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留学先輩体験談

マルタ共和国

認定留学
久保 迪瑠さん
(グローバルビジネス学科)
留学先大学:マルタ国立大学
留学期間:5カ月間(3年生 前期から)

  留学しようと思ったきっかけ

久保さん01

久保さんが留学したマルタ共和国
中学の頃から海外の文化が好きで生活に憧れがあり、留学するのが夢でした。
私が所属している学科(GB)も全授業英語で行われ留学生と関わり合う機会が多く、留学をしているような環境でしたが、やはり海外で実際に生活したいという気持ちが強くアルバイトで資金集めをしました。ずっと実家暮らしだったため自立したいとも思っており、留学がチャンスだと考えました。
私は趣味がスキューバーダイビングで幼い頃から海が好きだったため、初めはオーストラリアに絶対留学したいと考えていました。しかし、事前調査を進めているうちマルタという国を見つけ、地中海の綺麗なエメラルドグリーンに一目惚れしてそこへ留学を決めました。

その土地の雰囲気が自分に合っているかどうかの見極めが国選びで大切だと思います。マルタは日本より安全な国と言われており、温厚で時間にもルーズで時がゆっくり流れているように感じます。首都のバレッタは街全体が世界遺産に登録され、遺跡やイギリス領土だった頃の文化が多く残る街です。

ヨーロッパの歴史を感じられるところも魅力だと思いました。また、1年のうち300日が晴天という年中暖かいところにも惹かれました。夏季のピークは40℃越えの日もありましたが、カラッとした空気でそんなには辛くありませんでした。天候も気分を左右する大事なポイントの1つなので白夜やサマータイム、降水確率もしっかりと知っておいた方がミスマッチを防げると思います。
このように、人柄、街並み、日本人留学生の割合、歴史、食事、気候、物価など様々な視点で色々な国を見て選んでほしいです。

英語を学ぶことからどのような国籍の人が集まっているのかもとても気にしました。グローバルビジネス学科ではアジア系の留学生が多かったので、ヨーロッパの方とも交流したいと思いました。
マルタはイタリアの下にあるのでヨーロッパ諸国からのアクセスもよく、気軽に英語を学べる場所として有名です。日本、中国、韓国人からの人気も高く、アジアからヨーロッパまで幅広い国籍の人がいました。また留学生のみならず、ワーキングホリデーやインターンシップに来ている方も多く、社会に出て働いている方との交流でより専門的な英語を使うことでさらに会話力が上がりました。

  努力した点や苦労した出来事

久保さん02

留学先でできたかえがえのない友達
一番気を付けていたことは‘’なるべく外に出ること‘’でした。
何も予定が無い日でも街へ出たり、友達を誘って外出したりしました。
行ったことのない少し遠いスーパーまで歩いてみる、寮に住む友達に日本料理を振る舞うなど、自分なりにお金がかからない工夫をしてみたり、積極的にイベントを作ったりし、長期留学だからこそ何気ない日常にならないようにしました。
自費で留学に来ていた為、人一倍1日も無駄にしたくないという気持ちが強かったから行動に示せたのかなと思います。

それと、初めてできた外国人の親友の存在が大きく影響しました。
その子は韓国人で、年が近く性格も似ていて、朝方になるまで将来の夢の話しをしたり、価値観について語り合ったりし、何でも話せる相手となりました。気軽に話せる友達がいたからこそ、英語力のアップに繋がったと感じます。
国は違えど、英語を使ってジョークを言ったり、時には言い争いもしたり、日本人とはなしている時と同じように会話できたことがとても嬉しかったです。

その親友がいたからこそ味気ない寮生活がかけがえのない思い出となりました。
今まで韓国にはあまり興味がなかったのですが感化を受け、料理や曲やドラマなどにハマりました。今でも彼女と連絡を取り合っていて、日本から近いためいつかまた再会しようと話しています。

彼女は私にとって一生の友達であり、そのような友情を留学先で築けたことが1番の成果だと感じます。

  留学を通して成長したこと、達成したこと

久保さん03

16世紀ごろの建物も多い歴史ある街並み
今後留学を検討されている方に是非長期留学を選んでほしいなと思います。
私は今まで短期の留学を3カ国経験したことがありましたが、その3回は全て学校が主催していたもので、中高の大勢の友人と共に参加しました。内容の濃い2、3週間ではあったけれど、帰国後には「楽しかった」「また行きたい」などと良い思い出となるだけでした。

一方で、認定留学は自分で行きたい大学を探し、誰一人知人がいない初めて行く土地に半年間住みます。自分の力で何もかもやらなければいけない、また自分の行動力次第で留学生活が変わるという点が長期の留学の魅力です。
私は1人暮らしをしてみて、新しい土地や環境にすぐに適応する能力をつけられたと感じます。自ら楽しみを見出したり、現地の魅力を自分なりに発掘してお気に入りの場所を見つけたりするようになりました。

今回の長期留学後、帰国してから久しぶりに友人と再会し、第一声によく「留学どうだった?」と聞かれました。が、その際に短期留学をした時に感じた、ただ「楽しかった!」の一言で言えない感情が湧きました。
思い描く生活とかけ離れた寮、ホームシック、人間関係や文化の違いで沢山大変な思いしたけれど、それ以上に達成感やその国に対して母国のような愛情、言語の壁を超えた友情を得ることができた嬉しさもありました。

多くの方に留学先で壁にぶち当たって乗り越えて、やり切った留学生活にしてほしいなと思います。

My favorite!

留学先での忘れられないお勧めスポットや食べ物などを紹介します。

久保さん04

'Blue Lagoon'
'ーコミノ島ー'

マルタは地中海に囲まれている国で、海水浴スポットがたくさんあります。その日の気候によって海の色も違って見えるため、毎週末色んな海へ行くのが日課でした。
その中でもお気に入りだったのはこのコミノ島にあるブルーラグーンです。CMで話題となった透明度が高すぎて船が宙に浮いているように見えると言われている海です。

私は今まで沢山の国にダイビングしに行きましたが、どの国の海よりも感動しました。どうしたらこんなにも透明度を高くできるのか不思議でした。フェリーで移動なのですが、片道無料で帰路のみ料金を支払うので気軽にリゾートを楽しめ、留学生たちと週末に遊びに行くのが定番となって真っ黒に日焼けしました。

海好きの方は是非見に行ってみてください!
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