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2019.07.26

数理工学科の学生の発明が「平成30年度パテントコンテスト」で優秀賞を受賞し特許を出願しました

文部科学省、特許庁、日本弁理士会、独立行政法人工業所有権情報・研修館が共催する平成30年度パテントコンテストにおいて、数理工学科の3年生の学生7名(代表:川田瑛貴さん、古矢泰之さん、沖田めぐみさん、川村萌水さん、須賀祐人さん、田中崇啓さん、山崎桜さん)、学年は受賞時)の発明が、優秀賞を受賞しました。
 
同コンテストは、生徒・学生の知的財産に対する意識と制度に対する理解の向上を目的として2001(平成13)年より開催されています。高校生、高等専門学校生、大学生等が自ら創造した発明を競い合い、特に優れたものは実際に特許庁への出願の支援を受けることで特許権の取得までの手続を実体験するというものです。
受賞メンバーと選考委員会

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受賞メンバー:
左側の写真前列中央:川田瑛貴さん、後列右側より、古矢泰之さん、沖田めぐみさん、川村萌水さん、須賀祐人さん、田中崇啓さん、右側の写真左側より、山崎桜さん、西川哲夫教授
選考委員会:
左側の写真前列右側:毛利衛委員長(日本科学未来館館長・宇宙飛行士)、左側:飯田昭夫 副委員長(日本弁理士会)
本発明は、538件の応募の中から優秀賞30件のひとつとして選ばれました。「テニスのサーブのイン・アウト判定方法」と題して、テニスサーブの判定を自動的に行うシステムの構築を目指し、映像処理とレーザー光によるセンサー処理の2つの方法を組み合わせることによって、「安価」と「高精度」という二つの仕様を同時に実現した発明です。                  
本コンテストの選考委員長は日本人として初めて米スペースシャトルに搭乗した日本科学未来館館長・宇宙飛行士の毛利衛さんです。受賞者7名は、3月11日に行われた表彰式に出席し、毛利衛氏から表彰していただきました

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平成30年度パテントコンテストで受賞した学生と関係者

発明内容

本発明は、数理工学科で2017年度に行われた実践型授業「プロジェクト」において、数理工学科西川哲夫教授に指導を受けたグループ7名のテーマ「テニスのサーブ判定方法」の中で生まれたアイディアを発展させたものです。
映像処理によって検出したボールの軌道とバウンスドポイント、及び白線から大まかなイン・アウト判定を行い、白線近傍では特にレーザー光によるセンサー処理を行うことで、イン・アウト判定の精度を高めています。

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特許出願

主催者から支援を受けて、2019年5月21日に特許を出願しました(特願2019-094999号)

西川哲夫教授のコメント

本学数理工学科では、課題の設定とその解決能力を向上させることを目指して、グループ毎に主体的に課題を決めてその解決を目指す実践型授業「プロジェクト」を2年次から行っています。今回の発明は、2017年度に行われた「プロジェクト」において、私が指導を担当したグループ7名のテーマ「テニスのサーブ判定方法」の中で生まれたアイディアを発展させたものです。
映像処理では、Python言語を用いて、画像処理ライブラリーのOpenCVを一から勉強し、ボールや白線の検出、ノイズ除去などのアルゴリズムを自分たちで苦労して考えたり、レーザーセンサーを使うために業者との間でレンタル交渉を行ったりなど、学生たちが様々な苦労を経験した上で生まれたアイディアでした。
今回プロジェクト活動の成果として、このような権威あるコンテストで優秀賞を受賞したことは、数理工学科の学生たちの大きな自信になるものと思います。今回の受賞を励みに、新しく有用なアイディアを生み出していく能力を養うための活動として、「プロジェクト」や「知的財産論」の授業などでの活動をさらに活発に続けていきたいと思います。

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関連リンク
  経済産業省WEBサイト2018.12.25「平成30年度「パテントコンテスト・デザインパテントコンテスト」の特許庁長官賞、優秀賞を決定しました」
  日本弁理士会WEBサイト「平成30年度パテントコンテスト・デザインパテントコンテスト表彰式(3月11日開催)」
  武蔵野大学工学部数理工学科


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