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2023.04.25

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【第2弾】全国46校 総勢1,000人の元球児が開催を待ち望む「あの夏を取り戻す」プロジェクト~コロナ禍で中止となった甲子園の実現に向けて~

2020年5月、新型コロナウイルス感染症の流行により、夏の全国高校野球(以下、甲子園)が戦後初めて中止となりました。当時の高校球児たち、特に3年生にとっては「甲子園」という夢の舞台が失われた瞬間でした。
あの夏から2年半余り。当時の想いを消化できていない本学アントレプレナーシップ学科3年生の大武 優斗さんは当時の甲子園を実現するため「あの夏を取り戻せ 全国元高校球児野球大会」というプロジェクトを発足し、責任者を務めて進めています。今、SNS、HP、メディアへの掲載・出演を通して全国から関心が集まるこのプロジェクト。その全容を大武さんに伺いました。
 
今回は【第2弾】として、開催が決定した今の心境とプロジェクトの進行に迫ります!(【第1弾】はこちら
【第2弾】「あの夏を取り戻せ 全国元高校球児野球大会」が阪神甲子園球場で開催決定!

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大武 優斗(おおたけ ゆうと)
アントレプレナーシップ学部 アントレプレナーシップ学科3年生。城西大学附属城西高等学校卒業。「あの夏を取り戻せ 全国元高校球児野球大会-2020-2023-」運営責任者。
 

「あの夏を取り戻せ 全国元高校球児野球大会」概要

2020年、甲子園の代わりとして行われた各都道府県での独自大会優勝チーム、及び勝ち残った49校(東京・北海道各2校)を集め、阪神甲子園球場(以下、甲子園球場)で甲子園を実現するというプロジェクトです。当日はセレモニーの実施やノックなどの練習を予定しており、別日程・別会場で各チームの交流戦の実施も検討しています。

2023年11月29日(水)に開催決定!

———今の率直な心境を教えてください

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今はすごくほっとしています。既に多くの人がこのプロジェクトに関わっているので結果が分かるまでは正直不安でした。2月頃から結果が来た3月上旬までは毎日甲子園の夢を見てましたね(笑)。

———抽選結果を報告したときの周りの反応はどうでしたか

最初にプロジェクトの運営メンバーに報告しました。本当にみんな喜んでくれました。開催日を昨年から延期しており、なかなか先が見えない中で進めてきたので、やっとプロジェクトに現実味が帯びてきたなと思います。
一般の方からも喜びの声や応援メッセージが多く届きました。特に先日プロジェクト宛に届いたお手紙は印象的で「夢は叶います」と書いてありました。自分たちのプロジェクトの大きさを再認識できましたし、モチベーションにも繋がりました。

プロジェクトの「今」

———今、一番力を入れていることを教えてください

大会開催費を集めるクラウドファンディングの実施に向けて、広報に力を入れています。プロジェクトを多くの人に知ってもらうため、メディアからの取材を受けたり、イベントに登壇して話をしたりすることもあります。
また、僕は大学の春休み期間を使って全国にいる参加チームのリーダーに会いに行きました。普段はオンライン上で話をしていますが、直接会ってお互いをもっと知り、同じ目標に向かってみんなで高め合うことがプロジェクト成功の鍵だと思ったからです。実際に会ったことで、ただ「参加する」というマインドから「一緒にプロジェクトを成功させよう!」という気持ちになってくれたことを感じられ、嬉しかったです。

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イベントでプロジェクトについて語る大武さん

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各県の選手と交流(左:兵庫県代表 右:香川県代表)

———運営メンバーとはどのようにプロジェクトを進めていますか

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運営メンバーとオンラインミーティングを行う様子
現在ボランティア募集によって全国から集まった24名の学生を中心としたメンバーでプロジェクトを動かしています。メンバーには主にSNSやnoteを通じた情報発信、大会に必要な事務手続きを担当してもらっています。情報発信に関してはTikTok班やInstagram班など、4つの班に分かれて写真や動画の制作をしています。僕は発信内容のクオリティにとてもこだわりがあります。そのため、班で作ったものに厳しくダメ出しをしてしまうこともあります。しかし、メンバーは僕にOKをもらうため、一生懸命続けてくれているんです。その結果、前より確実に上達しています。僕はとても嬉しいですし、いい関係性なのではないかなと思っています。

———運営メンバーの熱量は何が原動力となっているのですか

共通していることは、やっぱりみんな「野球が大好き」ということです。メンバーには元高校球児もいますが、高校野球が大好きな女子大生もいます。また、メンバーは全国から集まっているため、直接会ったことのない人がほとんどです。しかし、プロジェクトにかける想いは僕と同じです。プロジェクトの内容とともに、「若者の力が団結してこの大きなプロジェクトを動かしている」ということを知ってもらえると嬉しいです。

クラウドファンディングに向けて

———クラウドファンディングについて教えてください

6月~8月の3か月間でクラウドファンディングを行う予定です。目標金額は7,000万円。この金額を達成するためには僕や運営メンバーだけでなく、参加するチームの選手一人ひとりの力が必要です。今まで以上に「大会を成功させるぞ!」という共通認識を持ち、一体感を醸成して大会に臨みたいです。そして、応援してくださる方々に共感・ご協力いただければ絶対に目標額を達成できると思っています。
 
※クラウドファンディングの詳細が決まりましたら改めてMusashino TIMESでお知らせする予定です

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