社会情報学は、社会と情報との関わりを研究する学問領域です。
この研究室では、社会の中の分野である生活に焦点を当てて、
「生活の情報化」研究に取り組んでいます。
情報化の進展は生活に様々な影響をもたらしています。その影響は、プラス面とマイナス面の
両面を持ち合わせています。リスク研究では、人権侵害、肖像権侵害などの権利侵害、
架空請求、ワンクリック詐欺などの犯罪、携帯電磁波の健康被害、
といったマイナス面に焦点を当てています。
私たちは生活の中でインターネットだけでなく、通信、放送、印刷、郵便など
様々な情報メディアを使用しています。情報化の進展に伴い、これらの情報メディアへの
依存度は常に変化しています。メディア分析では、情報メディアへの依存状況を
家計消費支出によって分析しています。
研究の成果は、授業での講義に活かすことはもちろん、講演や書籍、論文、寄稿を通して、 社会に還元しています。