秀才A君、凡才B君

 社員10名の部署があった 


この部署の1人の生産性はである。
ここに1名を増員することになった。
最終選考に2人が残った。
秀才A君と凡才B君だ。
生産性(仕事能力)は、A君が、B君がである。

 どちらを採用するか? 


経営者は、自動的にA君を選ぶ、ことはしない。
組織全体を見ているからだ。
A君が自分勝手で人に配慮できないタイプならば、 真面目で明るいB君の方が有力候補となる。

 組織全体で考える 


<A君を採用した場合>


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A君を加えたことで部署がギクシャクし、 一人当たりの生産性が7から6に落ちた。 部署全体の生産性は、計70→69 となる。

<B君を採用した場合>


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B君を加えたことで部署が和やかになり、 一人当たりの生産性が7から8に上がった。 部署全体の生産性は、計70→85 となる。
 凡才B君に軍配が上がる。 

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