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2009年度 山行記録

10/19(月)
E蕎麦粒山 10月18日〈日〉はれ
  
参加メンバー:塩入・山中・河津  以上3名

今回は,奥多摩・雲取山へと続く長沢脊梁に属する山,蕎麦粒山と日向沢の峰を目指す。長沢脊梁は東京都と埼玉県の県境を作る尾根で,縦走に二日は掛かるのだが,今回はその約半分弱の行程ということになる。秋は日暮れも早く,行程も長いので朝早い便で山に入ることとした。

07:25 JR奥多摩駅バス停(ぎりぎりに滑り込む電車で奥多摩駅に到着すると,もうすでに山中・塩入両君がバスに乗り込んで席に座っていた。4時起きらしい。バスが満員になるほどの人出だった)
07:55 東日原バス停(大半は川乗橋で下りる。川苔山へ入山か?東日原のバス停で身を整え,一杯水避難小屋・三ツドッケ目指してヨコスズ尾根登高開始。杉林の中を,ジグザグにコースを取りながらあえぎあえぎ登って行く)
08:55 滝入ノ峰直下(杉林の中にちらほら黄葉した雑木も見え始める。いつもながら入山直後のピッチはきつい。地上生活者の身体から山用の身体へと徐々に変わってゆくのが分かる。最初ぜいぜい言っている呼吸や心拍数がやがて落ち着いて,ゆっくりとなってくる。この感覚がいい。距離的には一杯水避難小屋までのまだ半分も来ていないが,アルバイト的には半分は超えた。秋の空がすがすがしい)
09:50 一杯水避難小屋(山腹を巻く植林帯を抜け,傾斜のゆるくなった尾根上を,広葉樹の黄葉を見ながら登る。西には鷹巣山・雲取山が,東には川苔山・本仁田山が見える。やがて避難小屋の前に出る。避難小屋はきれいに掃除されていて気持ちがいい。前後して登っていた単独行のおじさんたち2人もやがて到着し,しばし歓談。70過ぎのおじさんは川苔・本仁田山へと抜けると聞き,びっくり。われわれは三ツドッケのピークをパスして日向沢の峰へと向かう)
10:37 仙元峠(小屋を出るとすぐ一杯水の沢が現れるが水は枯れていた。稜線を巻くアップダウンの少ない巻き道を歩いていて,仙元峠のピークをやり過ごしてしまう。それに気がつき小休止。仙元峠は山のピークにある古い形の「峠」)
10:58 蕎麦粒山(仙元峠から一登りで蕎麦粒山に着く。標高1473m。山頂には大きな石が立っていて目印になる。ここで昼食。川苔山方面からの登山者もやってくる。天気が良く,川苔山も六つ石山も見え,実に気持ちがいい。山頂ではじめてリンドウの花を見つける。)
11:52 日向沢の峰(尾根上の広い防火帯を歩く。所々に咲くリンドウを見つけながら,小さなアップダウンを繰り返して日向沢の峰に着く)
12:35 曲ガ谷北峰・赤杭尾根分岐(日向沢の峰南峰直下に大岩があり登山道を邪魔している。しかしこの岩が実に立派で重厚感がある。山に入るとときどきこんな面白い光景に出会う。それがうれしい。やがて踊平を経て曲ガ谷北峰直下の赤杭尾根への分岐点に着く。ここでマウンテンバイクを抱えたバイカーに出会う。自分にはとても無理だと思う)
13:32 赤杭山南斜面(静かな下山道を求めて曲ガ谷北峰の巻き道を赤杭尾根へと向かう。トリカブトの花を見つけたり,しばらくはイメージ通りの山道が続いたが,そのうちテープで区画され,切り倒された木々が見え始めた。少し様子が変だと思ったら,桃ノ木平付近で突然林が開け,林道工事の車両に出会う。ここで山道は分断されていた。迂回路を回って赤杭山南斜面で休憩を取ったが,これで赤杭尾根の静かな山道もおわりだと思った。奥多摩線古里駅と川苔山を結ぶ赤杭尾根は登り3時間半,降り2時間半の,登山者も少ない実に静かな登山道で,静寂を求める山行には実にお勧めのコースだった。長時間の歩行時間もいい。それがちょうど真ん中あたりで林道にぶつかるようになると様相は一変する。今後今までとはまったく違った登山道となるに違いない)

14:23 ズマド山支尾根末端(長い山行ももう最終コーナーを切った。このまま集落に出るのはもったいないと,最後の尾根の末端で休憩を取った。相変わらず長い降りだ。長い時間降っていると身体が自然に動き,身体全体の疲労感とともに頭が思考停止してしまう。そのとき何かが起こっているのだと思う。そういった状態は下界では求められない。そんな話をお互いにした)

14:45 古里駅(植林した林を抜け古里の集落へと出る。帰りの電車を少し遅めにして,駅前の食堂で反省会。ビールがうまかった) 

まだ黄葉には少し早かったが,それでも赤や黄に色づいたブナやミズキを見るのは楽しかった。山道に落ちているどんぐりが大きかった。また小さな山栗の実がいつまでも山道に落ち続けていた。秋のリンドウがあんなに愛らしく思えたのも初めてだった。春のものに比べて大振りで,大味の感もあったのだが,日向沢の峰で見たリンドウは花弁の色も透き通るような薄紫で,顎もとの薄紅色も控えめなものだった。開ききった花より,今まさに開かんとしている花が一番きれいに思えた(文責・河津)


山に登りたいと思ってから2回目の山登りだった。

一歩ずつ踏みしめて登る中で、足の運びかたを意識的に決めている事もあれば、

無意識に歩いている感覚にもなっていた。

登りの場合は、一歩一歩丁寧に、大事に踏みしめて行った。

刻々と変わる景色を見ながら、休憩中には開放感で溢れ、筋肉の締め付けと同時に気分は最高だった。

だらだらと休憩しないテンポの良さが次の進み出しへとスムーズに流れていった。

歩いて、休憩、を繰り返すうちにあと数回で下りてしまう事に少し寂しさを感じていった。

できれば何も考えずに歩きたかったが、心の中で漂流していた最近の出来事が次々と思い返されてきて、それぞれに整理をつけて

いくことになってしまった。

自分にとってはすごく大切な時間であり、幸せな一時であった。(文責・山中)


アップが遅くなってしまい申し訳ないですが、山行記録載せさせていただきます、塩入です。
当日は4時に起きた。電車、バスを乗り継ぎ登山口に着いたのは8時前。行き着くまで遠さ、不便さがいい。歩き始めると歩く感覚すら懐かしい。そう思うくらい久しく歩いた気がした。実に半年ぶりの登山だった。長野の山ふもとで暮らしていた自分にとっては、自分に戻れる大切な時間である。登り始めると、頭が真っ白になりかけながら刻むリズムの中に、忙しかった前期の出来事が断片的に繰り返される。そして終いには忘れていく。歩くことと山を見ることに一生懸命になり、日々を深く考えなくていいこの時間の気持ちがいい、心地いい。そして降りてくる。心とは裏腹に、身体に響く登山の後遺症の数々は、また心に戻っていき、河津先生によって下界と呼ばれるこちらの世界に、あの時間をひきずってくれるので、それを嬉しく受け止める限りであった。また登りたい。(文責・塩入)

 

 

9/30(水)
D高尾山 9月30日〈日〉くもり
  
参加メンバー:中島・宮内・小松・河津  以上4名

今回の山行は野点山行ということで,低山の高尾山に登り,そのあとたっぷり森林の中で時間を過ごそうという企画で,常連化している山行参加者の掘り起こしを兼ねたものでもあったのだが,ふたを開けてみるといつものメンバーという結果に終わった。しかし,お茶もおいしかったし,ゆったりした時間も過ごせて満足した山行だった。

09:00 京王高尾山口駅前広場(最近の高尾山人気で駅前はすごい人の集まり。都心の駅を思わせる)
09:05 高尾山ケーブル清滝駅(今日は稲荷山コースを経て高尾山頂へ向かうものとする)
09:35 稲荷山(急な登りもここまで。眼下に市街地を見下ろしながら,ゆっくり一休み)
10:15 高尾山頂(多くの人の集まる山頂へ。このまま「いろはの森コース」を経て,麓影沢のキャンプ場へと下る)
11:03 影沢キャンプ場(ワインを抜き,昼食とする。時間がたっぷりあって,のんびりする。ワインは2本あけた。野点のお茶はおいしかった。宮内君が面白いお茶碗を用意していてくれた。持ち寄りのお菓子もうまかった)
13:30 影沢キャンプ場(広げた道具をかたづけて,ゆるりと駅へ向かう。小仏川沿いに散策道を行くこととする)
14:40 JR高尾駅(秋の花を見ながらロングウォーク。途中,名物の豆腐購入)

初めての野点山行。おもしろかった。足りないものもあったが,次回にはまたそれも生かせるだろう。いい一日だった。 (文責・河津)


アウトドア雑誌を読んでいたら「山頂でコーヒー」が流行っているらしい。
そういう楽しみ方もあるんだなと思って、わたしも!と思いついたのが野点だった。これがきっかけ。
何をしていいか緊張したけれど、この機会は嬉しかった。
仕事を始めて自分で何かを提案するという機会は少なく、考えることに疎遠になってしまっている。人前で何か表現をすることは得意ではないけれど、そういうことに自信を持ちたいなあ。と、そんなことを考えながら。
今回の山行は、季節はいいし、ゆっくりながらもたくさん汗をかけてほんとうに
気持ちがよかった。
ありがとうございました。 (文責:宮内)

(小松君。私にお茶を点ててくれているところ。この後、もう2杯点てます。)


朝、炊飯器の予約を間違えて米たけてない。急いで炊いて、駅まで走る。
リュックが揺れないよう低い重心を保つのがコツだ。思い切り走ってなんとか中央特快にすべりこむ。カロリーメイトかじる。順調だ。高尾山野点山行のはじまり。
高尾山口駅にいつものメンバー集合。期待していたが学生は誰も来ない。
山は午前中にポンポンッと飛び越え、山頂からキャンプ場へと下り、11時すぎには
昼食をたいらげワイン2本で談笑。野点の始まり。ミヤウチに点ててもらったお茶をゆっくりと飲み干す。おいしい、いい気分。続けて小松が点てたお茶をいただく。酔っ払ってやじる。
のんびりとした時間。充実したのんびり。充実していなければのんびりにはならない。
高尾駅までしばらく歩く。河津先生にいくつか花を教わりながら歩いた。女郎花(おみなえし)、紫式部の白、継子(ママコ)の尻拭い、へくそかづら。へくそかづらは名前が下品なので知っていたが、目の前にするのははじめて。河津先生にこれだといわれて、葉っぱをちぎって嗅いでみると本当に臭い。名前負けのしない立派な臭いがうれしい。子供ができたら嗅がせてやりたい。
駅についたらすぐに電車にのりこむ。
四時には家について銭湯、水風呂。
ありがとうございました。(文責・中島)

 

7/14(火)
C乾徳山 7月13日〈日〉くもり
  
参加メンバー:中島・宮内・高松・河津  以上4名

山梨県,奥秩父山系の支峰乾徳山(2031m)に登った。登山口までの行き返りのアプローチにタクシーを利用するなどちょっと贅沢な山行だったが,高度感満点の岩登り体験もでき,なかなか面白い山行となった。

08:55 JR中央線塩山駅(タクシーで登山口まで。バスの本数が減り,アプローチに苦労する。山は早朝に入山し,明るいうちに下山するのが原則)
09:30 乾徳山登山口(終点バス停よりだいぶ奥までタクシーで入ってもらった。車内では「頂上まで行ってくれ」というような軽口も出る)
09:55 銀晶水(林の中の登山道を行く。枯れているかと思っていた「銀晶水」が,ここ何日かの雨のせいで水量豊かに流れ出ていた。水も大変おいしかった。Aランク)
10:40 錦晶水(山腹・山稜・山腹と3度も林相を変えた長い登りを経て,沢の源流である金晶水に着く。ここも水量が多かった。水場としてはA?。林も開けて明るいためのんびりした時間を過ごす)
11:17 月見岩(国師ヶ原を経て扇平へ。カヤトの扇平には月見岩があり,そこから富士山が見える。中空に浮かぶ富士の山頂は予想以上に大きく,皆しばし見とれる。アヤメが一輪,きれいな紫色に咲いていた)
12:20 乾徳山山頂(乾徳山周辺の岩質は溶結凝灰岩といわれ,大昔のカルデラの跡らしい。そのため巨石がごろごろしていて,ちょっとした岩登りが体験できる。登山道には3ヶ所の鎖場があった。そのうち最後の鎖場は10メートルを越えるもので,かなりの高度感が出る。最初の取り付きはつるつるのスラブ(平滑板)になったジェードル(本を開いたような凹角)で,ホールド(手懸り)もスタンス(足掛り)も少ない。先に登っていた少女(小学生)も苦労していたが,それでもしっかり登りきった。私たちはそれを嫌ってすぐ脇のフェイス(壁)に取り付く。こちらはホールドもスタンスも豊富。岩登りV級ていど。足元はすっぱりと切れ込んで高度感が増す。それを登りきって岩塊が群れなす山頂にたどり着く。ここで昼食。やがてガスも切れ,奥秩父の山々が顔を出す)
13:50 高原ヒュッテ(山頂からは黒金山に向けて下山道を辿る。この道は岩がごろごろしていて疲れに疲れる。ただひたすら高度を下げるのみ。やっとの思いで国師ヶ原の交叉路近くのヒュッテにたどり着く)
14:40 道満山山頂(国師ヶ原からゆるい登路を経て大平牧場。そこから下って道満山へ唐松林の中の尾根道を辿る)
15:10 三富林道 
15:25 登山口バス停(下りは辛い。登りを辛いというのが通常だが,下りの方が辛い。これは自覚したほうがいい。今回太ももがパンプ(パンパンになること)したのが分かって辛かった。バスの時間にまで間があったので朝のタクシーを呼んで塩山に戻る)

水場のある山行は楽しい。山の水が実にうまい。そういえば,月見岩の休憩で食べた酒蒸饅頭をみな旨いと言っていた。この饅頭は前日五日市の大悲願寺にお邪魔した時にいただいたもので,そのときにいた連中は誰もうまいとは言わなかった。むしろ旨くないと言っていた。山で食べると何でも美味いというのが良くわかった。 (文責・河津)


乾徳山は岩登り、と聞いていた。男臭そうで好きかもしれない。

・前回は朝飯のタイミングを間違えたせいで、午前中に腹が減りすぎた反省から、 今回は行きの電車の中でパン二つと魚肉ソーセージで腹に気合を入れる。

・タクシーで林道を登りきったので、いきなり登山道に入る。
自分は林道を歩くのは結構好きかもしれないと思った。

・登りの途中、石の上に動物のうんこがのっていて、そこに蛾がとまっていて、 あっ、と思うと蛾はヒラヒラと飛んでいった。きれいだった。

・途中、バカでかい富士が雲間からわずかにのぞけた。さすがに山梨までくると、スケールが違う。
でかくて笑えた。

・頂上付近の岩登りは緊張しながら、一歩一歩慎重に登る。落ちたら死、落ちたら 死。
頂上に着いたときは、ほっとして力が抜けた。

・下りの尾根はかなりきついというのは知っていた。地図をみながら、あちゃーと思ったが、後半スピードにのって意外にあっさりだった。前回の本仁田が効いているかもしれない。

・ヒグラシ

・山を抜けた後の林道はやさしくてほんとに好きだ。

・反省会、ビール、相撲、野点、選挙、ウルムチ、ほうとう。2時間たっぷりいただく。

・帰りの電車で高松と、先に寝たほうが負け、というゲームを始めたせいで、
2時間以上、眠気との戦い。両者眠ることなくドロー、よって次回持ち越し。

・家についたのはもう八時半くらいだったか。床にへたれこんで、ゆっくりと靴下を脱ぐ。
乾徳山、ありがとうございました!(文責・中島)


今回で六回目の参加になります。
乾徳山は岩山と聞いていたので、行く前からワクワクしていた。
湿度が高い為、登り始めてすぐに汗が大量に出てくる。
途中で錦晶水で顔を洗うと汗が吹っ飛び、再び気持ちよく登り始める。
登っていると、前方でガサガサっと音がする。
顔を上げるとすごい速さでメスの小鹿が横切っていった。野生の鹿はたくましいな。
やはり今回の目玉は岩登り。ばかでかい岩を慎重によじ登っていく。
下から見上げた時はドキっとしたが、登っていくと楽しくなってくる。とても楽しくなってくる。
山頂手前の鎖場でテンションは最高潮になる。
下りは急な箇所が多く、息を切らしながら必死になって下る。
前回の山がきつかったからか、今回はそれほど辛さを感じずに山を終える。
塩山駅近くで反省会。次回はちょっと変わった山になりそう。
帰りの電車では、恒例になりつつある『眠ったら負けゲーム』。
ちなみに対戦成績は私の一勝一引き分け。これがなかなかしんどい。
次回は宮内氏もゲームに参加予定。
乾徳山は男心をくすぐられる山でした。(文責・高松)

 

6/8(月)
B川苔山・本仁田山  6月7日〈日〉晴 
 
参加メンバー:中島・宮内・高松・河津  以上4名

奥多摩川苔山(かわのりやま1363m)に登った。登って下るだけならそうでもない山だが,隣の本仁田山(ほにたやま1224m)と結んだコースを取ったので,結構つらい山行となった。しかし心配していた天気も朝から晴れて,川苔谷の沢の音もさわやかな登高となった。

07:25 JR青梅線奥多摩駅(西東京バス:東日原行)
07:35 川乗橋(たくさんの登山客がいた)
08:20 細倉橋(舗装された林道を営々と歩く。沢の音がすがすがしい。ここで林道と分かれる)
09:05 百尋の滝(今日は水量が多い。途中20人近い大学生グループに出会う。若い人の声を山中で聞くのはうれしい。ここで,私たちの山行グループのコールを『オッオーイ』と決める)
10:00 火打石谷源流部(途中わき道にそれ,タイムロスする)
10:40 川苔山山頂(東の肩を経て山頂。昼食。これから本仁田山まで足を延ばすため,軽めの昼休み。山頂からは遠く飛龍山・雲取山・鷹巣山が見える)
11:45 大ダワ(山頂から東の肩に戻り,舟井戸を経て鋸尾根に取り付く。この下りが凄まじかった。岩の急坂だが,岩だけならまだしも,泥混じりで足場が悪い。皆,ズルリ,ゴロリと転がっていた。大ダワでほっと一息)
12:10 瘤高山(大ダワから登りっぱなしで瘤高山頂。あっという間の山頂だったが,ここで一休み。だいぶ疲れが出てきている)
12:35 本仁田山山頂(ついに今日の本目的の2山連結達成。結構つらかったです。山頂には中高年の登山者が結構集まっていた) 
13:12 大休場手前(山頂からは下りっぱなしの大休場尾根。もういい加減膝にガタが来ている。一気に下るところをちょっと膝休め)
13:40 安寺沢の集落手前(大休場尾根山腹の下りもここで終わり。あとはもえぎの湯までのアスファルト道歩き。ホッとする。実に長い下りそして長い登りだった)
14:45 もえぎの湯(たっぷり湯につかり,汗を流し反省会。わさび・レンゲショウマを購入)

今回の山行では通常のコースよりやや長めのルートを歩いた。その結果がものの見事に出て,皆バテ気味だった。かく言う私も,マメは作るは,筋肉痛に襲われるはで,無理はするものじゃないというのが今回の収穫。今後気をつけます。それにしても川苔谷の渓谷はすばらしかった。あんなところでたっぷり時間をつぶすというのが将来の夢。なお次回は塩山から乾徳山です。岩の多いちょっと変わった山です。(文責・河津)

今回で五回目の参加になります。
日頃怠けているせいなのか、クールダウンが不十分だったのか、翌日の階段は地獄のようでした。
今回は二つの山に登頂したこともあり、特に達成感と緊張感のある山登りになりました。。
序盤の川苔谷に沿って歩く山道はとても気持ち良くて、百尋の滝の真下にある休憩ポイントはまた訪れたいと思いました。
きつくかったのは4時間近くかかった川苔山以降の下りです。
岩がゴロゴロと転がっている急斜面は、一歩一歩足の裏に神経を集中させながら下らなければならず、一気に体力を消耗しました。
今まで行った山で一番下山が辛いと感じました。
今回の収穫は、沢のぼり(今回は沿って歩いただけだけど)の気持ち良さに気づけたこと。
反省は、コース取りを間違えたこと。河津先生にも言われたけど、やっぱり場数を踏まないといけないなあ。
しかし下山後の温泉とビールと蕎麦は最高だね。
次の乾徳山を楽しみにしています。(文責 高松)

川苔山と本仁田山
カラーの異なる2つの山をいっぺんに味わえたのは
とっても豪華な山行だったなと思い返して嬉しくなっている。
川苔山は名前からイメージしていた通り、水と緑に溢れた山だった。
橋を渡ってまた渡って、岩をよじ登って、泥道をペタペタ
沢に沿ってぐいぐい進んで行く。
中間点には百尋の滝。疲れを癒してくれる。
いつも沢の流れる音がそばで聞こえていて、それは心地の良い山行だった。
一方、本仁田山までのコースは荒野のよう。
とにかくアップダウンの繰り返しだったが、そのリズムが面白い。
また、道も魅力的で、垂直に近いゴツゴツとした斜面や
龍の背中のように細くてゴワゴワした尾根など、
終始ワクワクさせてくれるような山行だった。
途中から、調子が悪くなってしまって辛い思いをしていたはずだが、
楽しいという思いのほうが残っている。

来月は岩登りだそうで、私は岩登りのほうが登り易いと思っているのですが
どうでしょう。
楽しみにしています。 (文責 宮内)

(帰りの電車の中、ストッレチをする。  写真 宮内)

 

5/18(月)
A陣馬〜高尾山縦走 

山行日 5月17日〈日〉雨のち曇  参加メンバー:中島・宮内・河津  以上3名

荒天の心配の中,陣馬山(857)・景信山(727)・城山(650)・高尾山(599)の縦走を行った。朝のうちの雨は登山口に着くころには止んで,天気が回復に向かっていることが分かる。途中からは風も吹き出したが,下山のころには初夏の強い日差しものぞいていた。

07:50 JR中央線高尾駅北口(西東京バス:陣馬高原下行)
08:25 陣馬高原下(車内には他に1パーティーだけだった)
08:45 新ハイキングコースへの分岐(車道と分かれる)
09:30 陣馬山山頂(新ハイキングコース:20分の急な登り・7分間の緩やかな尾根歩き・3分間のいやな登りを経て小屋あとの広場に出る。その後10分のがんばりで陣馬山頂。雲もだいぶ高くなって,大岳山・三頭山・滝子山などが見えている)
10:15 明王峠(5分休憩)
11:10 景信山(昼食。雨のせいか,日曜日には開いているはずの景信小屋
が開いていない。名物のなめこ汁が飲めなかった。冷たい風が吹き出してくる。これから行く小仏城山・高尾山が良く見える)
12:05 小仏峠(子供たちがたくさん集まって,食事をしていた)
12:13 小仏城山(小屋は開いていたが,暑くなってきてなめこ汁は飲まなかった)
13:00 高尾山山頂(一丁平のイカリソウの咲き残りを見て山頂へ。ここからは稲荷尾根・琵琶滝を経て登山口に下ることとする) 
13:50 琵琶滝(滝打ちの修行が行われていた。中島君が下の沢に水筒を落としたおかげで水遊びができた。大きな魚もいた)
14:15 清滝ケーブル駅(縦走もここで終わり。あとは反省会)

今回の山行では宮内君の調子が抜群だった。靴も帽子も新調して,意気込みが良くわかる。トップで先導してもらったが最後まで調子が崩れなかった。道の分岐では,楽な巻き道を選ばずに常にきつい道を選択していた。すごかった。また今回の山行で学ぶべきは,雨・天候に対する備えだろう。足元が悪くなるので靴には十分留意しなければならない。また雨具は必携。低山では傘も有効。しかし風が出てくると傘も役に立たず,レインウェアが必要となる。これはやや値が張るが山靴の次に買い揃えたい山道具の1つ。最近ではとてもいいものが開発されている。また,アンダーウェアも速乾性のものがいい。一度試してみて欲しい。次回山行は奥多摩を予定している。
(文責・河津)

 

4/14(火)
@笹尾根

山行日 4月12日(日)晴れ 河津・中野・中島・宮内・長谷・塩入・法福・上治・山中・兼平

東京と山梨の県境、笹尾根を歩く

08:28 JR上野原駅(バスで郷原へ向かう。河津先生、上治、兼平は先のバスで出発)
09:10 郷原(後発組がバスを乗り過ごすが歩いて戻ってくる。登山開始)
09:45 最初の休憩(急な登りで汗がにじむ)
10:25 西原峠(今日の最高到達ポイント。三角点にタッチ)
(途中 時間記録なし)
14:05 日原峠近く(歌うおじさん達と遭遇)
(以下 記録なし)

今回は前回順延になった笹尾根に行ってきました。
今日の山に来ることを条件にゼミの話を聞いてもらう約束で、ワタクシ、兼平はやってきました。初めての参加でわくわく半分、どきどき半分です。
そしていざ出発。
最初1時間半程上り、それから緩やかな下りが続きます。
天気が良くて気持ちがいい。富士山も見えました。
ぽかぽか陽気の下でおにぎりをほおばり、山にいるのだなあと実感しました。
山に行ってからすこぶる体調が良いです。これはまた次回も参加するしかないです。
(兼平・記)

本年度第1回目の春の山行をどこにしようかと迷っていたが,昨年12月に行き損ねた笹尾根を踏破することとした。笹尾根は奥多摩三頭山(1527m)から南東に伸びる尾根で,山梨県上野原と東京都桧原村を分かつ国境の山。穏やかな尾根であるためいたるところに峠道が作られ,尾根を挟む山村間を結んでいた(現在は尾根の下を甲武トンネルが通る)。

08:28 JR中央線上野原駅(登山客が多いため臨時バスが出された)
09:10 郷原 西原峠登山口(最初のバスで河津・上冶・兼平が郷原に着く。10分遅れで中島・宮内・長谷・法福・塩入・山中が到着し,総勢9名となる)
09:45 西原峠への登りの中腹(三頭山が良く見える)
10:25 西原峠を経て槇寄山頂上(真っ白な富士山が圧巻)
11:00 田和の峠(5分休憩)
11:18 笹が峠(5分休憩)
11:50 笛吹(うずしき)峠(昼食。なんとここで中野さんが現れる。上野原の臨時バスの別便での入山とのこと。富士を見ながらゆっくり時を過ごす)
12:45 丸山
13:25 土俵山手前(小棡峠をやりすごす) 
14:05 小休憩(日原峠で休憩するつもりだったが,他パーティーがギターを抱えて集会を行っていた)
14:40 浅間峠(笹尾根もここで終わり。あとはバス停まで下るのみ)
15:20 上川乗バス停(15:32の五日市行きのバスに乗る予定だったが,4月1日,15:59にダイヤ改正。分かっていればもう少しゆっくり下ってくるんだった)
16:40 五日市駅(通常ここで反省会をやるのだが,夕刻,中島君のお別れパーティーが新宿で開かれるとのこと。16:47分の電車にみな乗り込む。解散)

今回の山行参加者は総勢10名。過去最多。お天気がよくてよかった。笹尾根はなだらかで,穏やかな山歩きが楽しめた。また雪をかぶった富士の高嶺が顔を見せてくれたのもラッキーだった。花では,ヤマザクラ・スミレ・ミツバツツジ,ふもとのヤマブキ・ニリンソウが咲き,花はまだだったもののイチリンソウ・レンゲショウマ・カタクリ・エイザンスミレの芽が出ていた。いよいよ今シーズンの開始といったところ。
(文責・河津)

 

 

 

 

 

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