名刺作成ソフトを使ってオリジナル名刺を作ります。 このソフトを選んだのには、わけがあります。
(1)なんと!フリーウエア(無料)である。
(2)定評があり、ベストフリーソフトとして紹介されている。
(3)授業で用意している名刺用紙にピタリと印刷できる。
(4)ソフト自身にトリミングの機能がある。
大学のMM教室にはインストール済なので、起動をするところから説明します。
まず ◆1.「ラベル屋さん」の起動
手順1 スタート→プログラム→Free→ラベル屋さんHOME→ラベル屋さんHOME をクリック次に ◆2.サンプルの表示・編集
→更新ダウンロードを確認する画面が表示されます。
★この画面が表示されないことがあります。手順2 「名刺/会員証」ボタンをクリック
表示されたら、学校では「いいえ(N)」をクリック
→「トップメニュー」画面が表示されます。
→「用紙の選択」画面が表示されます。
手順3 次のように選択して、「OK」ボタンをクリック
・用途種類: 名刺/会員証
・用紙名 : 51034 10面アイボリー
・用紙方向: 通常
手順4 「OK」ボタンをクリック
→名刺の入力画面が表示されます。
手順1 「テンプレート選択」タグをクリック
→「カタログ表示」画面が表示されます。
手順2 「名刺・横型」をダブルクリック
手順3 デザインを選択して「開く(O)」ボタンをクリック
→サンプルの名刺が表示されます。
手順4 サンプルを選択して、「貼り付ける」ボタンをクリック
→サンプルが表示される。
詳細の説明は、「ヘルプ(H)」→「目次(C)」を見よう!
そして ◆3.編集の基本操作(1)文字の編集方法
・削除:文字をクリックしてDELキー
・移動:文字をドラッグ
・文字サイズ、フォント:文字をクリックして、左画面で変更
(2)文字の入力方法
手順1 左のメニュー「文字」をクリック
手順2 文字を入力
手順3 貼り付けボタン
(3)画像の入力方法
手順1 左のメニュー「画像」をクリック
手順2 文字を入力
手順3 フォルダを選択
手順4 貼り付けボタン
(4)画面の表示順番を変える方法
画像を右クリック → 最前面・前面・背面・最背面に移動が可能
(5)背景に色を付ける方法
手順1 左のメニュー「テンプレート」をクリック
手順2 「背景設定」のタグを選択
手順3 「単色」にチェック
手順4 「単色」の右の▼をクリック
手順5 背景色を選んでクリック
(6)編集をロックして編集ができなくする方法
手順1 文字をクリック
→すると、文字の周りに灰色の枠と小さな■が表示されます。
手順2 メニュー「オブジェクト(O)」→「ロックの設定(L)」をクリック
→すると、文字の編集ができなくなります。
最後に ◆4.出来上がったら10枚に展開
手順1 左側メニュー「全面操作」をクリック◆保存した名刺の出し方
→「選択した面のコピー」画面が表示される。
手順2 「全面にコピー」をクリック
→10枚にコピーされる。
自分が保存した名刺データをダブルクリック → ラベル屋さんHOMEの編集画面が自動的に起動します。◆GIF形式の画像は変換して使う
「ラベル屋さん」では、GIF形式の画像ファイルを扱うことはできません。◆画像は100KB以下にサイズダウンして使う
◆じゃぁ、どうしたらいいの?◆→授業で学んだ方法で、JPEG形式に変換して使いましょう(^_^)
【補足説明】
GIF形式は、CompuServr社が自社のコンピュータ通信に使用するために作成したフォーマットで無料で利用することが可能だった。ところが、GIF形式で使用される圧縮方式"LZW"が、米国UNISYS社の所有する特許を取得していたものであったため、特許問題が発生している。ライセンス契約をしていないアプリケーションではGIF画像が使用できない。おそらく「ラベル屋さん」もライセンス契約をしていないのだろう。
名刺サイズで使う画像のファイル容量は100KBもあれば十分だ。 ファイル容量を確認して大きすぎる画像はサイズダウンしよう。 そのまま使用すると名刺データ自体も無駄に容量が大きくなって、フリーズしやすくなる。◆画像の貼り付けができない
◆じゃぁ、どうしたらいいの?◆→授業で学んだ方法で、サイズダウンをしましょう(^_^)
「ラベル屋さんHOME」には、まれに画像を貼り付けることができなくなるという障害があるようです。
◆じゃぁ、どうしたらいいの?◆→裏技があります。
手順1 何でもいいので仮の画像を名刺に貼り付ける
(例えば)マイコンピュータ→ローカルディスク→Windowsホルダーにある画像
手順2 その画像をクリックして指定しておく
手順3 左画面に貼り付けたい画像を出してクリックする
→ あ〜ら不思議、画像が入れ替わります。
◆印刷・提出方法どの方法でもOKです。提出方法では成績の差を付けません。好きな方を選びましょう。◆印刷したら色が薄い?!
★★ 方法その1:名刺専用用紙に印刷:40円 ★★
・保存方法:「名前を付けて保存」
・ファイル名:自分の学籍番号(半角数字で)
保存したファイルをメール添付で先生に送信します。先生が専用の用紙に印刷して、次回の授業の時に 持って来ます。社会人が使用している本物の名刺用紙です。 10枚の名刺が出来上がるので、裏に学籍番号・氏名を記入して、1枚を提出します。他の9枚はあなたのものです!
(参考)
・送信先 y_sato@musashino-u.ac.jp
・メールタイトル:学籍番号
・メール本文:自由
・ファイル名:学籍番号
★★ 方法その2:普通のコピー用紙に印刷:無料 ★★
教卓横のプリンターを指定してカラーで印刷します。指定する用紙サイズは「A4」です。
使用するプリンター
・学籍番号が奇数の人 → PR710413(またはPR710215)
・学籍番号が偶数の人 → PR710412(またはPR710216)
プリンターの性能は同じです。混雑を避けるために学籍番号で分けています。
A4用紙に10枚の名刺が印刷されるので、ハサミで名刺を切り取り、裏に学籍番号・氏名を記入して、1枚を提出します。
(参考)名刺サイズ 91mm×55mm
★★ 方法その3:自宅で印刷 ★★
自宅のプリンターで印刷して提出します。
用紙は通常の用紙でもOKだし、名刺専用の用紙でもOKです。 名刺専用の用紙は先生から1枚40円で購入してもよいです。
裏に学籍番号・氏名を記入して提出します。
ディスプレイ画面に表示されている色と、プリンタで印刷した色とは微妙に異なります。 プリンタの能力や使用しているインクの質によっても発色が異なります。 淡い色は、特に印刷の方が薄くなる傾向があります。◆印刷したら字体が違う?!
なぜ、色が異なるの?
ディスプレイ画面での発色の方式と、プリンタでの発色の方式が違うので、現在の技術では、 まったく同一の色合いでの印刷が難しいのです。
<ディスプレイでの発色方式>「光の3原色-RGB」 (■R:赤、■G:緑、■B:青)を 用いて発色させています。
出典:IROM グラフィック参考資料
http://www.hm.h555.net/~irom/赤(R)と緑(G)が光るとイエロー(Y)になる。
緑(G)と青(B)が光るとシアン(C)になる。
青(B)と赤(R)が光るとマゼンタ(M)になる。
<プリンタでの発色方式>「絵の具の3原色-CMY」 (■C:シアン、■M:マゼンタ、■Y:イエロー)と■(K:黒)を混ぜて発色させています。「色料の3原色」とも言います。
出典:IROM グラフィック参考資料
http://www.hm.h555.net/~irom/シアン(C)とマゼンタ(M)を混ぜると、青(B)になる。
マゼンタ(M)とイエロー(Y)を混ぜると、赤(R)になる。
イエロー(Y)とシアン(C)を混ぜると、緑(G)になる。
ディスプレイ画面に表示されている字体と、印刷した字体が違うということは、 「ラベル屋さんHOME」に関わらず、いろんなソフトでも発生します。◆印刷がズレている?!
なぜ、字体が違うの?
文字フォントのデータは、パソコン本体とプリンタとの2箇所に 別々に置かれているからです。しかも、プリンタによって搭載されている 文字フォントの種類の数が異なります。プリンタ側にパソコン側と同じフォントがあれば、 表示されている通りの字体で印刷されます。しかし、プリンタが同じ 文字フォントを持っていない場合は、他のフォントで置き換えられて 印刷されます。これが、字体が変わってしまう正体なのです。
<解決方法その1>異なる機種のプリンタで印刷してみる。
<解決方法その2>指定している文字フォントの種類を変えてみる。
プリンタの紙送りの精度の関係で、1mm程度の印刷ずれが生じることがあります。ごめんなさい。
名刺作成ソフトを使ってオリジナル名刺を作ります。 このソフトを選んだのには、わけがあります。
・なんと!フリーウエア(無料)である。
・フロッピー1枚に入る。
ね!これなら、みんなも自宅で使えるでしょ?
ソフトの大きさは約900KBで、フロッピーの4分の3を占めます。
◆名刺メーカーのコピー名刺作成ソフトをUSBフラッシュメモリ(またはフロッピー)にコピーします。
「名刺ソフト」をフォルダごとコピーして下さい。
手順1 マイコンピュータ → shared → y_sato をダブルクリック
→すると、「名刺ソフト」のフォルダが見えます。
手順2 マイコンピュータ をダブルクリック
→すると、「リムーバブルディスク」や「3.5インチFD」が見えます。
手順3 y_satoのフォルダ「名刺ソフト」をマイコンピュータのリムーバブルディスクにドラッグ
(フロッピーにコピーする場合は、3.5インチFDにドラッグ)
→すると、コピーされます。以後は自分用にコピーしたものを使います。
この名刺ソフトでは、こんなことができます。
・文字、画像の削除
・テキスト(文字)の追加(文字色、文字フォント、文字サイズの指定可能)
・文字、画像の位置の移動
・入力済み文字の編集(文字色、文字フォント、文字サイズの変更)
・イメージ(画像)の追加(使えるのは、jpeg形式とbmp形式)
・画像のサイズ変更
・背景画像の選択
・簡易描画(直線、四角、丸、線の色、線の幅の指定可能)
◆保存した名刺の出し方名刺データをダブルクリックしてもダメです。次のようにします。◆名刺への画像の入れ方
手順1 名刺MAKERを起動する。
手順2 メニュー「ファイル」→「開く」で保存してある名刺を読み込む。
手順1 画像はUSBフラッシュメモリ(またはフロッピー)に用意しておきます。◆背景画像の入れ方
手順2 メニュー「編集」→「イメージの追加」で読み込みます。
手順1 画像はUSBフラッシュメモリ(またはフロッピー)に用意しておきます。◆画像が指定できない場合
手順2 メニュー「表示」→「背景画像の選択」で読み込みます。
名刺ソフトで扱える画像ファイルの種類は、次の2種類です。◆印刷の設定
・.jpg(ジェーペグ形式)
・.bpm(ビットマップ形式)
gif形式の画像ファイルが扱えません。 gif形式の画像ファイルを使いたい場合は、jpg形式に変換しましょう。
メニュー「ファイル(F)」→「用紙の設定(U)」→「編集(E)」
次のように設定します。
・名刺のサイズ
標準サイズ−横(91×55mm)
・段組
横2列/縦5段
・余白
左の余白 14.0mm
上の余白 11.0mm
列の間隔 0.0mm
段の間隔 0.0mm
・トンボ印刷
しない
【学んで欲しい事】
・Wordでの段組み
・Wordでの行間隔の微調整
・Wordでの画像と文字の配置調整
Microsoft Wordで作ればどこのパソコンでも印刷ができて便利だす。 その上、Wordでの1クラス上の編集技術を身に付けることができます。
手順1 Word文書を2段組に設定する
手順2 マージン(余白)の設定
上:11mm 下:11mm 左:14mm 右:14mm
手順3 1枚分の名刺を入力
手順4 画像をWord文書に読み込む
手順5 画像の横にも文字を入力できるように設定する
手順6 行間隔の微調整
・行間隔を変える部分をドラッグ
・書式(O)→段落(P)→インデントと行間隔
・行間(N): 固定値 にする。
・間隔(A): ここを変更する。
・OKボタン
A4用紙に10枚の名刺をデザインします。 パソコンがフリーズしてもいいように、保存しながら作りましょう(^_^)
手順7 試し印刷
普通の用紙に印刷してみて、それを専用用紙と重ね合わせて位置を確認します。
手順8 本番印刷
先生がA4サイズの名刺専用用紙を用意してあります。1枚40円です。
専用用紙は、たくさんあります。