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看護学研究科 修士課程

 世界に類を見ないスピードで高齢化が進み、生活が欧米化する傾向が強い我が国においては、がん、糖尿病、高血圧などのいわゆる生活習慣病や心の健康問題の増加が保健・医療・看護の課題となっています。子どもから大人までを対象とした保健・医療・看護の場を広く支え、この未曽有の状況に創造的に貢献できる看護職者の人材育成が強く求められています。
 本学は地域の健康管理施設として、生活習慣病予防に取り組むために「武蔵野大学メディカルセンター」を、出産直後からの母子の育児支援施設として「武蔵野大学附属産後ケアセンター桜新町」を有しています。それぞれ、看護師・保健師・助産師が専門スタッフとして生活習慣病予防や育児支援に取り組んでいます。このような施設の設置にあたっても、医療および地域保健の場において、医師やコメディカルスタッフと共に、生活習慣病等慢性疾患の予防・治療や母子保健に貢献できる高度な実践者および実践の指導・教育ができるリーダーの人材育成が本学の使命の一つであるという考え方が基盤になっているからです。
 このような背景のもと、本専攻修士課程では、教育・研究・実践領域を『母子』『地域』『成人』『看護教育』『がん』『精神』の看護学分野とし、「教育・研究者」ならびに実践現場のリーダーや専門看護師となる「高度専門職業人」の育成をします。
  本専攻では、総合大学の利点を活かし、他学部・他研究科等との連携を通して、豊かな人間性と倫理観を備えた次のような人材を育成します。

①教育・研究者の育成
 看護学は、地域社会の人々の健康と福祉の向上に関わる実践の学問です。教育・研究を通して看護ケアの実践の本質を見極めることができ、ケアを中心とした学問として看護学を体系化することができる教育・研究者を育成します。

②看護実践のリーダーやスペシャリストの育成
(a)地域・関連諸施設で活躍できる看護実践のリーダーの育成
 母子、地域、成人の看護領域における看護実践の場において、的確な臨床判断および熟練した高度な技術を用いて、患者やその家族に対し直接的なケアを行うと共に、部下や関係者のケアマインドを涵養していく能力を備えた看護実践のリーダーを育成します。
(b)地域関連諸施設で活躍できる看護スペシャリストの育成
 がん看護、精神看護の領域において、的確な臨床判断および熟練した高度な技術を用いて、患者やその家族の直接的なケアと地域に対する啓発活動、ならびにケアスタッフに対する相談活動、医療提供システム内の調整活動などを行う能力を備えた専門性の高いがん看護スペシャリスト(専門看護師)・精神看護スペシャリスト(専門看護師)を育成します。
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