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メールでわかる恋の温度

メール

情報化社会の恋愛にメールは不可欠です。昔のように、相手からの手紙を心待ちにするという風景はありません。 手紙を出してから、返事をもらうまで1週間も待つなんて、無理でしょ? いつでも想いを伝えることができるのがメールの利点です。相手のメールを見ていると、恋の温度がわかります。


メールの数

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 何と言っても、基本はメールの数だ。メールの数は、そのまま恋の温度を示している。熱を上げている時は、伝えたいことが次から次へと浮かんでくるので、自然とメールの数は多くなる。しょっちゅうあなたのことを考えているということだね。ポイントが高いのは、こちらからのメールに応えた返信メールではなく、相手が自分から発信したメールの数だよ。相手から発信したメールの数を数えれば、相手の恋の温度はかなり正確に測ることができる。逆に、あなた対する関心が薄くなってくると、日常の中であなたを思い浮かべる回数が減り、それに従いメールも減るのである。

返信のタイミング

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 こちらから発信して、それに対する返信が返って来るまでの時間を、レスポンスタイムという。つまり、反応時間だ。愛している時のレスポンスタイムは短いよ。つまり、反応が大変よろしい。もちろん、仕事中やバイト中、授業中には返信ができないことがよくある。しかし、問題はその後だ。それが終わった時に、すぐに返信するかどうかで恋の温度を知ることができる。返信を忘れてしまったなんていうのは論外だ。恋の温度どころか凍結してしまっている。

呼びかけ、問いかけ、話しかけ

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 関心があなたに向けられていると、当然ながらあなたに向けて話しかけるようにメールが作成される。あなたを思い浮かべているので、名前で呼びかけたり、「?」で問いかけたり、「ねぇ」「あのね」などを使った話しかけが行われる。呼びかけ、問いかけ、話しかけが行われることが、温度の高さを表している。

メール文の長さ

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 あなたに関心があると話したいことがどんどんと浮かぶので、メール文は自然と長くなる。好きだったらお話ししたくなるというのと同じだね。逆に、あなたへの関心が薄れてくると話すことがなくなるので、メール文は短くなってゆく。メール文の長さは、相手の温度を測るには重要なメジャーとなる。

♥ハートマークの数♥

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 心を込めてメールを打つと不思議とそれに連動して、ハートマークを使う回数が増える。1日に相手が使ったハートマークの数をカウントしてみるといい。その数がそのまま恋の温度となっている。

質問に対する答え

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 答えの内容なんかどうでもいい。とにかく、あなたが疑問符「?」を付けて送った文に対して相手が答えるかどうかである。その返答率は、恋の温度と比例する。試しに「おとり」の質問文をわざとメールに埋め込んでみるといい。「何食べた?」でも「楽しかった?」でも何でもいい。あなたを愛しているとき、相手はかなりの返答率でメールの中の質問文に答えてくる。どうでもいいような「?」にまで、律儀に答えたりする。問いかけに対して答えるということがコミュニケーションを成立させるのである。

独り言・つぶやき

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 独り言はあなたとコミュニケーションを取りたくない、あなたと会話をしたくない、という心の現れだ。誰に話すわけでもない独り言のような、自分のことだけを話すつぶやき風のメール文が増えてきたら、恋の温度は下がっている。相手はもう義務感でメールを送っているのである。

「忙しい」「疲れた」「〜しなければならない」

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 あなたとの付き合いが楽しいものになっていないと、メールに否定的、後向きの発言が多くなってくる。「忙しい」「疲れた」「〜しなければならない」という言葉が代表的なものである。本当に忙しくても、疲れていても、あなたとの付き合いを嬉しく感じているのならば、メール文は明るくなるはずなのである。つまり、あなたを失ってもよいという潜在意識が、メールに否定的な言葉を使わせるのである。
 ただし、グチのメールはあなたに対して同情や助けを求めていることがある。あなたに頼るということは、恋の温度が高くなっていることの現れなので、この点の判定を誤らないようにすべし。

会話にならない

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 会話というものは、お互いに話題をやり取りして初めて成り立つ。相手からのメールを受けて、こちらから反応するし、相手もこちらからのメールの内容を受けて返答をする。つまり、リアクションが大切なんだよね。このツーウエイ(往復)のキャッチボールの関係がなければ会話にならない。
 あなたからのメールを無視して自分のことだけを一方的に書く投げやりなメールは、あなたに義務感でメールを送っている表れだ。どうでもいいことで文字数を埋めようとしている。そんなとき相手は、メールが来るので仕方なく返信しているだけなのだ。恋の温度はかなり低い。

疑問符「?」の数

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 メール文の中の疑問符「?」は、あなたに対する問いかけの表現である。あなたと会話をしたいと考えているときに使われる。質問をするというのは、その返事を期待しているからである。相手が疑問符「?」を使う回数が多いほど、あなたと話をしようとしているのである。逆に、恋の温度が下がっていると、心からはあなたと会話をしたいと望んでないので、問いかける表現がなくなってくるのである。

感情表現

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 「嬉しい」「悲しい」などの感情を表す言葉は、メールの中ではポイントの高い言葉である。あなたに関心がなくなると、今日の出来事を淡々と話したり、事実の客観的な描写だけになって、自分の感情を表さなくなるからだ。あなたに対して「ありがとう」という言葉が入っている時も、ポイントが高い。恋が冷めてくると感謝の気持ちもなくなってくるのだ。

あなたの名前

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 気が付かないのかい?メール文の中にあなたの名前がないということは、誰かに送ったメールのコピーをあなたにも送っているんだよ。タイトルもよく見てごらん。前回あなたが送ったメールに対するリアクションになっているかい?今までの会話の流れとは関係ない「今、○○で××してるよ」みたいな内容になっていないかい?
 バカにしているし、失礼なことだよね。恋の温度が高ければ、必ずあなたの名前がメールの中に登場する。あなたのことを思い浮かべながらメールを打っているからだ。あなたの名前が登場する回数も、恋の温度を測る重要なカギになる。

スケジュールの返答

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 予定や都合を尋ねたときの返事は、次の3パターンだ。(1)「OK!」(2)「NG!」(3)「ちょっと待ってね」。どれであっても即座に返事が来た場合は、問題ない。しかし、その話題を無視したり、シカトして返信しない場合は、要注意である。ギリギリまで約束をしようとしないのは、あなたよりも優先している人がいる証拠なんだ。つまり、あなたは予備なのである。予備に甘んじて付き合いを続けるのか、きっぱり別れるのかはあなた次第だ。
 自分のスケジュールを自分から教えてくれる時は、恋の温度が高い。やましいことがないし、空いているときはいつでもデートOKというサインである。安心してよろしい。

同じ事をまた言う

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 あれぇ?さっきも同じ事を書いてたじゃんか?という時は要注意。そう、あなたと同時進行で他の人にも同じ内容のメールを出している。よほど忙しかったのだろう。誰に何を送ったのかが記憶できなくて、他の誰かに送るはずの話題を、またあなた送ってしまったんだね。男はバカだね。

嬉しさで○×判定

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 メールを読んだ直後に自分の感覚で判定しましょう。そのメール文の中に自分が嬉しくなる言葉があったら「○」、嬉しさがこみ上げて来なかったら「×」だ。恋の温度が高ければ嬉しいメールが多くなる。逆に温度が下がっていれば、期待して読んでも「あ、そう」程度のメールしか来なくなる。そんなことどうでもいいじゃないと思いたくなるような内容のメールは、もちろん「×」である。
 実は、あなたの心の中にあるセンサーは、とても正確に相手の温度を測ることができる。しかし、気持ちが舞い上がってしまっていたり、逆に現実を認めたくないという感情が働いたりするので、そのセンサーの反応を正しく認識できなくなっている。ここで紹介した「○」「×」判定で客観的に温度を測ってみるといい。
 1日に1つも「○」のメールが来なくなったら、その恋の終わりは近い。その時には、気持ちを切り替えて、ときめくことができるメールを探しに行きましょう(^_^)

見えない鎖

携帯電話はどこにいてもコンタクトができることから、「見えない鎖」とか「電波の首輪」とか言われます。 二人の密着度を高める効果がある反面、一人になる自由が奪われるからです。 これからは変わったカフェがウケるかもしれません。携帯の電波が立っていないカフェです。 ここでは本当に一人になれる空間を提供するのです。

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