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留学先輩体験談

中国

協定留学
柿島 世佳さん
(グローバルコミュニケーション学科)
留学先大学:中国海洋大学
留学期間:一年間(2年生 後期から)

  留学しようと思ったきっかけ・留学準備について

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私が留学をしようとおもったきっかけは、高校3年生の時に一年間中国語の授業を受けてみて、中国語がとても楽しい言語だと感じたからです。私はもともと韓国語を独学で勉強していて、そのベースがあったので、中国語を学んでみると日本語に似た部分があることや韓国語に似た部分があることなど、面白い気付きが多くありました。また、日本には英語を話すことが出来る人は数多くいるものの、中国語も併せて使用することができる人というのは少ないのではないかと思いました。しかし武蔵野大学グローバル学部では、英語の授業で文法と会話という2つの分野を学ぶことができるのに対し、中国語は文法などの基礎学習ばかりで、4年間の在学期間に学校の授業だけで中国語を習得するのは難しいのではないかと思い、留学を決意しました。

私は2年生の後期から留学をしましたが、2年生に進級してから本格的に準備を始めました。言語的な面から言うと、孔子学院の口語の授業を週に1回受けることや、週2回の中国語の授業後は、分からない部分を必ず毎回質問していました。やはりある程度文法などを理解した上で留学をした方が、授業が始まってからも友達と交流する上でも役立つと思います。準備する物に関しては、殆どが通販や近くのスーパー、デリバリーなど(青島の場合はイオンが近くにあったので日本製品も購入できた)で調達できるので、これといったものは必要ないと思います。ただ、直接肌に触れるものや常備薬、ティッシュ、トイレットペーパー1ロール、女性の場合は生理用品などを持って行った方が良いと思います。あとは寮の布団を使用する際に、布団カバーなどを持って行った方が初日は快適に過ごせます。

  留学先での授業について・課外活動・努力した点や苦労した出来事

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他の大学ではクラス分けテストが実施されるようですが、私の留学先では各クラスの教科書を事前にチェックして、自分が入れそうなクラスに入るという形でした。私は後期からの留学だったので、殆どが前期からの学生で、最初は授業についていけずに悔しい思いをすることが多々ありました。しかし、大学の先生は外国人に中国語を教えるプロなので、拙い中国語で質問してもしっかりと教えてくださいます。勇気を持って中国語を使用することが大事だと思います。

また、課外活動は週一回、留学生の友達同士でバドミントンをしに出掛けたり、日本語に興味を持つ外国人に向けて私が先生となり、日本語教室を開いたりしました。授業外でも留学生の友達との仲を深めることができたのがとても良い思い出です。

そして努力した点は、常に成績上位をキープすることです。学校の授業が週5回、全て午前中で終わってしまうため、このままでは自分の望む水準まで中国語のレベルを上げることができないのではないかと思い、週に2回個人的に塾に通っていました。この塾は、大学で同じクラスだった伊藤忠商事の社員の方々が通われていた所で、良いと紹介してくださったので入りました。私の場合は、中国人の先生とマンツーマンで、教科書の内容を進めたり、テスト前には対策をしてもらったりしていました。また、塾のイベントで月に1回中国文化体験に参加し、月餅づくりなどもしました。

苦労したことは、私の留学先に留学していた先輩から話を聞くことが出来ず、他の大学に留学した先輩から情報を集めていたので、どうしても情報にギャップが生じてしまったことです。他の大学は現地に到着してすぐ、留学生サポーターのような方が来て、一緒に手続きをしたり、口座を開設したり、と聞いていました。しかし、私はサポーターがおらず、いきなりタクシーで大学前に降ろされ、一人で何をしていいのかわからないような状況でした。さらに、初日から宿舎のブレーカーが故障してしまい、エアコンや携帯電話の充電が止まってしまうハプニングや、留学生活後半には突然キャンパス移動を命じられ、1人でトラックを手配し引っ越しをした経験。そして一番衝撃的だったのは、外でご飯を食べている時に店主と客が喧嘩を始めて、中国包丁で追い掛け回すところを目撃したことです。

中国での留学生活はこのようなハプニングや事件がつきものですが、些細なことでは動じなくなるメンタルや、一生忘れない濃い思い出が出来ると思います。

  今後の進路、就職活動について

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私は中国への留学を終えて、自分のスキルとして英語と中国語、韓国語が使用できたので語学力を活かすことが出来るような仕事や、海外や外国人との関りを持つことが出来るような仕事がしたいという思いがありました。私は少し就活を始めるスタートが遅かったこともありますが、いざ3月1日から本格的に就職活動をしてみると、新型コロナウイルスの影響で合同説明会が消え、エントリーしていた企業が採用活動延期・中止になり、次第にエントリーできる企業が減ってしまいました。さらに、私の就活の軸として掲げていた「語学力を活かすことが出来る」、「海外や外国人との関りを持てる」仕事や企業はほとんどなくなってしまいました。しかし、この軸をブラすことなく、諦めずに就職活動を続けた結果、ご縁があって中国系の学生が多い日本語学校から内定を頂くことができました。

自分のやりたいことを明確にし、諦めずに続けることで必ずご縁のある企業や進路先が見つかると思うので、頑張っていただきたいです。そして、私みたいに3月から慌てて就活を始めるのではなく、ある程度余裕を持ち、事前に色々なセミナーなどに積極的に参加して場数をこなした方が本番で実力を発揮できると思います。

My favorite!

留学先での忘れられないお勧めスポットや食べ物などを紹介します。

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'パッションフルーツタピオカティー'
'Coco都可'

'西红柿鸡蛋面'
'李先生の牛肉麺'
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