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人間科学部

大学の理念・基本目標

大学の理念

 仏教精神を根幹として学識、情操、品性ともにすぐれた人格を育成するとともに、学問の研究を深め、日本文化の進展に寄与する。

大学の基本目標

 武蔵野大学は、無数の縁からなる自己と社会に目覚め(Awakening)、共創できる実践力を鍛え(Link)、次代を切り拓く(Growth)

人間科学部の理念

  • 仏教精神を根幹として学識、情操、品性にすぐれた人格を育成するとともに、人間が直面する歴史的・社会的諸課題を、心理、生命、社会、福祉などの側面から科学的に理解し、実践的に解決できる人材を育成する。

 2012年4月、これまでの人間関係学部を名称変更し、新たに人間科学部が誕生しました。
人間科学部では、人間に関する最先端の科学的研究について学びを深め、人間存在の全体像を多角的に探求することによって、真に人間尊重の立場を確立した人材の育成を目指すと同時に、人間が抱える歴史的・社会的諸課題の解決を目指して的確な判断力、解決力を行使し得る総合的な人間力を備えた人材の養成を目的としています。人間科学部は、人間科学科と社会福祉学科の2学科から構成されています。人間科学科では、人間の心理、生命、社会を中心に人間に関する科学的な理解を深め、人間が直面する諸課題を人間尊重の立場にたって実践的に解決できる人材の輩出を目指しています。社会福祉学科では、人と社会の共生を実現しようとする人格を育成するとともに、社会福祉またはこれに関連する実践的で専門的な知識と技術を持つ人材の育成を目指しています。
人間科学部を設置した趣旨は次の2点にあります。第1には、人間に関する諸科学が、人文科学、自然科学、社会科学の各学問分野に分断され、個別化・細分化の方向に進み、隣接領域との関連が希薄になり、人間に関する総合的な学問「知」が閉塞しつつあります。このような傾向を改め、人文科学、自然科学、社会科学を総合した多面的な人間理解を目指した学問を構築していく必要があります。従来の人間関係学部において十分に位置づけられていなかった生命科学等の自然科学の分野からの人間研究の成果も積極的に取り入れ、より総合的な人間理解を目指します。
第2には、現代の社会は科学技術が高度に発達し生活が利便化する一方で、ますます人間が疎外される状況が生じつつあります。ストレスや不安の高まりとともに心身の病気の慢性化、重篤化が進行しています。いじめや虐待の深刻化、青少年の無気力化、そして、自殺者が毎年3万人ほどに達するという「いのち」をめぐる悲しい状況も続いています。高齢者・障がい者・生活困難者などのニーズに適った福祉の充実もいっそう求められています。生命操作や環境破壊などによって人命軽視、非人間化への道をたどり、人類の存在自体を脅かしかねない状況も危惧されています。このような人類的危機の現状を打開するためには、人間を全体的に捉え直し、人間の「いのち」に直接触れながら、深い人間理解と真の人間尊重の精神をもった心身ともに健全な人格を育成し、社会で活躍できる人材を養成する必要があります。
以上2点の趣旨に基づいて、建学の精神である仏教主義の総合的な人間観の伝統を活かし、人間尊重の教育および研究を推進して、社会的責務を果たしたいという願いに基づいて人間科学部は設置されました。
 

人間科学部の育成する人材

 人間科学部では、次のような人材を育成したいと考えています。

①仏教の慈悲の心に裏付けられ、人間尊重の立場にたった人材の育成。
②科学的、論理的な思考能力と総合的、多面的な人間理解力を備えた人材の育成。
③積極的な発信力と豊かなコミュニケーション能力を備え、集団の中で力を発揮できる人材の育成。
④人間が直面する歴史的、社会的諸課題を分析し、主体的、実践的に解決に取り組める人材の育成。
⑤国際社会で活躍できる人材の育成。
 

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