■いすヲつくる 2016
実際にものをつくるという活動を通してデザインの考え方、プロセス、方法を学んでいくプロジェクト。
課題:「行動の時代は終わり我々は年老いた
でも、人生のするかしないかの分かれ道で
するということを選ぶ
そんな時に座るイス」
課題概要
映画評論家の荻昌弘氏が映画『ロッキー』をテレビ番組「月曜ロードショー」(1969年〜1987年、TBS系列)で評論した際の伝説的な名解説。
「人生のするかしないかの分かれ道で、、、」というくだり。固有の映画への評論コメントと言ってしまえばそれまでだが、僕たちにとってのある意味普遍的なテーマ、というものがあるのではないだろうか?ボクシングの世界チャンピオンと戦うというような大きな出来事ではないとしても、僕たちは人生の中で、大なり小なり、このような場面に直面することがある。それも1回では決してない筈だ。
さて、効率化や合理性が是とされ、泥臭くいくことが敬遠されがち(とメディアが煽っているだけなのかもしれない)な、そんな、今現在。いろいろなことが身の回りでも起きている。そして、僕たち、君たちは「人生のするかしないかの分かれ道で、することを選ぶ」、のである。
様々に考えを巡らしてみてください。魅力的なイスに出会えることを期待しています。
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