Windows Live ムービーメーカー


この授業ではWindows Live ムービーメーカーを使用します。
このソフトはパソコンを買うと最初からインストールされています。
万が一入っていなくても、Microsoftのホームページから無料でダウンロードすることが可能です。
以下で使い方を説明しますので、作業中わからないことがあったら参考にしましょう。
■ その1 ホームタブ

No.グループ名アイコン説 明
クリップボード
(1)貼り付け:切り取りやコピーをした画像や文字を貼り付けます。
(2)切り取り:編集中の動画の選択部分を切り取ります。
(3)コピー:編集中の動画の選択部分をコピーします。
追加
(1)ビデオおよび写真の追加:プロジェクトに画像や動画を開きます。画像が開いたフォルダからドラッグ&ドロップでも可。
(2)音楽の追加:プロジェクトに音楽を追加します。追加した音楽はドラッグで自由に場所を移動できます。
(3)Webcamのビデオ:授業では使用しませんが、Webcamがパソコンについている場合はその画像を取り込みます。
(4)スナップショット:作成中の動画の現在位置を1枚の画像として保存します。
(5)タイトル:動画の最初にタイトルを挿入します。
(6)キャプション:動画に表示する文字を挿入します。
(7)クレジット:動画の最後にクレジット(スタッフロールのようなもの)を追加します。
オートムービーのテーマ
動画全体に適応する効果を追加できます。
モノクロやセピア調にすることも可能。
編集
(1)左へ回転:選択した画像を左に回転します。
(2)右へ回転:選択した画像を右に回転します。
(3)削除:選択した画像や音楽を削除します。
(4)全て選択:全ての画像を選択します。
共有 YoutubeやFacebook、Windows Live SkyDrive などのWeb サイトでムービーを共有できます。
ただし、これらを利用するにはYoutubeやFacebookのアカウント、Windows live IDなどが必要になります。



■ その2 アニメーションタブ

No.グループ名サンプル説 明
画面切り替え   画面切り替えとは、画像と画像が切り替わるときの効果のことをいいます。
動画自体に動きがつくわけではないので、「移動および拡大」の効果と混同しないように注意しましょう。
移動および拡大   移動および拡大とは、画像に動きをつけたり、一定方向に拡大や縮小の効果をつける機能です。
こちらは動画自体に動きがつくので、その画像にあった動きを探してみるといいでしょう。



■ その3 視覚効果タブ

No.グループ名サンプル説 明
視覚効果 視覚効果は、選択した画像に特殊な効果をつける機能です。
例えば、動画全体ではなくどこか一部だけを白黒やセピア調にしたいときに使用します。
また、白や黒い画面からだんだん画像が出てくるフェードイン効果などもあります。



■ その4 プロジェクトタブ

No.グループ名アイコン説 明
オーディオ
(1)オーディオバランス:音楽と素材用にしたビデオの音量を同じか、 あるいはどちらかを大きくするといった調整をおこないます。
(2)音楽にあわせる:動画と音楽の終わりが同じになるよう調整します。 しかし、音と画像にズレが生じるので自分で調整することをお勧めします。
縦横比
(1)ワイドスクリーン:動画にワイドスクリーン用の縦横比を適用します。
(2)標準:動画に標準の縦横比を適用します。



■ その5 表示タブ

No.グループ名アイコン説 明
タイムズーム
時間をズームイン、あるいはズームアウトしより細かく音楽に合わせた動画の編集ができるようにします。
実際に尺が長くなっているということではなく、あくまで拡大することにより編集しやすくしているだけなので、 リセットを押すことで元の表示に戻すことができます。
縮小表示のサイズ
ストーリーボード上の表示を変更できます。特大アイコンにすることでより細かな編集が可能になるので、 自分にあった大きさで編集することをお勧めします。
全画面プレビュー
動画を全画面表示でプレビューします。



■ その6 ビデオツール 編集タブ

No.グループ名アイコン説 明
オーディオ
(1)ビデオボリューム:取り込んだ動画の音量を調節します。
(2)フェードイン:取り込んだ動画の音にフェードイン効果をつけます。
(3)フェードアウト:取り込んだ動画の音にフェードイン効果をつけます。
※フェードイン:小さい音からだんだん設定した音量になっていく効果。
 フェードアウト:設定した音量からだんだん小さくなって音が消える効果。
 Liveムービーメーカーではどちらも「遅い」「普通」「速い」の3段階の速度が調節できます。
調整
(1)背景色:タイトルやクレジットを追加したときの背景の色をここで変更できます。
(2)速度:取り込んだ動画の速度を調節します。X前の数値が大きくなればなるほど速度が速くなります。
(3)再生時間:画像の表示時間を入力して調節します。音楽に合わせて細かい調節ができます。
編集
(1)取り込んだ動画を現在の位置で分割できます。
分割する利点として、本来画像の切り替え効果が入れられない動画に分割した場所から切り替え効果をいれたり、 不要な場所を分割して削除することも可能です。
(2)トリムツール:動画の不要な場所を範囲選択(開始位置と停止位置の設定)をすることで、 不要な場所を非表示にします。トリムツールボタンを押すことで、細かい時間を指定してトリミングすることも可能です。



■ その7 音楽ツール 編集タブ

No.グループ名アイコン説 明
オーディオ
(1)音楽ボリューム:取り込んだ音楽の音量を調節します。こちらはビデオの音量ではなく 取り込んだ音楽の音量なので混同しないように気をつけましょう。
(2)フェードイン:取り込んだ音楽の音にフェードイン効果をつけます。
(3)フェードアウト:取り込んだ音楽の音にフェードイン効果をつけます。
※フェードイン:小さい音からだんだん設定した音量になっていく効果。
 フェードアウト:設定した音量からだんだん小さくなって音が消える効果。
 Liveムービーメーカーではどちらも「遅い」「普通」「速い」の3段階の速度が調節できます。
編集
(1)分割:選択した位置で音を分割します。分割することによって必要な部分だけを取り出したり、 フェードインやフェードアウトの効果を曲中に追加することができます。
(2)開始時間の設定:設定した時間から動画の音楽が流れ始めます。
(3)開始位置・停止位置の設定:設定した時間内の音楽をトリミングして再生します。



■ その8 テキストツール フォーマットタブ

No.グループ名アイコン説 明
クリップボード
(1)貼り付け:切り取りやコピーをした文字や画像を貼り付けます
(2)切り取り:編集中の動画の選択部分を切り取ります
(3)コピー:編集中の動画の選択部分をコピーします
フォント
(1)フォントファミリ:文字のフォントを変更します。
(2)フォントサイズ:文字のサイズを変更します。
(3)ボールド・イタリック:文字に太字や斜体を適用します。
(4)テキストの色:テキストの色を変更します。
(5)フォントの拡大・縮小:文字を拡大・縮小します。
段落
(1)透明度:文字の透明度を設定します。
(2)左寄せ・中央揃え・右寄せ:文字の配置を変更します。
調整
(1)テキストの編集:選択した画像のテキストを編集します。
(2)背景色:選択したテキストアイテムの背景色を変更します。
(3)開始時間:設定した時間からテキストの表示を開始します。秒単位の設定が可能。
(4)テキストの表示時間:テキストを表示する時間を設定します。
特殊効果 テキストに対して動きをつけたり、特殊効果を加えたりします。



■ その9 動画を保存する

手順 ホームタブの右上にある「ムービーの保存」のボタンの絵柄をクリック→保存場所を選択→動画に名前をつける→保存
※画質にこだわりたい人は「ムービーの保存」のボタンの文字のほうをクリックします。
 用途に分けた画質が選択できるようになるので活用してみるとよいでしょう。
 DVDへの書き込みもここからできます。