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留学先輩体験談

フィリピン(セブ島)

認定留学
井上 倫太朗さん
(グローバルコミュニケーション学科)
留学先大学:ビサヤ大学
留学期間:1年間(2年生3学期から)

  留学前の私

フィリピン・セブ島への認定留学

フィリピン・セブ島への認定留学
私が留学をしようと思ったきっかけは大きく分けて主に3つあります。1つ目は、多くの留学生の目的でもある外国語(英語)の習得です。私は日本において英語を実践的に使う機会や自ら積極的に英語を話す場というものに限界を感じていました。そこで一度国を離れ、自ら英語を話さなければならない状況に長期間身を置くことにより、より実践的、また効率的に英語力(特にスピーキング能力)を伸ばすことができると考えていました。2つ目は、様々な人々と関わることや、日本では体験することのできない沢山の経験を通して、私自身の視野を広げてより大きな人間になりたいと思ったからです。国籍の違う多種多様な人々と接することができるのも留学の重要な要素であると考えました。最後に3つ目のきっかけは、慣れ親しまない環境に身を置き生活していくことで、適応能力と生活力を身につけたかったからです。私は大学時代も実家暮らしであり、これまで家族や友人から離れて生活した経験がありませんでした。海外で一年間生活することで、自分の力を精一杯試し困難を乗り越えていくことにより、一人前の大人になるための大きな一歩を踏み出せると考えました。

私が留学準備で重きを置いたのはやはり語学の勉強でした。私は留学前から英語の勉強は苦手ではなかったのですが、英語を話すということに全く慣れていなく、留学先で学校の先生やクラスメイト、ルームメイトとコミュニケーションが図れるのかとても心配でした。そのため、英語で独り言をしゃべってみるなどして脳の中に蓄積された英語の知識を少しでもアウトプットできるよう、練習をしていました。インプットしたものをどれだけリアルタイムにアウトプットできるかが英語でコミュニケーションをとれるかどうかに大きく関わっていることを実感しました。これがスムーズにできるようにはかなり時間がかかると思うので、決して留学前から完璧にできる必要はありませんが、なるべく早めに取り組み、準備しておくのが良いと思いました。そしてもちろん心の準備も忘れずに。

  留学中の私

ボランティア活動

ボランティア活動
私は留学先の大学付属の語学学校に通っていたので1日のほとんどの授業が英語でした。1日50分×8コマ、4コマはグループレッスン、もう半分はマンツーマンレッスンという、フィリピンならではの授業スタイルでした。より少人数でより積極的に授業に参加し英語を話す機会を得られることはフィリピン留学の最大の魅力であり、私はそれらの授業を一年間みっちりと受けたことにより、大きな成果を得られたと実感しています。

私は大学から徒歩3分以内にある学生寮に滞在していました。私の部屋は3人部屋であり、学校の繁忙期には自分を含め3人の学生で生活をし、そうではない時期には一人で生活をしていたこともありました。学生寮内においても、当然学校内と同じく友人との意思疎通は英語を話さなくてはなりませんでした。そのため寮生活とは日常生活において実践的な英会話力を磨くことのできる絶好の機会であると感じました。そして多くの人が気になるのは学生寮においての食事だと思います。私の滞在していた寮では、土日を含め朝昼晩と三食付いていたのでとても助かっていました。味に関しては皆さんのご想像にお任せします....。

また、現地での様々な課外活動に参加することも留学中の楽しみでもありました。私は現地の幼稚園や小学校で子供たちにご飯やプレゼントなどを提供することや、一緒に精一杯遊ぶというボランティア活動に何度か参加をしていました。ボランティアとは人のために何かすることですが、現地の子供たちの笑顔の中に見えた輝き、純粋さから私も彼らから学ぶこと、与えてもらうことが多かったように思えました。また、私は趣味で格闘技をやっているので、現地で人気のムエタイやボクシングジムに放課後通っていました。現地の人々と仲良くなる良い機会なので、何か趣味があれば留学先で挑戦してみると良いと思います。

私が留学中常に努力をしていたことは、学校、寮に関係なくいつでも積極的に英語を話すこと、なるべく日本人以外の学生と交流を持つということです。しかしながら時期によっては日本からの学生たちも多いことがあり、いかに自分自身でメリハリをつけ英語と日本語を使い分けるかということに苦労したこともありました。これはおそらくどこの国に留学した人であっても経験する困難だと思います。

  留学後の私

放課後に通ったボクシングジム

放課後に通ったボクシングジム
いざ日本へ帰ってきて留学していた一年間を振り返ってみると、それはとてつもなく濃く忘れがたき時間であり、これまでの人生の中で最も短く、また多くの経験をして大きく成長した一年であったと感じています。

留学を通して、私が一番成長したと感じていることはやはりなんと言っても英語力だと思います。留学前は英語を話すことを躊躇し、外国人と会話をするのも緊張し苦手だったと思います。しかし今では自分の英語力やコミュニケーション能力に自信が持てるようになり、英語を話すことや外国人と会話をすることに楽しさや喜びを感じています。留学先での授業や生活がなければ、おそらく今でも私は英語で外国人と会話をしたいという気持ちを持ちながらも、その一歩を踏み出せないでいたと思います。

留学をする一番のメリットは、英語力を実践かつ効率的に成長させることができることはもちろん、また日本にいては絶対に巡り合うことのなかったような人物と出会うことができるということだと思います。異国の地で異国の人と分かち合える、共感できるという経験は人生を豊かにしてくれることに間違いないでしょう。

留学から帰ってからは着々と就職活動の準備を始めていました。私は警察官を目指しています。留学したからこそわかる日本という国の素晴らしさに胸を打たれたこともありました。私は警察官として留学先で培った能力や経験を活かし、この素晴らしい国の治安を守っていきたいと思っています。

最後に、これから留学をする人や留学しようか迷っている人に伝えたいことがあります。私自身も留学経験のある先輩方に留学をして後悔することはないよ、と言われたことがありますが、これは自信を持ってその通りであると言えます。しかしながら、留学先の国や環境は行っただけではあなたを変えることはできませんし、語学力に関しても努力なく成長させることは決してありません。あなたを成長させることができるのはあなた自身の熱意や努力、積極性です。留学という最高の経験ができることに感謝し、常に主体的に学び行動することが大切であると感じます。そうすれば、必ず語学力、コミュニケーション能力などなどの向上に繋がります。自信を持って一歩踏み出し、素晴らしい経験を沢山して、実りある留学ライフにしてください!

My favorite!

留学先での忘れられないお勧めスポットや食べ物などを紹介します。

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