教職課程とは、教員に必要な教育職員免許状を取得するための課程です。
この課程は、将来教員になるという強い意志をもつ学生のためのカリキュラムです。履修者は、学科の卒業要件を満たす必要があるほか、多くの授業科目の履修、学外での実習および事務手続きを行うことが必要です。
免許状の種類 | 基礎資格 | 教科(養護)に関する科目 | 教職に関する科目 | 教科(養護)又は教職に関する科目 |
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養護教諭1種 | 「学士」の学位を有する こと。 | 28 | 21 | 7 |
免許法施行規則に定められている科目 | 単位 |
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日本国憲法 | 2 |
体 育 | 2 |
外国語コミュニケーション | 2 |
情報機器の操作 | 2 |
免許状の種類 | 実習校の種別 | 実習期間 | 実習時期 |
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養護教諭1種 | 小学校、中学校または高等学校 | 4週間 | 5月~11月 |
免許状の種類 | 実習期間 | 教育実習費 |
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養護教諭1種 | 3~4週間 | 23,000円~29,000円 |
参考資料:文部科学省初等中等教育局教職員課
平成19年6月の改正教育職員免許法の成立により、平成21年4月1日より教員免許更新制が導入されることになりました。
教員免許更新制は、その時々で教員として必要な資質能力が保持されるよう、定期的に最新の知識技能を身に付けることで、教員が自信と誇りを持って教壇に立ち、社会の尊敬と信頼を得ることをめざすものです。
今後の教員免許制度については、必ず文部科学省からの情報提供をご確認ください。
免許法施行規則に定められている科目 | 本学で開講している科目 | 単位数 |
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衛生学及び公衆衛生学 (予防医学を含む。) | 公衆衛生学② 健康環境論② 疫学総論② | 6 |
学校保健 | 学校保健② | 2 |
養護概説 | 養護概説② | 2 |
健康相談活動の理論及び方法 | 地域看護論1② 看護実践統合演習1① | 3 |
栄養学(食品学を含む。) | 臨床栄養学① 栄養学① | 2 |
解剖学及び生理学 | 体の働き1(形態)① 体の働き2(機能)① | 2 |
「微生物学、免疫学、薬理概論」 | 疾病治療論4(感染と免疫)② 薬理学② | 4 |
精神保健 | 精神看護論1① 精神看護論2② | 3 |
看護学 (臨床実習及び救急処置を含む。) | 看護学概論② 成人看護論1① 基礎看護実習② 基礎看護実践論1(看護実践の基礎)① 基礎看護実践論2(ヘルスアセスメント技術)② 基礎看護実践論3(生活行動援助技術)② 基礎看護実践論4(看護実践基礎技術)② | 12 |
合 計 | 36 |
免許法施行規則に定められている科目 | 本学で開講している科目 | 単位数 |
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養護又は教職に関する科目 | 「養護に関する科目(28単位)」及び「教職に関する科目(21単位)」の最低修得単位数を超えた単位を充当することができる。 | 7単位 以上 |
免許法施行規則に定められている科目 | 本学で開講している科目 | 単位数 |
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日本国憲法 | 「社会の仕組みを学ぶ①法学(日本国憲法)」 ② | 2 |
体育 | 健康体育1① 健康体育2① | 2 |
外国語コミュニケーション | 英語1B① 英語1D① | 2 |
情報機器の操作 | コンピュータ基礎1① コンピュータ基礎2① | 2 |
免許法施行規則に定める科目 | 単位数 | 本学で開設している科目 | 開講学年 | 開講期間 | 単位数 | 備考 | |||
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科 目 | 各科目に含める必要事項 | 必修 | 選択 | ||||||
第2欄 | 教職の意義等に関する科目 | ・教職の意義及び教員の役割 ・教員の職務内容(研修、服務及び身分保障等を含む。) ・進路選択に資する各種機会の提供等 | 2 | 教師論 | 1 | 前期 | 2 | ||
第3欄 | 教育の基礎理論に関する科目 | ・教育の理念並びに教育に関する歴史及び思想 | 4 | 教育原理 | 1 | 後期 | 2 | ||
・幼児、児童及び生徒の心身の発達及び学習の過程(障害のある幼児、児童及び生徒の心身の発達及び学習の過程を含む。) | 発達と学習 | 1 | 前期 | 2 | |||||
・教育に関する社会的、制度的又は経営的事項 | 学校の制度 | 2 | 前期 | 2 | |||||
第4欄 | 教育課程に関する科目 | ・教育課程の意義及び編成の方法 | 4 | 教育課程論 | 2 | 後期 | 2 | ||
・道徳及び特別活動に関する内容 | 道徳教育の研究(特別活動を含む) | 3 | 集中 | 2 | H22入学生用 | ||||
道徳教育の理論と方法(特別活動を含む) | 3 | 集中 | 2 | H25~H23入学生用 | |||||
・教育の方法及び技術 (情報機器及び教材の活用を含む。) | 教育方法とコンピュータの活用 | 3 | 集中 | 2 | |||||
生徒指導及び教育相談に関する科目 | ・生徒指導の理論及び方法 | 4 | 生徒指導(青年心理を含む) | 2 | 前期 | 2 | H22入学生用 | ||
生徒・進路指導論 | 2 | 前期 | 2 | H25~H23入学生用 | |||||
・教育相談(カウンセリングに関する基礎的な知識を含む。)の理論及び方法 | 教育相談(カウンセリングを含む) | 1 | 後期 | 2 | |||||
第5欄 | 養護 実習 | 5 | 養護実習 | 4 | 集中 | 5 | 事前・事後指導を含む | ||
第6欄 | 教職実践演習 | 2 | 教職実践演習(養護教諭) | 4 | 後期 | 2 |
第1条 養護教諭1種免許状を取得する目的で教職課程を履修するためには、1年次より別に定める資格課程費を納入し、資格登録をしなければならない。
第2条 養護実習・教職実践演習を履修するためには、前年度までに次の各号の要件を満たさなければならない。
第3条 前条第1項第1号に掲げる「教職に関する科目」については、再試験を行わない。
第4条 教員採用試験を受験する2年次生以上の学生は、教職研究センター事務室に毎年申請し、模擬試験・教職特別講座等に関する指導に従わなければならない。