武蔵野大学 > 経済学部 > 経営学科

 経営学科


1 経営学科の使命

経営学科は、「高い倫理観と志をもって、社会貢献と自己実現を目指し、ビジネス(実業)分野および公共分野で活躍できる有為な人材を育成する」ことを、使命としています。

現代の企業は、単に自社の利益を目指すだけではなく、社会全体の利益に配慮し、社会に貢献する姿勢が問われています。企業経営におけるこうした現実面の要請と武蔵野大学の建学の精神とを踏まえ、経営学科は、グローバル化した経済社会における新しい企業のあり方を追求し、専門教育を通して、将来、国際社会の一員として企業活動等を通じて社会に貢献できる有為な人材を育成し、世に送ることを目指しています。

2 履修の指針

経営学科では、1年次は、武蔵野大学の教育方針に従って、主に武蔵野BASISの諸科目を武蔵野キャンパスで学ぶことになります。英語をはじめとする多くの教養科目は、専門科目の基礎となるだけでなく、人生そのものの基礎ともなりうるものですから、しっかり習得しましょう。もちろん専門科目の一部も配置されています。経営学科の全教員がリレー方式で担当する「経営学基礎」のほか、「経営学概論1・2」「簿記1・2」などの講義があります。いずれも経営学科の基本をなす科目ですから、すべてをしっかり習得してください。

また2年次に進学すると、経営学科生は有明キャンパスに移り、各自が自分の意志で、履修科目を組み立てていくことになります。その際、ぜひ役に立てて欲しいのが、履修モデルです。

「履修モデル」(資料1)は、経営学科生が自分の希望する進路(キャリア)を実現するうえで最も効率的な学習ができるように、進路別に専門の講義科目を系統化したものです。履修モデルでは、一般に経営学科の出身者が進むであろう主要な8分野を、具体的に提示しています。自分の希望する進路を見据え、可能な限り履修モデルに従って、「専門科目のモジュール」(資料2)に含まれる講義科目を、自分なりに組み立てて体系的に履修していくようにしてください。講義を系統的に履修し、専門知識やスキルを体系的に積み上げていくことが、結局は、将来の希望進路への最短の道となるからです。

3 教育の特色

(1)ゼミナール制度

経営学科では、「質」を重視した武蔵野大学ならではの教育体制を準備しています。その一つが「ゼミナール」制度です。ゼミナールとは「演習」という意味のドイツ語(英語では「セミナー」)であり、その名の通り、教えを一方的に受けるのではなく、「みずから実践的に学ぶ場」として設置されています。

まず2年次後期に、「プレゼミ」が配置されています。プレゼミには、個々の教員がそれぞれの専攻を活かしながら独自に運営する「個別プレゼミ」と、経営学科の全教員が共同運営しグループワークやプレゼンテーションを取り入れた「総合プレゼミ」の2種があります。後者は、本学経営学科に特有のゼミといえるものです。また3年次からは、2年一貫の専門ゼミナールが配置されています。専門ゼミナールにも、「個別ゼミ」と「総合ゼミ」の2種があります。

(2)コミュニケーションの重視

経営学科では、ゼミナールのみならず講義においても、学生と教員との間のコミュニケーションを重視しています。わからない点があれば、積極的に質問し、また講義中に教員が投げかける質問には積極的に答えるように努力してください。講義は、「双方向」であってこそ、学生にとっても教員にとっても楽しく充実したものとなります。

なお、学科から学生への必要な連絡事項は、基本的に大学の情報システムであるMUSCATを通じて行いますから、つねに注意し見落とすことのないようにしてください。

(3)立地を生かした実践教育

経営学科では、有明キャンパスの立地の有利性を教育面にも取り入れる努力をしています。ゼミナールや講義の中で、随時、国際展示場や周辺の企業等への訪問・見学の機会を設けるようにしていますので、積極的に参加し、社会人としての心構えやマナーを実地に身に付ける努力をしてください。

(4)自己実現の後押し

大学は、自分の将来を設計する場でもあります。向上心を持って日々努力する姿勢が、目指す自分の将来像を実現することになります。経営学科では、その支援策の一つとして、資格取得を奨励する「学科表彰制度」を設けています。学年ごとに、一定の目標基準を定めていますので、ぜひチャレンジして自分自身を高めていく努力を継続してください。
法学部
経済学部
文学部
グローバル・コミュニケーション学部
政治経済学部
人間科学部
環境学部
教育学部
薬学部
看護学部
大学院
日本語教育課程
専攻科
PAGE TOP