2022.04.12
神奈川県茅ヶ崎市のコミュニティプレイス共創プロジェクトのコンペティションにて工学部建築デザイン学科の学生がデザイン案を発表
工学部建築デザイン学科太田裕通研究室と学生21名は、サザンビーチちがさき周辺のコミュニティ活性化と新しい価値を生み出すことを目的に「あわいDEカタチ」(詳細はこちら)プロジェクトを2021年11月より始動しています
「,COMMA屋上活用デザインコンペティション」は、神奈川県茅ヶ崎市のコミュニティ型コワーキング&カフェバー併設施設「,COMMA」(以下「,COMMA」)の屋上の活用デザイン案について工学部建築デザイン学科生を対象に募ったものであり、今回のコンペはプロジェクトの派生で行われました。
工学部建築デザイン学科2・3年生から6つの学生チームが参加し、現地でのインタビューやフィールドワークを通して、他の湘南地域と異なる茅ヶ崎海岸エリア固有の価値を捉えた上で、展望の良い場所でありながら活用がされていない屋上でのコミュニケーションを促すデザインを考案しました。
学生6チームによる屋上利活用に関するデザイン案
3月27日(日)に,COMMAに係るオーナー及び共同設立者、建築士、ユーザーらを迎えたデザイン審査会にて、各学生チームがプレゼンテーションパネル及び模型を用いて発表しました。
その結果、コスト・施工面での実現性と多様な居場所の創出から木製パレットを用いた提案『作品名「やりたいこと、全部」(メンバー:高橋 了太、田代 麻華、木村 凪沙、長田 澪来)』が1位に選ばれました。提案されたデザイン案は、今後、実現に向けて進められます。
1位を受賞したデザイン案
審査員からデザインに関するコメントを受けている様子
あわいDEカタチプロジェクトでは、アーティストとコラボレーションした参加型アートイベントや、,COMMA店舗内のコミュニケーションを促すデザイン実践へ向けて動き出しています。