりません。

2.履修登録

4月の履修登録時に、日本語教員養成課程も併せて登録してください。原則として2年次・3年次の2年間にわたって履修します。

3.資格課程費の納入

履修を希望する者は、原則として2年次、3年次の4月にそれぞれ資格課程費30,000円を納入しなければなりません(グローバル・コミュニケーション学科を除く)。
なお、履修中に放棄したり、単位未修得になった場合でも、資格課程費の返還はできません。
また、指定された期日までに資格課程費の納入がない場合は、一度履修が認められた科目でも履修削除となります。

4.「日本語教育実習」の履修資格および実習費

「日本語教育実習」の履修者は必修科目の「日本語教授法概論」を修得していなければなりません。
なお、「日本語教育実習」の実習費は、実習前もしくは実習中に別途徴収します。

5.修了証書

卒業時に「日本語教員養成課程修了証書」を交付します。

日本語教員養成課程(平成26年度)

科 目開講学年単位備考
必修選択
日本語の教授日本語教授法概論24  
日本語実践教育34 4 
日本語教育学各論4 4 
日本語教育実習
(演習・集中)
34  
日本語の構造日本語学概論244 
日本語学各論464 
ゼミ/Seminar A32グローバル・コミュニケーション学科のみ履修可能
(日本語教育関連ゼミのみ)
ゼミ/Seminar B32
音声学基礎22 
世界と日本グローバル・プロジェクト
/Global Project
362グローバル・コミュニケーション学科のみ履修可能
異文化コミュニケーション14 
教育法規(日本国憲法)22 
憲法2(人権)12 
国際関係論32 
アジア政治論32 
合計 28  

日本語教員養成課程(平成25年以前入学)

科 目開講学年単位備考
必修選択
日本語の教授日本語教授法概論24  
日本語実践教育344 
日本語教育学各論44 
日本語教育実習
(演習・集中)
34  
日本語の構造日本語学概論284 
日本語学各論44 
ゼミ/Seminar132グローバル・コミュニケーション学科のみ履修可能
(日本語教育関連ゼミのみ)
ゼミ/Seminar232
音声学基礎22 
言語学日本語研究(言語学)1A2・344 
日本語研究(言語学)2A2・34 
日本語研究(言語学)1B3・44 
日本語研究(言語学)2B3・44 
世界と日本日本事情1142留学生のみ(グローバル・コミュニケーション学科除く)
日本事情212
異文化コミュニケーション14 
教育法規(日本国憲法)22 
憲法Ⅱ(人権)22 
国際協力論22 
合計 28  
※なお2年次以上の科目は平成24年度以降、有明キャンパスにて開講されます。
「異文化コミュニケーション」は武蔵野キャンパスのみとなりますので、ご注意ください。

日本語教員養成課程履修内規

第1条 日本語教員養成課程を修了するためには、大学学則第22条の7別表6に定める単位を修得しなければならない。
第2条 日本語教員養成課程を履修するためには、別に定める履修費を納入し、履修登録をしなければならない。
第3条 日本語教育実習を履修するためには次の要件を満たさなければならない。
(1)日本語教授法概論を履修し、その評価がB以上であること。
(2)別に定める日本語教育実習費を納入すること。
第4条 日本語教授法概論については、単位修得後評価を改善するための再履修を認める。
第5条 健康上の理由、または懲戒その他の理由などにより教授会が不適と認めた場合は、日本語教育実習を許可しないことがある。

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