学生の皆さんは、まずなりたい自分(キャリアデザインや身につけたいスキルなど)は何かを考えましょう。『履修要覧(カリキュラムMAPや卒業所要単位表、開講表や資格課程など)』『シラバス』『授業時間割表』などを見て、カリキュラムの目的を理解し、履修計画を立てる必要があります。履修を登録し、授業に出席して、各授業科目に合格すると、単位を得ることができます。
一つひとつの科目には学修時間を表す「単位」があり、履修により卒業に必要な単位を得ることを「単位制」とよんでいます。
授業科目にはそれぞれ「単位」という一定の基準が定められています。1単位とは、学生が1科目について行う45時間(2単位の場合は90時間)の学習活動を意味し、その学習活動とは授業と自習からなります。
授業を3分の1以上欠席した者には、その科目の単位を認めません。
必修科目 | 必ず履修しなければならない科目 |
---|---|
選択必修科目 | 決められた科目の中から、所定の科目数・単位数を必ず履修しなければならない科目 |
選択科目 | 自由に選択、履修できる科目 |
将来の希望する進路に向けて身につける力やスキルを踏まえて、履修すべき科目や学習する順序をカリキュラムMAPで俯瞰することができます。履修登録の前に必ずご確認ください。
シラバスには、授業科目に関する以下の情報が記載されています。
- 授業の到達目標
- 授業概要
- 成績評価方法
- 使用テキスト
- 授業計画
(第1回~第16回の各回に行う授業の内容のこと)
- 予習と復習について
履修科目を決める前・授業を受ける前に、必ずシラバスをチェックし、自分が学習する内容を確認するとともに、予習・復習等を通し、効果的な学習につなげていきましょう。
履修・成績について(Live Campus)からアクセスできます。
時間割表には各科目の以下の情報が記載されています。
・開講学期
・開講キャンパス
・クラス
・担当教員
・曜日・時限
・教室
履修要覧・シラバスで受講希望の科目を確認したうえで、時間割から情報を獲得しましょう。
※注意
急遽教室変更が発生する場合があります。その際はMUSCATの掲示で確認してください。
履修・成績について(Live Campus) からアクセスできます。
各学科ごとに卒業に必要な科目と所要単位数が定められており、学科ごとに卒業所要単位数から確認することができます。1単位でも不足すると卒業ができません。
履修・成績について(Live Campus) > 履修要覧 > 学部 >カリキュラムから確認できます。
※卒業要件は 履修要覧 > 学修の手引き > 進級基準・卒業要件 から確認できます。
武蔵野BASIS科目と学科科目がそれぞれ一覧になっています。必修科目は必ず単位取得しなければなりません。備考や履修条件が書かれているものはその内容に従ってください。
履修登録とは、将来の進路や身につけたいスキルに基づいて受けたい授業を学生自らの責任で決定し、授業開始前の定められた期間で登録する手続きのことです。大学生は「自分で時間割を計画し、履修登録をする」ことが必要です。
◆しっかり情報収集を
履修登録するにあたり、『履修要覧(カリキュラムMAP・卒業所要単位・開講表・資格課程など)』、『シラバス』、『時間割表』をよく読み、履修計画を立ててください。
◆履修計画は1年間を見通して
1年間で、皆さんが学修できる量(履修上限単位数)を定めたものをCAPといいます。4学期制学科は、学期ごとにCAPが設定されることになります。(詳しくはCAP制の項目を参照ください)
◆履修登録は必ず!
4月2日~5日(2年生以上)、7日~8日(1年生)が履修登録期間です。
1年間の計画をもとに登録します。
特に、通年・前期・1学期に開講される科目はこの時期にしか登録できません。
履修登録されていない科目は、単位を認定することができません。
必修科目については、事前に配置してあります。履修登録画面を確認してください。
後期・3学期・4学期に開講される科目も登録すること。
履修登録後は、必ず確認し、印刷し保存してください。
◆訂正登録
各学期に1日ずつ設定している履修訂正登録日にできることは次のとおり。
追加:まだ1回も授業が始まっていない科目のみ
削除:授業開始4週間以内の科目及び翌学期以降の開講科目
人数制限で履修不可となった場合や個別の指導による場合に限り申請書で受付します。
“思っていた内容と違ったから別の科目を登録したい”という理由での追加登録は受け付けることはできません。履修要覧、時間割をしっかり確認し、 シラバスで授業内容をよく読み、登録漏れや誤りのないようにしてください。
◆履修者人数制限
一部の科目で履修者に定員数を設けている科目があります。
履修登録期間終了後から、授業開始前までに履修許可者を選出し、MUSCAT > 共通連絡に掲示します。
履修を許可されなかった場合、学務課で履修を削除します。他の科目を履修希望する者は、必ず授業に出席し、訂正登録の期間に学務課/武蔵野学務室まで来て申請書を提出してください。
MUSCAT > 履修・成績について(Live Campus)から履修登録を行います。
・クラス指定のある授業を指定以外のクラスで履修することはできません。
・再履修科目と必修科目の時間割が重複していた場合には、必修科目の履修を優先させてください。
・年度内において同一科目を履修することはできません。
・上位学年開講科目は履修することができません。他学部他学科、放送大学、武蔵野地域5大学の科目を履修する場合、履修要覧 > カリキュラムから該当の項目を確認してください。
・卒業見込み証明書の発行には、履修登録をし要件を満たす必要があります。
必修科目または選択必修科目が不合格(または未履修)の場合、同一科目を履修してください。しかし、科目が廃止になったなどの理由で履修することができない場合は、同一科目ではなく定められた別の科目を履修するよう指示が出ます。
廃止になった科目などの履修方法の指示は、履修要覧の開講表/卒業所要単位数、各ガイダンスやMUSCAT > 共通連絡などで周知されます。
指示に従って履修登録期間中に履修登録を行い、後日読替申請書を学務課/武蔵野学務室に提出することで、履修登録した科目の単位を不合格科目(または未履修)の単位とすることができます。
履修登録及び履修訂正登録/読替申請のスケジュールは以下のとおりです。それぞれの履修登録期間、訂正登録日では科目の開講期によって追加・削除できないものがあります。しっかりと確認し、正しい時期に手続きを行ってください。
2015年度 スケジュール | 科目開講期 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
通年/前期/1学期 | 2学期 | 後期/3学期 | 4学期 | |||||||
追加 | 削除 | 追加 | 削除 | 追加 | 削除 | 追加 | 削除 | |||
前 期 | 履修登録期間 (4/2~5)*1 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
1学期 | 訂正登録日/読替申請 (4/23) | ×※2 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
2学期 | 訂正登録日/読替申請 (6/24) | - | - | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
後 期 | 履修登録期間 (9/10~13)*1 | - | - | - | - | ○ | ○ | ○ | ○ | |
3学期 | 訂正登録日/読替申請 (10/2) | - | - | - | - | ×※2 | ○ | ○ | ○ | |
4学期 | 訂正登録日/読替申請 (12/7) | - | - | - | - | - | - | × | ○ |
※1申請書による登録が必要な場合(履修登録したい科目がMUSCATの画面上に出てこない場合など)は、履修登録期間内の窓口取扱時間(4/2、3、9/10,11)に学務課/武蔵野学務室で所定の申請書を受取り、登録手続きを行ってください。※2 人数制限で履修不可となった場合や個別の指導による場合に限り受付
本学では、各学年で年間に取得できる単位数に上限を定めたCAP制を導入しています。その主旨は多くの科目について広く浅く学修するのではなく、学修すべき科目を精選し、その科目については十分な時間を使って深く学修し、内容を真に身につけることにあります。より計画的な学修が必要となります。
※卒業留年生には上限を定めません。
※他大学からの編入生は別途定められています。学務課/武蔵野学務室にご確認ください。
1年次 | 年間 36単位 | |||
---|---|---|---|---|
2年次以降 | 年間 40単位 | |||
前期 22単位 | 後期 22単位 | |||
1学期 12単位 | 2学期 12単位 | 3学期 12単位 | 4学期 12単位 |
学部・学科・専攻・専修 | 1年生 | 2年生 | 3年生 | 4年生 | 5年生 | 6年生 | 合計 | |
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文学部 | 日本文学文化学科 | 36 | 40 | 40 | 40 | - | - | 156 |
人間科学部 | 人間科学科 | 36 | 40 | 40 | 40 | - | - | 156 |
社会福祉学科 | 36 | 42 | 43 | 35 | - | - | 156 | |
工学部 | 建築デザイン学科 | 44 | 38 | 38 | 36 | - | - | 156 |
環境学部 | 環境学科都市環境専攻 | 44 | 38 | 38 | 36 | - | - | 156 |
教育学部 | 児童教育学科 保育・幼児教育専修 | 36 | 46 | 42 | 34 | - | - | 158 |
児童教育学科 学校教育専修初等コース | 40 | 65 | 57 | 34 | - | - | 196 | |
児童教育学科 学校教育専修理科コース | 37 | 65 | 57 | 34 | - | - | 193 | |
児童教育学科 学校教育専修保健体育コース | 38 | 65 | 50 | 34 | - | - | 187 | |
薬学部 | 56 | 50 | 50 | 50 | 50 | 50 | 306 | |
看護学部 | 50 | 50 | 50 | 50 | - | - | 200 |
学部・学科・専攻 | 1年生 | 2年生 | 3年生 | 4年生 | 5年生 | 6年生 | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
文学部 (2011年度以降入学生) | 46 | 48 | 36 | 28 | - | - | 158 | |
グローバル・コミュニケーション学部 (2011年度以降入学生) | 42 | 49 | 37 | 30 | - | - | 158 | |
政治経済学部 | 45 | 45 | 40 | 28 | - | - | 158 | |
人間科学部 | 人間科学科 | 44 | 46 | 38 | 30 | - | - | 158 |
社会福祉学科(2010年度以降入学生) | 46 | 48 | 44 | 20 | - | - | 158 | |
環境学部 | 環境学科 都市環境専攻( )は2012年度以降入学生 | 45(41) | 47(42) | 36(44) | 30(31) | - | - | 158 |
環境学科 環境学専攻 | 42 | 47 | 40 | 29 | - | - | 158 | |
教育学部 | 児童教育学科( )は2010年度以前入学生 | 43(40) | 45(43) | 47 | 23(28) | - | - | 158 |
児童教育学科 学校教育専修理科コース | 43 | 62 | 52 | 23 | - | - | 180 | |
薬学部 | 56 | 50 | 50 | 50 | 50 | 50 | 306 | |
看護学部 | 50 | 50 | 50 | 50 | - | - | 200 |
①「海外語学研修」「総合研究」「資格認定」「インターンシップ」等、履修登録をせず、成果に基づいて単位認定する科目
②教職課程の「教職に関する科目」(児童教育学科を除く)
③教職課程履修者の「教育法規(日本国憲法)」
④児童教育学科のオプション科目
⑤司書教諭課程のすべての科目
⑥司書課程のすべての科目
⑦日本語教員養成課程科目中、指定科目(ただしグローバル・コミュニケーション学科は対象外)
⑧放送大学の開講科目
⑨看護学部において、認定心理士の通信教育部で履修する科目
※資格科目に関しては資格課程費を定められた期間内に納めていることを条件とします。なお資格課程費は別に定めていますので、各資格取得希望者はMUSCAT > 履修・成績について(Live Campus) > 履修要覧 > 資格課程履修ガイド の各ページで詳細を確認してください。
GPAポイント3.50以上(毎年4月1日時点)の学生は、CAP制による履修上限単位数よりも年間8単位、GPAポイント3.00以上の学生は4単位拡大して履修登録が許可されます。
なお、上限単位数は2014年度以降入学生でGPA3.50以上(8単位拡大)の場合、前期・後期それぞれ4単位(計8単位)が上限になります。
履修上限単位数はGPAと連動します。詳しくはMUSCAT > 履修・成績について(Live Campus) > 履修要覧 > 学修の手引き > 評価・成績 > GPA制度 を確認してください。
【4学期制学科】<2014年度以降入学生:2年次以降>
年間 最大40単位 | ||||
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前期 最大22単位 ↓ 最大26単位 | 後期 最大22単位 ↓ 最大26単位 | |||
1学期 最大12単位 ↓ 最大16単位 | 2学期 最大12単位 ↓ 最大16単位 | 3学期 最大12単位 ↓ 最大16単位 | 4学期 最大12単位 ↓ 最大16単位 |
※ 各学期のCAPの拡大は、GPA3.00~4.00で同一です。