2019.06.06
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文学部楊昆鵬准教授が、第28回柿衛賞を受賞しました
文学部楊昆鵬准教授が、第28回柿衛賞を受賞しました。
「柿衛賞」は45歳未満の新進俳文学研究者に贈る学術賞です。楊准教授は、受賞対象論文「和漢聯句における述懐の題材と連想」(『国語国文』第87巻第6号)で、和歌や連歌では否定的な感情表現であった「述懐」が、和漢聯句においては、中国古典詩歌の世界にみられる前向きで明るい「述懐」をも含有して、肯定的な感情表現として随所に詠出されていることを指摘し、和漢聯句の特徴を浮き彫りにしました。和歌・連歌に関する知識と、漢詩文の素養を必須とする極めて高度な日本文学の一ジャンルである和漢聯句の魅力を明らかにした。また、これまで継続的に基礎研究を積み重ねてきた研究姿勢も評価されました。
受賞を記念し、6月2日(日)に表彰式・記念講演会が柿衞文庫(兵庫県伊丹市)にて開かれました。
「柿衛賞」は45歳未満の新進俳文学研究者に贈る学術賞です。楊准教授は、受賞対象論文「和漢聯句における述懐の題材と連想」(『国語国文』第87巻第6号)で、和歌や連歌では否定的な感情表現であった「述懐」が、和漢聯句においては、中国古典詩歌の世界にみられる前向きで明るい「述懐」をも含有して、肯定的な感情表現として随所に詠出されていることを指摘し、和漢聯句の特徴を浮き彫りにしました。和歌・連歌に関する知識と、漢詩文の素養を必須とする極めて高度な日本文学の一ジャンルである和漢聯句の魅力を明らかにした。また、これまで継続的に基礎研究を積み重ねてきた研究姿勢も評価されました。
受賞を記念し、6月2日(日)に表彰式・記念講演会が柿衞文庫(兵庫県伊丹市)にて開かれました。
柿衞賞 表彰式会場(写真提供:柿衞文庫)
柿衞賞 授賞(写真提供:柿衞文庫)
記念講演を行う楊准教授(写真提供:柿衞文庫)
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