Aidemy本社で開催された「Apple Vision Pro体験会」にAI副専攻1期生の矢澤 勇樹さん、2期生の牧山 詞音さんと副専攻関係教員が参加しました。
Aidemy(アイデミー)社は、AI副専攻の副教材として利用しており、AIおよびデータサイエンスについてオンデマンドで学習するAidemyというサービスを提供している会社です。
Apple Vision Pro体験会はAidemy教材の契約者を対象に行われています。2024年2月に発売され、現在は日本未発売で米国のみ入手可能なAppleの最新XRヘッドセットデバイス「Apple Vision Pro」を実際にオフラインで体験できるものとなっています。
体験会では、Aidemy社員の方からデバイスの特徴についての説明を受けながら、参加者全員が順番にデバイスを装着してアプリを体験しました。
また、体験時にあらかじめ参加者の気になる点をAidemyの方と共有することで、実際の体験で生じた疑問などを話しながら進められ、このような先端技術の今後のデジタル教育への応用や研究利用についての可能性を感じられました。
コメント
矢澤 勇樹さん (工学部数理工学科4年生/AI副専攻1期生)
とても未来を感じ、XRが身近な技術になりそうな製品でした。
目で操作をする今までにない感覚的なUIで、その設定もとても簡単でした。短い時間だったが、つけていてVR酔いすることも、重くて首が疲れるということもなかったです。keynoteを使い実際に会場にいるかのような状態で学会発表の練習をしたり、機械の構造を学習する際に機械の3Dモデルを空中で分解して観察するなどの色々な活用法がありそうだと考えました。
一方で、操作ミスを誘発するUIやVR感がぬぐえない視野角などから、日常的に使うにはまだ厳しいと感じました。一部で実用的に使うことはできるだろうが、現状は質の高いVR体験ができる娯楽用のマシンとして利用するのが良いと思いました。
牧山 詞音さん(経済学部経済学科3年生/AI副専攻2期生)
Apple Vision Proで興味深かったのはその独特な操作感です。対象に目線を合わせて人差し指と親指で摘むことでクリックするというのは今までに無く不思議な体験でした。しかしそんな独特な操作感にも関わらず、始めて20秒ほどで慣れ親しんだかのように使いこなせるようになったのはAppleの非常に優れたUIを感じました。
パススルー機能はデジタル世界と現実の境界を忘れさせるほど自然であり、空中に浮かぶ仮想のインターフェースを操作する様はSFの世界観そのもので非常に興奮しました。
関連リンク
- 副専攻 (AI活用エキスパートコース)
https://www.musashino-u.ac.jp/guide/facility/MUSIC_center/submajor_aiexpert.html - Aidemy
https://aidemy.co.jp - Apple Vision Pro
https://www.apple.com/apple-vision-pro/