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2021.10.18

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データサイエンス学部学生が株式会社イトーキでのインターンシップ最終発表を行いました  ~デザイン思考:発散と収束の実践を通してニーズ志向とシーズ志向を考えるインターンシップ6日間~

9月17日(金)、データサイエンス学部3年生が株式会社イトーキ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:平井 嘉朗、以下イトーキ)でのインターンシップの最終発表を行いました。
 
このインターンシップは「データサイエンス社会実践学習」の講義の一環として行われたもので、9月1日~9月17日のうち6日間、データサイエンス学部データサイエンス学科3年生5名が参加しました。
オンライン最終発表会にはイトーキ社員11名も参加し、学生達が6日間のインターンシップの成果を発表しました。

【インターンシップ概要】

■期間:2021年9月1日(水)~9月17日(金)のうち6日間
■テーマ・内容:大学の新しい学びスタイル「対面とリモートのハイブリットな協調学習システム」を企画し発表する
■開催形態:オンライン(Microsoft Teams)
 

記事A-②

リモートオンラインのグループワーク【課題とアイデア出し】工程

記事A-③

リモート現場見学・コラボレーション(MRホロレンズ+Microsoft Teams)シーン

【インターンシップ最終発表会概要】

■日時:2021年9月17日(金)
■テーマ・内容:デジタル変革やコロナ禍による社会変革を背景・課題とした「新しい学修環境・スタイル」の提案
       「グループワークのためのオープンスペースとシステム(教室システム)」を定義・立案し、チームでプレゼンをする
■開催形態:オンライン(Microsoft Teams)

記事B-①

記事B-②

記事Bー③

最終発表会での様子

本インターンシップは、レクチャーとディスカッション・ワークショップを組み合わせる形式でオンラインにて行われました。イトーキの現場で働く社員から、グループワークにおける「ファシリテーション」や「プロジェクトマネジメント」といった実践的手法のレクチャーを受け、そのレクチャーを活かし与えられた課題に対してニーズ志向 *¹とシーズ志向 *²を考えながらディスカッション・グループワークで実践して行く方式で学修を進めました。
 
インターンシップの仕上げとして「ハイブリットな協調学習システム」を実現する「グループワークのためのオープンスペース&システム」のアイデアをまとめ、最終発表を行いました。これまで学んできたデータサイエンスの知識と今回の「デザイン思考」ならびに「グループワーク・ファシリテーションの実践法」を融合させ、学生自らがチーム内でリーダーシップを発揮したプレゼンテーションとなりました。
 
参加した学生からは「今回のインターンシップを通してファシリテーション力やフォロワーシップなど成長する機会を得た」「聞き手にとっての価値を意識することの大切さを知った」「アイデアの発想やデザインシンキングという考え方を知ることができた」「大学や社会で役立つグループワークの実践的なスキルを学べた」といった声が挙がっています。
第一線で活躍する社会人からの学びを得ることができる、有意義なイベントとなりました。

*¹「ニーズ志向」とは、消費者が求めている物や、需要に沿った商品やサービスを生み出し提供する考え方のこと
*²「シーズ志向」とは、生産側の意思のもと、独自のノウハウやアイデアを利用して新しい商品・サービスを生み出して提供する考え方のこと

教員からのコメント

今回の課題は5人のチームで一つの提案を作り上げるというもので、実現性なども考慮した完成度の高いものができていたと思います。特にどのようなシステムが実現可能かということについて、これまで学科で学んできたことが活かせていると感じました。イトーキの皆様にはグループワークの進め方や企業内での提案の作り方を手厚く教えていただき、それによって学生も質の高い議論を行って提案を作り上げることができたのだと思います。これからの就職活動や就職後の業務においても必ず活かされる、有意義なインターンだったと思います。
 
岡田 龍太郎(データサイエンス学部 データサイエンス学科 助教)

受入先からのコメント

この社会実践実習では、参加学生でプロジェクト・チームを組み、新しいサービスの企画立案の業務をリモート・オンライン環境で実施。また、グループワークと並行して、(1)プロジェクトの進め方、(2)時間管理、(3)ファシリテーションの方法を、デザイン思考とそのプロセスを基盤として習得し、実践しました。
その実践工程では、企画のアイデア出し【発散思考】と、編集まとめ【収束思考】を導き、主体的にリーダーシップを発揮するファシリテーターの役割を担う体験をします。

データサイエンス学部ならではの取り組みとして、学生自身の活動記録データと議論音声データを取得し、プロジェクトの過程と行動を可視化分析し、振り返り評価を行いました。そのプロセスごとの役割担当と実践を通して、学生自身の「プロジェクトで、自分の強み(得意)を発見できた」という振り返りの発言や、気づきに至ることができました。
今後、学生が、現場でのプロジェクトワークの体験を通して、「データ分析思考 × デザイン思考 × ファシリテーション」 の3つの力を育み、そのスキルを社会で発揮・実践できる人財に成長することを期待します。
 
大橋 一広(株式会社イトーキ 先端研究統括部長)

関連リンク

武蔵野大学データサイエンス学部:
https://www.musashino-u.ac.jp/academics/faculty/data_science/
 
武蔵野大学データサイエンス学部公式Twitter:
https://twitter.com/DS_Musashino
 
株式会社イトーキ:
https://www.itoki.jp/
https://work-lab.itoki.jp/
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