武蔵野大学 > 教育学部

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教育学部は、教育とは何か保育とは何かを追求します。人が育つには先天的な遺伝と後天的な環境が影響します。そして後天的な環境の一つが教育・保育です。教育や保育が行われる場としては、家庭・社会・機関(保育所・幼稚園・学校)があります。これらの場において、教育や保育とは何かを考えます。それは時代や場所(国や地域)を問わない普遍的なものもあれば、時代や場所により変化したり異なったりするものもあります。それらをどのような目的があるのか、どのような方法があるのか、どのような関係があるのかを追求する学問が教育学であり、それを研究する場が教育学部です。

 教育学部児童教育学科は、保育から初等教育、中等教育まで幅広い視野に立って、多角的に保育・教育現場を捉え、保育・教育及び教育支援に関わることのできる人材を育成することを目指しています。児童教育学科は2つの専修に分かれていますが、保育・幼児教育専修では、認定こども園など新しい制度での保育・教育に対応できる保育士、幼稚園教諭の育成に加え、子どもと保護者へ適切な支援のできる保育者の育成を目指します。また学校教育専修では、総合大学の利点を活かし、国語・書道・英語・理科・保健体育の中学校、高等学校教諭の育成だけでなく、各教科の専門的な知識を習得した小学校教諭の育成を目指します。
 児童教育学科では人格教育に力を入れ、知識や技術を教授するだけではない高い人間性を持つ人材育成を理念として掲げてきました。周辺領域科目の履修や他学科の学生との交流を深める中で、専門知識・技術はもちろんのこと、幅広い人間性やコミュニケーション能力、広い視野を持った子育て・保育・教育のスペシャリストを育成します。
 2つの専修に分かれていますが、異なる専修の学生が合同で授業を受ける機会もあります。特定の方向を目指す学生だけが集まるのではなく、保育・教育という共通の枠組みの中で、さまざまな関心・興味を持った学生と意見を交換する機会を持つことは、教育者として成長するうえで大きな意味を持つと考えます。













 

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