歴 史 


 当研究室は2004年4月武蔵野大学薬学部の開設とともに産声をあげました。主たるメンバーは阿部和穂教授と赤石樹泰助手の2名で、薬学部と薬学研究所の兼任でスタートしました。

 薬学部の薬理学研究室としては、「生理学1」「薬理学1」「薬理学2」「薬理学実習」などの薬学部教育を分担しています。  * 武蔵野大学薬学部に関する情報を見るにはこちらをクリック。

 薬学研究所の薬理学研究室としては認知症治療薬の開発をめざした薬理学的研究を中心に行っています。  * 武蔵野大学薬学研究所に関する情報を見るにはこちらをクリック。

 また武蔵野大学薬学研究所は2004年度から文部科学省の私学助成「ハイテク・リサーチ・センター整備事業」に採択され、「老年性疾患」をキーワードとした大規模な研究プロジェクトを行ってきました。この研究課題は当研究室の阿部教授が発案したものです。現在の武蔵野大学薬学研究所の研究活動を支える重要なプロジェクトになりました。薬理学研究室では「老化関連物質が中枢神経系の機能に及ぼす影響と治療法の評価」という課題を分担し、新しい記憶向上薬「フィセチン」「CNB-001」を発見するなどの成果をあげました。当プロジェクトは2008年度末をもって完了しましたが、武蔵野大学薬学研究所では今後も「老化研究プロジェクト」を推進していく予定です。  * 武蔵野大学ハイテク・リサーチ・センターに関する情報を見るにはこちらをクリック。

 2009年4月には、本学に大学院薬科学研究科が開設され、薬理学研究室では第一期生として博士課程の学生2名を受け入れました。また赤石助教が講師に昇任しました。 * 武蔵野大学大学院薬科学研究科に関する情報を見るにはこちらをクリック。

 教育面では「世に優れた薬剤師を輩出する」ことを目標に、研究面では「疾患治療に役立つ医薬品を見出す」ことを目標に、メンバー一同頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 2006年10月
 2009年4月改