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2022.03.25

データサイエンス学部生2名が 2021年度JSiSE学生研究発表会(北海道地区)にて 優秀発表賞、支部特別賞を受賞

2022年3月3日(木)にオンライン開催された一般社団法人 教育システム情報学会(JSiSE)主催2021年度学生研究発表会(北海道地区)において、データサイエンス学部データサイエンス学科(以下、MUDS)3年生 大塚 ひまわりさんが優秀発表賞、1年生 伴 匠生伴さんが支部特別賞を受賞しました。
JSiSEは教育・学習のためのシステムに関する学術的情報の交換と研究・開発・利用を支援し、教育・学習と産業の発展に寄与することを目的とする研究発表の場として、年1回の全国大会(学術研究大会)、年6回の研究会、各支部で年1回の学生研究発表会を開催しています。

今回の学生研究発表会では、各研究論文につき15分間の口頭発表と4分の質疑応答が行われ、10件の発表の中から、MUDS大塚さんが優秀発表賞を、伴さんが支部特別賞を受賞しました。

大塚さんが発表した論文「画像領域に対する検索者の着目意図を反映した色彩・印象特徴による画像検索方式」では、人が画像において特定の領域に着目するという仕組みを画像データベースに組み込み、検索者の意図に応じた画像検索を行えるシステムを提唱しました。また伴さんの論文「Bluetooth機器を用いた屋内環境における混雑度の推定」では、Bluetooth機器を利用した混雑度を推定する方式について、計算方法の推定、実験環境の構築、実験を行い、その結果をまとめました。

【受賞概要】

優秀発表賞受賞者大塚 ひまわり(3年生)
論文名「画像領域に対する検索者の着目意図を反映した色彩・印象特徴による画像検索方式」
著者大塚 ひまわり,林 康弘准教授,清木 康教授

支部特別賞受賞者伴 匠生(1年生)
論文名「Bluetooth機器を用いた屋内環境における混雑度の推定」
著者伴 匠生,林 康弘准教授,清木 康教授

【指導教員コメント】

林-康弘-准教授

■データサイエンス学部 林 康弘 准教授
大塚さんの本研究における貢献は、画像を検索しようとする人の検索意図を手元にある2枚の画像の差分による着目点、色彩特徴、形状特徴により表現可能とした点にあります。より個人のニーズに合わせられるAIの創造に必要なアプローチであり、今後の発展が期待されるものです。
伴くんの本研究における貢献は、スマートフォンという機能が限られたデバイスを用いて、屋内環境における人の位置を把握し、その軌跡をデータベースに格納する基本的な仕組みを短期間に構築した点にあります。今後、人と空間の関係性(混雑度や習慣性など)を解き明かす環境AIの創造に必要なアプローチであり、今後の発展が期待されるものです。
お二人とも受賞おめでとうございます。

【受賞学生コメント】

■データサイエンス学科3年 大塚 ひまわりさん
人がある画像における特定の領域に着目する仕組みに相当する機構を画像データベースシステムの問い合わせ部分に設定し、検索者の意図に応じた画像を検索する方式を提案しました。改めて研究の要点はなんなのかを考え発表し、賞をいただけたことが嬉しくもありさらなる課題点を見つけることができた発表となりました。ご指導いただいた先生方、練習に付き合いアドバイスしてくれた同級生に感謝申し上げます。

【受賞学生コメント】

JSiSE伴匠生

■データサイエンス学科1年 伴 匠生さん
大学入学後初めて取り組んだ研究成果をこのような形で認めていただけて光栄です。本研究は未来創造プロジェクトという授業の一環で進めている研究で、スマートフォンの電波を使って大学や公共施設などの混雑度推定を実現するものです。今後は本研究で提案したシステムの実用化に向けて研究実装を続けていきたいです。

【関連リンク】

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■2021年度JSiSE学生研究発表会・発表論文
https://www.jsise.org/society/presentation/2021/01_hokkaido.html?fbclid=IwAR1HcivSMoph1k824nDgV7PQUkGQV67luejQTusNwsVgfUUdBMIUovMu-a8
 
■武蔵野大学データサイエンス学部データサイエンス学科
https://www.musashino-u.ac.jp/academics/faculty/data_science/data_science/
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