学生の皆さんは、教育課程(カリキュラム)の目的をよく理解し、その目的が達成されるような授業科目を選びます。各授業科目に合格すると、単位を得ることができ、これを「履修」といいます。皆さんは、履修計画を立て、時間割を決める必要があります。そのために、『履修要覧』『シラバス』『授業時間割表』などを精読し、理解に努めてください。
一つひとつの科目には学習時間を表す「単位」があり、履修により卒業に必要な単位を得ることを「単位制」と呼んでいます。
授業科目にはそれぞれ「単位」という一定の基準が定められています。1単位とは、学生が1科目について行う45時間(2単位の場合は90時間)の学習活動を意味し、その学習活動とは授業と自習からなります。
授業を3分の1以上欠席した者には、その科目の単位を認めません。
大学を卒業するための要件の一つとして、4年以上在学し所定の単位を修得しなければなりません。
所定の単位についてはMUSCAT > Live Campus > 履修要覧 > 卒業所要単位数ならびに開講表 を確認してください。
科目種別 | 単位 | 1週間の授業時間数 | 1週間の自習時間数 | 週数 | 総時間 |
---|---|---|---|---|---|
講義科目 | 2 | 2時間 | 4時間 | 15週~ | 90時間~ |
演習科目 | 2 | 4時間 | 2時間 | 15週~ | 90時間~ |
※授業時間は「時限制」をとっており、90分を1時限としていますが、1時限は2時間とみなされます。
授業科目を履修方法によって分類すると、次のようになります。
必修科目 | 必ず履修しなければならない科目 |
---|---|
選択必修科目 | 決められた科目の中から、所定の科目数・単位数を必ず履修しなければならない科目 |
選択科目 | 自由に選択、履修できる科目 |
(ただし履修条件が課される場合があります)
履修登録および履修訂正登録・辞退のスケジュールは以下の通りです。
項目 | 期間 | 手続きについて | MUSCAT掲示スケジュール |
---|---|---|---|
履修登録期間 | ■前期 平成26年4月15日(火)~平成26年4月21日(月) ■後期 平成26年9月29日(月)~平成26年10月3日(金) | 手続き方法は以下のとおりです。 ①Webによる登録 MUSCAT > 履修・成績について(Live Campus) > 履修関連 > 一般・集中講義履修登録 で手続きができます ②紙による登録 履修登録したい科目が①のMUSCATの画面上に出てこない場合は、履修登録期間中に学務課または武蔵野学務室で所定の紙を受取り、登録手続きを行ってください | ■前期 3月中旬に掲示予定 ■後期 8月下旬に掲示予定 |
履修訂正登録・辞退期間 | ■前期 平成26年5月12日(月)~平成26年5月16日(金) ■後期 平成26年10月22日(水)~平成26年10月30日(木) | 手続き方法については、MUSCAT > 共通連絡 に掲示されます。 | ■前期 4月下旬に掲示予定 ■後期 10月中旬に掲示予定 |
履修登録とは、受けたい授業を学生自ら決定し、定められた期間で登録する手続きのことです。
履修登録するにあたり、『履修要覧』・『シラバス』・『授業時間割』を精読の上、履修計画を立ててください。
1年分の履修計画を立て、前期の履修登録期間中に後期分の履修登録も行うようにしてください。
『履修要覧』・『シラバス』・『授業時間割』はMUSCAT > Live Campus を確認してください。
履修登録の手続きはMUSCATから登録する方法と紙で登録する方法があります。
履修登録の手続きを誤ると、その科目の履修が認められず、単位を得ることができません。
本学では、各学年で年間に取得できる単位数に上限を定めたCAP制を導入しています。その主旨は多くの科目について広く浅く学修するのではなく、学修すべき科目を精選し、その科目については十分な時間を使って深く学修し、内容を真に身につけることにあります。CAP制は皆さんの十分な学修量を確保し、大学として責任ある授業を展開していくためには必要な制度です。
CAP制による履修上限単位数には不合格評価(D、X)も含まれます。
※卒業留年生には上限を定めません。
学部 | 学科・専攻・専修 | 1年生 | 2年生 | 3年生 | 4年生 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
文学部 | 日本文学文化学科 | 36 | 40 | 40 | 40 | 156 |
編入生(同系) | 40 | 40 | ||||
編入生(異系) | 40 | 40 | ||||
グローバル・コミュニケーション学部 | グローバル・コミュニケーション学科 | 36 | 40 | 40 | 40 | 156 |
編入生(同系) | 40 | 40 | ||||
編入生(異系) | 40 | 40 | ||||
法学部 | 法律学科 | 36 | 40 | 40 | 40 | 156 |
政治学科 | 36 | 40 | 40 | 40 | 156 | |
編入生(同系) | 40 | 40 | ||||
編入生(異系) | 40 | 40 | ||||
経済学部 | 経済学科 | 36 | 40 | 40 | 40 | 156 |
経営学科 | 36 | 40 | 40 | 40 | 156 | |
編入生(同系) | 40 | 40 | ||||
編入生(異系) | 40 | 40 | ||||
人間科学部 | 人間科学科 | 36 | 40 | 40 | 40 | 156 |
社会福祉学科 | 36 | 42 | 43 | 35 | 156 | |
編入生(同系) | 40 | 40 | ||||
編入生(異系) | 40 | 40 | ||||
環境学部 | 環境学科環境学専攻 | 36 | 40 | 40 | 40 | 156 |
環境学科都市環境専攻 | 44 | 38 | 38 | 36 | 156 | |
編入生(同系) | 40 | 40 | ||||
編入生(異系) | 40 | 40 | ||||
教育学部 | 児童教育学科 保育・幼児教育専修 | 36 | 46 | 42 | 34 | 158 |
児童教育学科 学校教育専修初等コース | 40 | 65 | 57 | 34 | 196 | |
児童教育学科 学校教育専修理科コース | 37 | 65 | 57 | 34 | 193 | |
児童教育学科 学校教育専修保健体育コース | 38 | 65 | 50 | 34 | 187 | |
編入生(同系) | 40 | 40 | ||||
編入生(異系) | 40 | 40 |
本学では、各学年で年間に取得できる単位数に上限を定めたCAP制を導入しています。その主旨は多くの科目について広く浅く学修するのではなく、学修すべき科目を精選し、その科目については十分な時間を使って深く学修し、内容を真に身につけることにあります。CAP制は皆さんの十分な学修量を確保し、大学として責任ある授業を展開していくためには必要な制度です。
この制度は、2004年(平成16年)度入学の学生から適用されています。以下に表で示す学年ごとの上限単位数、4年間で卒業するために、各学年で取得すべき単位数等を十分念頭に置き、履修計画を立ててください。
以下の表中の数字は4年間で卒業するために、学年ごとに最低限取得しなければならない累積の単位数で、進級基準単位とは異なります。CAP制により、各学年で履修登録(取得)が可能な単位数には上限が設けられていますので、しっかりとした履修計画のもと、登録した単位は必ず取得するように心がけてください。
CAP制による履修上限単位数には不合格評価(D、X)も含まれます。
※卒業留年生には上限を定めません。
学部 | 学科・専攻 | 項目 | 1年生 | 2年生 | 3年生 | 4年生 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
文学部 | 日本文学文化学科 (2011年度以降入学生) 日本語・日本文学科 (2010年度入学生) | 卒業所要単位数 | 128 | ||||
※4年間で卒業するために、 各学年で取得すべき最低単位数 | 16 | 64 | 100 | 128 | |||
CAP制による履修上限単位数 | 46 | 48 | 36 | 28 | 158 | ||
編入生(同系) | 48 | 46 | 94 | ||||
編入生(異系) | 48 | 55 | 103 | ||||
日本語・日本文学科 (2009年度以前入学生) | 卒業所要単位数 | 128 | |||||
※4年間で卒業するために、 各学年で取得すべき最低単位数 | 12 | 61 | 98 | 128 | |||
CAP制による履修上限単位数 | 42 | 49 | 37 | 30 | 158 | ||
編入生(同系) | 48 | 46 | 94 | ||||
編入生(異系) | 48 | 55 | 103 | ||||
英語・英米文学科 (2010年度以前入学生) | 卒業所要単位数 | 128 | |||||
※4年間で卒業するために、 各学年で取得すべき最低単位数 | 12 | 61 | 98 | 128 | |||
CAP制による履修上限単位数 | 42 | 49 | 37 | 30 | 158 | ||
編入生(同系) | 48 | 46 | 94 | ||||
編入生(異系) | 48 | 55 | 103 | ||||
グローバル・コミュニケーション学部 | グローバル・コミュニケーション学科 (2011年度以降入学生) | 卒業所要単位数 | 128 | ||||
※4年間で卒業するために、 各学年で取得すべき最低単位数 | 12 | 61 | 98 | 128 | |||
CAP制による履修上限単位数 | 42 | 49 | 37 | 30 | 158 | ||
編入生(同系) | 48 | 46 | 94 | ||||
編入生(異系) | 48 | 55 | 103 | ||||
政治経済学部 | 政治経済学科 | 卒業所要単位数 | 124 | ||||
※4年間で卒業するために、 各学年で取得すべき最低単位数 | 11 | 56 | 96 | 124 | |||
CAP制による履修上限単位数 | 45 | 45 | 40 | 28 | 158 | ||
編入生(同系) | 48 | 46 | 94 | ||||
編入生(異系) | 48 | 55 | 103 | ||||
経営学科 | 卒業所要単位数 | 124 | |||||
※4年間で卒業するために、 各学年で取得すべき最低単位数 | 11 | 56 | 96 | 124 | |||
CAP制による履修上限単位数 | 45 | 45 | 40 | 28 | 158 | ||
編入生(同系) | 48 | 46 | 94 | ||||
編入生(異系) | 48 | 55 | 103 | ||||
人間科学部 | 人間科学科 | 卒業所要単位数 | 128 | ||||
※4年間で卒業するために、 各学年で取得すべき最低単位数 | 14 | 60 | 98 | 128 | |||
CAP制による履修上限単位数 | 44 | 46 | 38 | 30 | 158 | ||
編入生(同系) | 48 | 46 | 94 | ||||
編入生(異系) | 48 | 55 | 103 | ||||
社会福祉学科 (2010年度以降入学生) | 卒業所要単位数 | 128 | |||||
※4年間で卒業するために、 各学年で取得すべき最低単位数 | 16 | 64 | 108 | 128 | |||
CAP制による履修上限単位数 | 46 | 48 | 44 | 20 | 158 | ||
編入生(同系) | 48 | 46 | 94 | ||||
編入生(異系) | 48 | 55 | 103 | ||||
社会福祉学科 (2009年度以前入学生) | 卒業所要単位数 | 128 | |||||
※4年間で卒業するために、 各学年で取得すべき最低単位数 | 13 | 62 | 102 | 128 | |||
CAP制による履修上限単位数 | 43 | 49 | 40 | 26 | 158 | ||
編入生(同系) | 48 | 46 | 94 | ||||
編入生(異系) | 48 | 55 | 103 | ||||
環境学部 | 環境学科 環境学専攻 (2011年度以降入学生) | 卒業所要単位数 | 128 | ||||
※4年間で卒業するために、 各学年で取得すべき最低単位数 | 11 | 58 | 98 | 128 | |||
CAP制による履修上限単位数 | 42 | 47 | 40 | 29 | 158 | ||
編入生(同系) | 48 | 46 | 94 | ||||
編入生(異系) | 48 | 55 | 103 | ||||
環境学科 環境学専攻 (2010年度以前入学生) | 卒業所要単位数 | 128 | |||||
※4年間で卒業するために、 各学年で取得すべき最低単位数 | 11 | 58 | 98 | 128 | |||
CAP制による履修上限単位数 | 41 | 47 | 40 | 30 | 158 | ||
編入生(同系) | 48 | 46 | 94 | ||||
編入生(異系) | 48 | 55 | 103 | ||||
環境学科 都市環境専攻 ( )は2012年度以降入学生 | 卒業所要単位数 | 132 (128) | |||||
※4年間で卒業するために、 各学年で取得すべき最低単位数 | 19 | 66 (53) | 102 (97) | 132 (128) | |||
CAP制による履修上限単位数 | 45 (41) | 47 (42) | 36 (44) | 30 (31) | 158 | ||
編入生(同系) | 48 | 46 | 94 | ||||
編入生(異系) | 48 | 55 | 103 | ||||
教育学部 | 児童教育学科 ( )は2011年度以降入学生 | 卒業所要単位数 | 133 | ||||
※4年間で卒業するために、 各学年で取得すべき最低単位数 | 15 (18) | 58 (63) | 105 (110) | 133 | |||
CAP制による履修上限単位数 | 40 (43) | 43 (45) | 47 | 28 (23) | 158 | ||
編入生(同系) | 48 | 46 | 94 | ||||
編入生(異系) | 48 | 55 | 103 |
教育学部 | 児童教育学科 学校教育 専修理科コース | 卒業所要単位数 | 152 | ||||
※4年間で卒業するために、 各学年で取得すべき最低単位数 | 15 | 77 | 129 | 152 | |||
CAP制による履修上限単位数 | 43 | 62 | 52 | 23 | 180 |
①「海外研修」「総合研究」「フィールドワーク」「資格認定」「英語研修」等履修登録をしない、成果に基づき後追いで単位認定する科目
②「キャリア開発基礎1(社会科学基礎)」「キャリア開発基礎1(自然科学基礎)」
③教職課程の「教職に関する科目」(児童教育学科を除く)
④教職課程履修者の「教育法規(日本国憲法)」
⑤児童教育学科のオプション科目
⑥司書教諭課程のすべての科目
⑦司書課程のすべての科目
⑧日本語教員養成課程科目中、指定科目(詳細はガイダンスにて指示。ただし日本語・日本文学科およびグローバル・コミュニケーション学科は対象外)
⑨放送大学の開講科目
*資格科目に関しては資格課程費を定められた期間内に納めていることを条件とします。なお資格課程費は別に定めていますので、各資格取得希望者はMUSCAT > Live Campus > 履修要覧 > 資格課程履修ガイド の各ページで詳細を確認してください。
履修上限単位数はGPAポイントと連動します。詳しくはMUSCAT > Live Campus > 履修要覧 > 学修の手引き > 評価・成績 > GPA制度 を確認してください。
一部の科目で履修者に定員数を設けている科目があります。
初回授業時に受講を許可する履修者を選出し、授業開始2週目に許可者一覧をMUSCAT > 共通連絡 に掲示します。
履修を許可されなかった学生が履修登録していた場合、履修登録期間後に学務課で履修登録を削除します。
改めて他の科目を登録するなど、履習計画の修正を行ってください。
履修登録の内容を誤った場合や、授業の内容が自分の勉強したい内容と異なっていた場合、もしくは履修計画を見直した結果履修科目を減らしたいという場合は、定められた期間で履修登録の訂正・辞退の手続きを行ってください。
履修訂正登録・辞退の手続きについての詳細はMUSCAT > 共通連絡 に掲示されます。
なお、履修辞退した場合は、翌年度にCAPが繰り越されます。
必修科目または選択必修科目が不合格(または未履修)の場合、指示がある場合はそれに従って同一科目を履修してください。
しかし、科目が廃止になったなどの理由で履修することができない場合は、同一科目ではなく定められた別の科目を履修するよう指示が出ます。
廃止になった科目などの履修方法の指示は、各ガイダンスやMUSCAT > 共通連絡 などで周知されます。
指示に従って履修登録期間中に履修登録を行い、後日読替申請書を学務課または武蔵野学務室に提出することで、履修登録した科目の単位を不合格科目(または未履修)の単位とすることができます。
項目 | 期間 | MUSCAT掲示スケジュール |
---|---|---|
読替申請期間 | ■前期 5月下旬~6月中旬頃 ■後期 11月中旬~11月下旬頃 ※詳細スケジュールはMUSCAT > 共通連絡 に掲示します | ■前期 5月中旬に掲示予定 ■後期 11月上旬に掲示予定 |
■履修計画を綿密に立てる
『履修要覧』・『シラバス』・『授業時間割』を精読の上、履修計画を綿密に立ててください。
1年間の履修計画を立て、前期の履修登録期間中に後期分の履修登録も行うようにしてください。
後期分の履修登録を変更したい場合は、定められた期間で履修登録の訂正・辞退の手続きを行ってください。
■履修上の禁止事項
・クラス指定のある授業を指定以外のクラスで履修することはできません。
ただし下位学年科目については、クラス指定科目であっても履修することができます。
・年度内における(前期/後期開講の)同一科目を履修することはできません。
・上位学年開講科目は履修することができません。
■再履修について
・一度単位を修得した科目(合格評価を得た科目)と同じ科目を履修することは原則認められません。
・必修科目または選択必修科目が不合格の場合は、(指示がある場合はそれに従って)同一科目を再履修する必要があります。
・自由選択科目については、他の科目を履修して単位を修得するか、不合格科目を再履修することで成績を上書きすることができます。
※年度内に同一科目を履修することは認められません。
・教職課程履修内規、日本語教員養成課程履修内規の基準科目のみ、基準を満たすまで再履修することは可能です。
■他学部他学科の科目を履修する場合
他学部他学科の科目を履修する場合は、MUSCAT > Live Campus > 履修要覧 > 留学生/他学部履修 > 他学部・他学科履修許可科目 を確認してください。