四季報の読み方
 次の点をチェックするとよい。
 1.企業の安全性
 2.会社の評価
 3.利益
 4.方向性
 【会社四季報】上場4千社の企業情報が掲載。 年4回(3、6、9、12月)発行。1冊1,850円。

 1.企業の安全性 


(1)【格付】欄−ブロックI資本異動・株価・格付
・格付 :格付会社が、該当の会社を評価したもの。
 格付記号の見方は「●格付記号(長期債券)の見方」参照
(2)【財務】欄−ブロックH財務
・株主持分比率
:高いほど安全性が高い。(自己資本比率とも呼ばれる)
(3)【キャッシュフロー】欄−ブロックH財務
・営業CF :長期に渡ってマイナス▲は要注意。
(CF:キャッシュフロー)

 2.会社の評価 


(1)【株式】欄−ブロックH財務
・時価総額 :当日終値×発行済株式数
 参照:RANKING「時価総額ランキング」
(2)【株価チャート】欄−ブロックJ株価チャート
投資家による評価を表している。
ブロックIの過去(高値・安値)と照らし合わせて、 現在の勢いを判断できる。
(3)【株主】欄−ブロックF株主
外国人株主の保有比率が高ければ、それだけ国際的に評価されている。 ただ、為替相場をきっかけに一斉に売られてしまうこともある。

 3.利益 


(1)【業績】欄−ブロックC業績
・営業利益 :売上−(原価、販売管理費用)
 参照:「今期予想営業増益率ランキング」
(2)【指標等】欄−ブロックH財務
・ROE
(株主持分利益)
:当期利益÷株主持分
 株主持分を使ってどれだけの利益を上げたかを示す。 一般的に10%以上あれば優良会社。
 参照:「予想ROE(株主持分利益率)ランキング」
(3)【配当】欄−ブロックE配当

 4.方向性 


【財務】欄−ブロックH財務
・設備投資
・研究開発
: 重点分野、注力分野が見える。



<備考>方向性は見えても、将来性については不明。

Copyright © 2009 Institute of Culture and Information Technology, Inc. All Rights Reserved.