TOPICS 

更新日:2013年10月20日 
<2013年10月20日>
● 赤石講師が武田科学振興財団研究奨励を授与される
 公益財団法人武田科学振興財団の平成25年度研究奨励対象者に赤石講師が選ばれ、研究奨励金を贈呈されることとなりました。クルクミン誘導体の薬効研究の実績と将来性が評価されたものであり、今後の活躍が期待されます。


<2013年8月1日>
● 研究室旅行
 研究室員の親睦を深めるレクリエーションの一環として、2013年7月30・31日にみんなで研究室旅行(河口湖)に出かけました。各駅停車の旅、手作りBBQ、富士山観光などを楽しみ、日頃の疲れを癒しました。幹事さんありがとう。
 参加者:卒研配属6年生、5年生、赤石、阿部


<2012年11月30日>
● 喉の健康に関するコメントが新聞に掲載される
 風邪・インフルエンザ予防における喉のケアについて阿部教授が取材を受け、そのコメントを含む記事が毎日新聞(2012年11月30日号、ヘルシーリポート)に掲載されました。

<2012年8月1日>
● 研究室旅行
 研究室員の親睦を深めるレクリエーションの一環として、2012年7月30・31日にみんなで研究室旅行(伊豆)に出かけました。トランポリン、ウォーターバルーン、自転車、BBQ、温泉、蕎麦打ちなどを楽しみ、日頃の疲れを癒しました。幹事さんありがとう。
 参加者:卒研配属6年生8名、5年生7名、赤石、阿部


<2012年5月23日>
● J147の発見など研究成果が新聞記事で紹介される

 新しい認知症治療薬候補J147の発見など当研究室の研究成果について新聞取材があり、その記事が新聞(本願寺新報、2012年5月20日号、8面)に掲載されました。

<2012年4月12日>
● 花見大会開催

 2012年4月12日(木)に井の頭公園でお花見を楽しみました。4月から新たに配属された新5年生を含め、研究室員の親睦を深めることができました。企画・準備・場所取り等みんなありがとう。

<2012年3月19日>
● 博士2名が誕生!

 2009年4月に大学院薬科学研究科博士課程に入学した植木拓朗・牛久保裕子両院生が課程を修了し、2012年3月19日(月)に博士(薬科学)の学位を授与されました。記念すべき本学からの博士(薬科学)第1・2号となりました。また同日、薬学部卒業研究配属の6年生8名が無事卒業しました。みなさんおめでとう。今後の活躍を期待しています!

<2012年3月5日>
● 脳と遊びに関するインタビュー記事が会報誌に掲載される

 西東京市の市民団体・きらっとシニア倶楽部より“脳と遊び”についての取材申し込みがあり、阿部教授のインタビュー記事が『このまちに生きる☆きらっとシニア(シニアかわら版・西東京)』第20号(2012年2・3月号) 2ページに掲載されました。

<2012年2月29日>
● お酒を上手に飲む方法について取材される

 お酒の上手な付き合い方について阿部教授が取材を受け、その記事が早稲田大学の出版サークル・マグネットプレス発行のフリーマガジン『MAG!』2012冬号(MTR〜Mag Trivial Review〜:「上手にお酒を飲み方法!?吐いて復活する人としない人の違いとは!!」)に掲載されました。
→詳しくはこちら(『MAG!』のHP)

<2012年2月15日>
● オキシトシンと嫉妬心の関係に関するコメントが雑誌に掲載される

 子育て中の母親にみられるジェラシーにオキシトシンが関係あるのではないかとの仮説について、阿部教授が脳科学専門家としての解説を依頼され、そのコメントを含む記事が雑誌『AERA with Baby 2012 2月号』(朝日新聞出版、2012年2月15日発行) 77ページに掲載されました。

<2012年2月19日>
● スケート大会開催

 研究室のレクリエーションの一環として、2012年2月19日(土)にみんなでアイススケートを楽しみました(高田馬場、シチズンプラザ)。気持ちよく滑った後、近くで一緒に食事もしました。 参加者:卒研配属5年生7名、4年生1名、赤石、阿部+α


<2011年12月16日>
● 多彩な薬効を発揮する新しい認知症治療薬候補
 J147を発見


 当研究室では、米国ソーク研究所のDavid Schubert教授らとの共同研究で、クルクミン誘導体の中から認知症治療に有用な化合物を探索し、2008年にCNB-001と名付けられた化合物が記憶形成を司る脳の海馬の機能を促進し記憶向上作用を示すことを発見しました。その後さらに探索を進めた結果、CNB-001よりもっと有効と期待される新薬J147の発見に至りました。この研究成果は12月14日付で学術誌PLoS ONE(IF2010=4.411)に掲載・発表されました。
→実際の論文はこちら(PLoS ONE)
→ニュースリリース

<2011年10月1日>
● クルクミンとCNB-001に関する解説記事が雑誌に掲載される

 クルクミンの有用性とCNB-001の薬効について、阿部教授が解説を依頼され、その記事が雑誌『Aromatopia』(フレグランスジャーナル社、2011年9月号) に掲載されました。
→『Aromatopia』2011年9月号の目次はこちらから


<2011年8月5日>

● BBQ大会開催

 2011年8月5日(金)に昭和記念公園(西立川)に出かけBBQを楽しみました。お肉や焼そば、すいかなどをお腹一杯食べた後、広い原っぱでバレーボールもやりました。
参加者:卒研配属6年生、5年生、赤石、阿部(ほぼ全員)


<2011年1月24日>
● お酒と記憶の関係について取材される

 お酒と記憶の関係について阿部教授が取材を受け、その記事が早稲田大学の出版サークル・マグネットプレス発行のフリーマガジン『MAG!』2011冬号(MTR〜Mag Trivial Review〜:「お酒を飲むと記憶がなくなるのはなぜ!?私とお酒の上手な付き合い方」)に掲載されました。
→詳しくはこちら(『MAG!』のHP)

<2010年11月28日>
● クルクミン誘導体に関する研究成果が週刊誌で紹介される

 CNB-001の研究成果について阿部教授が取材を受け、そのコメント等がサンデー毎日(毎日新聞社、2010年11月28日増大号、132−133ページ、『40代の生活がボケの分かれ目』)に掲載されました。

<2010年7月21日>
● クルクミン誘導体CNB-001に関する研究成果が国際テレビ番組で紹介される

 NHKワールドのテレビ番組『Begin Japanology』が当研究室を訪問してCNB-001に関する研究成果を取材しました。その様子は英語で世界に発信されるとともに、国内(NHK-BS1,日本語)でも放送されます。
放送: NHK WORLD TV(英語); 2010年8月26日(木) 0:30-1:00(UTC)他
 BS1 (日本語); 8月27日(金)16:00-16:30(JST)、 テーマ『カレーライス』
→詳しくはこちら(番組HP)

<2010年7月7日>
● 阿部教授がラジオ番組に出演し、喉の健康について解説

 JFN配信のラジオ番組『健康ラジオ〜ワンポイント・アドバイス〜』(7月のテーマ『喉の健康』)に阿部教授が出演(事前録音)し、「ノドの痛みや不快感・咳が出るメカニズム」「止まらない咳」「ノドのケアや咳の対策」「のど飴の違い」等の質問に答えました。
放送:
  FM栃木/2010年7月7日〜8月11日の水曜日6回、10:55〜11:00
  FM三重/2010年7月8日〜8月12日の木曜日6回、16:55〜17:00
  FM山形/2010年7月9日〜8月13日の金曜日6回、11:50〜11:55
  FM香川/2010年7月10日〜8月14日の土曜日6回、15:55〜16:00
  FM熊本/2010年7月11日〜8月15日の日曜日6回、6:20〜6:25
  FM山陰/2010年7月11日〜8月15日の日曜日6回、15:55〜16:00
  FM徳島/2010年7月11日〜8月15日の日曜日6回、16:55〜17:00
  FM福井/2010年7月12日〜8月16日の月曜日6回、14:50〜14:55
→放送内容の紹介はこちら(番組HP)

<2010年5月17日>
● 第三のガス性メッセンジャー・硫化水素の発見に関する功績が雑誌Scientific Americanで紹介される

 阿部教授は、米国ソーク研究所の博士研究員だった1996年に、木村英雄博士(現・国立精神神経医療研究センター神経研究所)とともに、毒ガスである硫化水素ガス(H2S)が生体内で産生され神経伝達修飾物質として働くことを発見しました [J. Neurosci. 1996, 16: 1066-1071]。一方、カナダのレイクヘッド大学のR.ワン博士は血管系でのH2Sの役割を研究し、その成果を雑誌Scientific American 2010年3月号で紹介しました。ところがこの記事中で、世界で初めてH2Sの生体機能に着目したのはワン自身であり、それが「偶然の閃き」によるものだったと記しました。言うまでもなくこの記述は事実に反するものです。これを受けて、日経サイエンス2010年6月号は、当該記事の和訳版とともにワンの誤りを指摘した囲み記事を掲載しました。
→当該記事の概要を紹介した『日経サイエンス』のHPを見るにはこちらをクリック

ワン博士は、自ら執筆した論文中で私たちの発見を引用しているので、自分が初ではないことを知っていたはずです。事実に反する記事を書かれたことは遺憾ですが、逆に「横取りしたくなるほど魅力的な発見」だったと考え喜ぶべきなのかもしれません。(阿部)

<2010年3月14日>
● 阿部教授がラジオ番組に出演しお酒に酔うしくみを解説

 TBSラジオの番組『奈美悦子・辻よしなりのちなみに?』から依頼を受け、阿部教授が電話で出演し、お酒に関するリスナーからの質問に答えました。
放送予定: 2010年3月14日(日)21:30〜22:00
→放送内容の紹介はこちら(番組HP)

<2010年2月6日>
● 阿部教授がTV番組に出演し認知症治療薬の研究成果を紹介

 テレビ朝日の番組『天才をつくる!ガリレオ脳研』から依頼を受け、阿部教授が認知症研究の専門家としてスタジオ出演し、当研究室で発見したクルクミンとCNB-001を中心に認知症治療薬の開発がどこまで進んでいるかを解説しました。
放送: 2010年2月6日(土)19:00〜20:51
→放送内容はこちら

残念なことに、この番組中で放送された私のコメントの一部が編集によって誤って伝えられてしまいましたので、この場を借りて報告します。

@クルクミン(またはウコン)が記憶力を高める??
スタジオ収録時に私は、アルツハイマー病治療におけるクルクミンの有用性(アミロイドβの蓄積を防ぐ効果など)を述べ、次いでクルクミンには記憶力を高める作用はないが私たちがつくりだしたクルクミン誘導体CNB-001には動物実験で記憶力を高める作用が認められたことを紹介しました。ところが放送された映像では、CNB-001の説明が削除されたうえ、クルクミンを含むウコンの写真と「記憶力を高める」という文字が一緒に提示されたため、「ウコンが記憶力を高める」と誤解してしまった方が多いようです。ナレーションでは「クルクミンからできた薬--」と言っていたものの、それがクルクミン(またはウコン)とは別物であると認識できた人は皆無と思われます。繰り返しますが、記憶力を高める作用が確認されたのはCNB-001であってクルクミンではありません。またウコンに記憶力を高める効果は確認されていません。

Aクルクミン(またはウコン)が薬になるのは2〜3年後??
スタジオ収録時に私は、クルクミンとCNB-001の紹介をしたあと「(クルクミンやCNB-001が)薬になるのはいつごろ?」という質問を受けて「10年くらいはかかるでしょう」とお答えしました。そして、それとは別に、最近の認知症治療薬の開発状況として、アミロイドβワクチンや抗体などの治験が進んでおり「数年後には実用化されるかもしれない」との見解を述べました。ところが放送された映像では、やはり途中がバッサリ削除され、私がクルクミンを紹介した後に「何年後?」と質問され「数年後には実用化」と答えているように編集されていました。私はクルクミンが数年後に薬になるとは申しておりません。
(阿部)

<2010年1月10日>
● アルツハイマー病治療薬に関するコメントが雑誌に掲載される

 アルツハイマー病の新薬開発について、阿部教授が専門家としての解説を依頼され、そのコメントが雑誌『日経メディカル』No.506 (日経BP社、2010年1月10日発行)<特集:2010年話題の新薬> 91ページに掲載されました。
→『日経メディカル』のHPはこちら(目次あり)


<2009年12月9日>
● 阿部教授がTVニュースで睡眠導入薬と鎮痛薬の作用を解説

 タイガー・ウッズ氏の自動車事故に関連し、フジテレビの報道番組『スーパーニュース』から阿部教授が電話取材を受け、催眠薬アンビエンTM(ゾルピデム)と麻薬性鎮痛薬バイコディンTM(ヒドロコドン+アセトアミノフェン)の作用について解説しました。2009年12月9日(水)17:10〜11ごろ放送(声のみの出演)。
→放送内容はこちら

<2009年11月20日>
● 認知症治療薬開発の最新動向に関する解説記事が雑誌に掲載される

 認知症の薬物治療の現状と将来について、阿部教授が解説した「認知症治療薬の開発はどこまで進んでいるのか」という記事が、雑誌『ふれあいケア』2009年12月号(全国社会福祉協議会、2009年11月20日発行) 26-29ページに掲載されました。
→『ふれあいケア』2009年12月号の目次はこちらから

<2009年4月17日>
● お酒に関するインタビュー記事が雑誌に掲載される

 お酒に酔いやすいTPOについて、阿部教授が専門家としての解説を依頼され、その取材記事が雑誌『別冊宝島1622号』(宝島社、2009年4月16日発売) 86-87ページに掲載されました。


<2009年3月16日>
● 脳と母性愛に関するインタビュー記事が雑誌に掲載される

 “母性愛とは何か”について、阿部教授が脳科学専門家としての解説を依頼され、その取材記事が雑誌『AERA with Baby 2009 4月号』(朝日新聞出版、2009年3月14日発売) 29ページに掲載されました。

→ 武蔵野大学附属産後ケアセンター桜新町にて、
子育て脳科学講座『こどもの脳シリーズ』を開講中。
詳しくはこちら [武蔵野大学子育て支援講座のHP]

<2009年2月23日>
● 乱用薬物の危険性を解説したインタビュー記事が新聞掲載

 若者に広がる大麻乱用問題に関連し、阿部教授が乱用薬物の危険性について解説を依頼され、その取材記事が本学発行の新聞『MGライフ』第142号(2009年2月15日発行)に掲載されました。


<2009年2月17日>
● 阿部教授がTV番組に出演し風邪薬と酒の相互作用を解説

 中川財務大臣のG7会見問題に関連し、フジテレビの番組『めざましテレビ』(2009年2月17日(火) 6:25〜28,フォーカスONEのコーナー)に阿部教授がコメンテーターとしてVTR出演し、風邪薬の副作用とアルコールとの相互作用について解説しました。
→番組表はこちら


<2008年12月20日>
● 阿部教授がTV番組に出演し記憶のしくみを解説

 NHK総合の番組『解体新ショー』から依頼を受け、阿部教授が記憶研究の専門家としてスタジオ出演し「ドキドキしたときの出来事が強く結びついて記憶されるワケ」について解説しました。放送: 2008年12月19日(金) 23:00〜23:29(NHK総合)
 → 内容紹介1, 内容紹介2


<2008年11月27日>
● 脳に関するエッセイが雑誌に掲載される

 阿部教授が出版社から寄稿を依頼されて執筆したエッセイ「脳の衰えを防ぐ特効薬」が、雑誌『文藝春秋SPECIAL 2009年1月号』(2008年11月27日発売) 22-23ページに掲載されました。
→『文藝春秋SPECIAL』のHPはこちら(目次あり)



<2008年10月20日>

● 研究室旅行

 研究室員の親睦を深めるレクリエーションの一環として、2008年10月18・19日にみんなで研究室旅行(箱根)に出かけました。景色、食事、温泉などを楽しみ、日頃の疲れを癒しました。
 参加者:卒研配属4年生6名、赤石、阿部



<2008年9月3日>
● 脳と旅に関するインタビュー記事が雑誌に掲載される

 “旅行は最高の脳トレ”という提案について、阿部教授が(株)クラブツーリズムから取材を受け、そのインタビュー記事が雑誌『Club Tourism Style 2008秋号』に掲載されました。

・2008年8月20日発行
 『Club Tourism Style 2008秋号』28ページ→

<2008年8月19日〜>
● クルクミン誘導体に関する研究成果が新聞で紹介される

Neurobiol. Agingに発表されたCNB-001の記憶向上作用に関する研究成果が新聞で紹介されました。


・2008年8月24日(日)毎日新聞 27面、
『カレーに記憶力のもと /「ターメリック」化合物/武蔵野大など合成/認知症治療に効果?』↓


・2008年8月19日(水)読売新聞 37面、
『「ウコン」に記憶力効果 / アルツハイマー予防に期待』↓

・2008年8月26日(火)東京新聞 28面、
『記憶力にカレー効果? / ウコンに発見・認知症の新薬開発に期待』↓


この報道を受けて、一部で「カレー(またはウコン)を食べると記憶力が良くなる」という誤報が出回っているようですが、事実は以下のとおりです。
・私たちが研究を進めるにあたり、インドでアルツハイマー病患者が少ないという知見も多少参考にはしましたが、私たちの研究成果はカレーとアルツハイマー病の関連性を裏づけるものではありません。
・私たちは、カレーに含まれる様々なスパイスの効能を調べたことはありません。ターメリック(またはウコン)に含まれる天然化合物「クルクミン」と、それをヒントにして合成した新規化合物「CNB-001」の作用を調べただけです。
・私たちは「クルクミン」に記憶向上作用を認めていません。またクルクミンのデータは論文発表していません。
・私たちが今回論文発表したのは、CNB-001という新薬の効果です。CNB-001はカレーやウコンには含まれません。人工の化合物です。
・カレーやウコンを食すると記憶力が良くなると主張した覚えはありません。

誤解のないようよろしくお願いします。
なおより正しい情報は以下に記載されています。ご参照ください。
→武蔵野大学からのニュースリリース[共同通信PRワイヤー]
→実際の論文はこちら[ScienceDirect - Neurobiology of Aging]


<2008年8月12日>
● 阿部教授が執筆した単行本が発売される

 このたび阿部教授が執筆した一般向けの単行本『認知症とたたかう脳−認知症にならないために何をすればよいか』(理工図書)が8月から発売となりました。記憶の脳メカニズム、認知症とは何か、アルツハイマー病治療薬開発の最新情報、認知症予防法などについて、実例を交えながら分かりやすく解説した本です。タイトルには、世界中の医薬研究者が頭脳を駆使して認知症の克服にチェレンジしていること、また読者には自分の脳を理解し自ら進んで認知症予防に取り組んでほしい−という2つの意味が込められています。当研究室の研究成果の一部も紹介しています。是非ご一読ください。
→詳しくはこちら[amazon]
→詳しくはこちら[セブンアンドワイ]
→詳しくはこちら[楽天]



<2008年7月19日>

● BBQ大会開催

 暑気払いならびに前期お疲れ様を兼ねて、2008年7月19日(土)に武蔵野公園でBBQ大会を開きました。企画、肉&野菜買い出し&下準備、おにぎり、酒、火熾し、焼き、ちぎり(?)etcみんなで力を合わせて、楽しい時間が過ごせました。
 参加者:薬理学研究室全メンバー10名


<2008年7月7日>
● お酒と脳に関するインタビュー記事がインターネットサイトに掲載

 「立ち飲みは酔いにくい?」という疑問に対して阿部教授が回答した記事が、インターネットサイト excite に掲載されました。
→記事を読んでみたい方はこちら[Excite BitのHPへ]


<2008年5月30日>
● 硫化水素の生理機能に関する研究成果が雑誌Scienceのニュースに取り上げられる

  阿部教授は、米国ソーク研究所の博士研究員だった1996年に、硫化水素ガス(H2S)が哺乳類の脳内で産生され神経伝達修飾物質として働くことを発見しました [J. Neurosci. 1996, 16: 1066-1071]。この発見が注目され、このたび権威ある国際科学雑誌Science(IF2006=30.028)の2008年5月30日号にて、ニュースとして大きく紹介されました。
→実際の記事を見るにはこちらをクリック [Science NEWSFOCUS(PDF)]


<2008年5月21日>

● クルクミン誘導体の記憶向上作用に関する研究論文を発表

 当研究室は、米国ソーク研究所のDavid Schubert, Pamela Maher両博士との共同研究で、カレーの黄色として知られるターメリック(ウコン)の主成分クルクミンの構造を少し変えた新規化合物CNB-001を創製し、ラットを用いて記憶に対する効果を調べたところ、海馬長期増強ならびに物体再認試験における記憶を高めることを発見しました。そしてこのたび、この研究成果に関する研究論文が、老年医学分野のトップジャーナル・Neurobiology of Aging(IF2006=5.599)に受理されました。


<2008年4月4日>

● 第93回薬剤師国家試験
  当研究室の第一期卒業生は100%合格を達成!


 2008年3月8・9日に実施された第93回薬剤師国家試験の合否が4月3日に発表され、当研究室を卒業した7名の卒論生は全員合格しました。
 皆さんおめでとう。薬剤師としての活躍を心よりお祈りしています。
→武蔵野大学薬学部全体の合格率はこちらを参照



<2008年2月1日>

● スノーボード旅行

 研究室員の親睦を深めるレクリエーションの一環として、2008年1月29・30日にスノーボード旅行(上越国際スキー場)に出かけました。ほとんどが初心者でしたが、楽しく雪と戯れながら日頃の精神的疲労を癒しました。
 参加者:卒研配属3年生6名、赤石、阿部



<2007年10月22日>

● 研究室旅行

 研究室員の親睦を深めるレクリエーションの一環として、2007年10月20・21日にみんなで研究室旅行(日光)に出かけました。景色、食事、温泉などを楽しみ、日頃の疲れを癒しました。
 参加者:卒研配属4年生7名、赤石、阿部



<2007年7月18日>
● 研究室が大学進学情報誌で紹介される

 研究室の活動について取材を受け、その記事が河合塾グループ52school.com社の大学進学情報誌『栄冠目指してSPECIAL2007』に掲載されました。

・2007年7月10日河合塾/52school.com 発行
 『栄冠目指してSPECIAL2007/
 理工・情報・生命・環境系学部特集号』 119ページ  →


<2007年7月13日>
● 阿部教授が執筆した単行本が発売される

 このたび阿部教授が執筆した一般向けの単行本「マンガで読む 脳と酒」(りこう図書)が7月から発売となりました。お酒を飲んだときに現れる心や体の変化を題材に、脳の仕組みをわかりやすく解説しています。例えば「お酒を飲むと楽しくなるのはナゼ」「酔うと笑いや涙が止まらなくなるのはナゼ」「ろれつが回らなくなるのはナゼ」「翌朝記憶がないのはナゼ」などお酒にまつわる様々な疑問に対してQ&A形式で答えています。また4コマ漫画や詳細解説のコラムも載せているので、ビギナーから専門家まで幅広く楽しめるでしょう。是非ご一読ください。
→詳しくはこちら[理工図書HP]


また、この本を紹介した記事が
新聞に掲載されました。

・2007年7月7日(土)
フジサンケイ ビジネスアイ14面 →
 『著者が語る』

この記事の本文は同紙のHPで閲覧
できます。
→詳しくはこちら
[FujiSankei Business i.のHP]




<2007年4月2日>
● 認知症治療に関するインタビュー記事が雑誌に掲載される

 当研究室では認知症治療薬の開発研究を行っています。認知症治療の最前線について、阿部教授が(財)介護労働安定センターから取材を受け、そのインタビュー記事が雑誌「ケアワーク」(2007年4月号, p4〜8)に掲載されました。
→詳しくはこちら[介護労働安定センターHP、機関誌「ケアワーク」の紹介]



<2007年3月19日>
● 南天に関する研究成果が新聞で紹介される

 当研究室では常盤薬品工業株式会社(ノエビアグループ)と共同で、南天実の薬理研究も行っています。最近明らかにした南天実成分の気管拡張作用に関する研究成果が新聞で紹介されました。

・2007年3月19日(月)日経産業新聞 9面  →
『南天、やっぱり「ノド」に効く/武蔵野大など研究成果/気管収縮 抑制に作用』



<2006年10月18日〜>
● フィセチンに関する研究成果が新聞やテレビ番組等で紹介される

 PNASに掲載されたフィセチンの記憶向上作用に関する研究成果が各種メディアで大々的に紹介されました。

・2006年10月18日(水)毎日新聞 27面、『「フィセチン」大量含有:イチゴで記憶力向上?/ 武蔵野大など動物で確認』↓ ・2006年10月18日(水)日経産業新聞 9面、『イチゴ成分で記憶向上/武蔵野大など、マウスで確認』↓
・2006年10月18日(水)日本テレビ「ズームインSUPER」(早朝5:57)

・2006年10月20日(金)毎日小学生新聞 1面、『イチゴが記憶力を高める?!』

・2006年12月21日(木)日本テレビ「おもいっきりテレビ」“ケーキを食べても太らず、優れた健康効果を活かす方法”

・月刊「現代化学」2007年1月号(No.430)76ページ、化学かわらばん『イチゴは記憶能力を高める』


   
<2006年10月16日>
● フィセチンの記憶向上作用に関する研究論文がPNASに掲載される

 本研究室の研究成果が米国科学アカデミー紀要(PNAS, IF2004=10.452)に受理され、2006年10月16日週の電子版で公開されました。米国ソーク研究所Pamela Maher博士との共同研究で、植物に含まれるフラボノイドの一種フィセチンという化合物に記憶増強作用があることを発見しました。

→実際の論文はこちら[PNAS]

 フィセチンは、記憶形成に重要な役割を果たす「海馬」において記憶形成に関係するシグナル分子(ERK, CREB)を活性化し、シナプス伝達の可塑性(LTP)を促進しました。ERKやCREBを活性化する薬物としてはホスホジエステラーゼ阻害薬(cAMP系を介する)などが知られていましたが、フィセチンはcAMP系には作用しません。またマウスを用いた記憶テストでは、通常のマウスが忘れていることを、フィセチンを飲んだマウスはきちんと覚えているという成績が得られました。つまり、フィセチンを飲んで学習するとしっかり記憶できるというわけです。多くのフラボノイドには抗酸化作用があり老化予防に役立つと一般的に言われてきましたが、今回発見されたフィセチンの効果は抗酸化作用とは関係なく、他のフラボノイドには見られない独特な作用によるものです。フィセチンは記憶をつくる海馬の働きを直接高め、かつ「飲んで効く」という点で画期的です。フィセチンは夢の「記憶増強薬」になるかもしれません。


<2006年10月6日>
● ホームページ公開スタート!
 2006年10月6日にこのホームページを開設しました。研究室の最新動向をお伝えしていきますので、どうぞお楽しみに。