2019.11.05
卒業生インタビュー第2弾!孫 宏程さん(2018年3月経済学科卒業)
孫 宏程さん(経済学科第1期生、2019年現在 神戸大学大学院経済学研究科修士課程在学)に聞く
Q.大学院に進学した動機は何ですか?
高校時代から歴史が好きだったため、経済史をテーマとする齋藤ゼミに入りました。卒論では、河上肇の『貧乏物語』をとりあげ、学問に対する関心が高まり、さらに深く学びたいと思い、大学院に進みました。
Q.現在、どのようなテーマを研究していますか?
1920年代中国東北地域における民族紡と在満紡の発展に関する研究です。民族紡というのは、中国人の資本でできた紡績工場、また中国人自身で経営する紡績工場で、在満紡とは中国東北地域にある日本人の経営する紡績工場です。研究の結果として、民族紡と在満紡の間には原料の調達、綿糸の生産、販路の確保において競合関係も多少見えるが、市場全体の成長と近代化の確立にとって、両者の間に棲み分けの関係が存在していたことが、より重要な役割を果たしたことがわかりました。
馬場 哲 経済学部長からのコメント
経済学部の卒業生の殆どは一般企業に就職しますが、孫さんのように大学院に進学して勉強を続ける人が現れるのは嬉しいことです。研究者への道はなかなか大変ですが、頑張ってほしいと思います。
Q.大学院に進学した動機は何ですか?
高校時代から歴史が好きだったため、経済史をテーマとする齋藤ゼミに入りました。卒論では、河上肇の『貧乏物語』をとりあげ、学問に対する関心が高まり、さらに深く学びたいと思い、大学院に進みました。
Q.現在、どのようなテーマを研究していますか?
1920年代中国東北地域における民族紡と在満紡の発展に関する研究です。民族紡というのは、中国人の資本でできた紡績工場、また中国人自身で経営する紡績工場で、在満紡とは中国東北地域にある日本人の経営する紡績工場です。研究の結果として、民族紡と在満紡の間には原料の調達、綿糸の生産、販路の確保において競合関係も多少見えるが、市場全体の成長と近代化の確立にとって、両者の間に棲み分けの関係が存在していたことが、より重要な役割を果たしたことがわかりました。
馬場 哲 経済学部長からのコメント
経済学部の卒業生の殆どは一般企業に就職しますが、孫さんのように大学院に進学して勉強を続ける人が現れるのは嬉しいことです。研究者への道はなかなか大変ですが、頑張ってほしいと思います。
孫 宏程 さんと経済学部 齋藤 英里教授
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