本学留学生であるリリア モルスカさんとグローバルコミュニケーション学科4年 山岸 咲亜(やまぎし さきあ)さん、菊地 里帆子(きくち りほこ)さん、政治学科4年 岩井 雅治(いわい まさはる)さんが10月14日よりウクライナを紹介するパンフレットの制作を開始しました。
リリアさんはウクライナからの避難民学生であり、9月から本学ランゲージセンターの受入学生として日本語を学んでいます。母国で日本語学校を設立するという夢に向かって、ランゲージセンターの日本語学習に加え、ドナ・ウィークス国際センター長の呼びかけにより集まったゼミ形式の学習会に参加し、日本語力を磨いています。
今回の制作は、日本人学生3名が毎週の学習会でリリアさんと交流しウクライナのことを知っていく中で、「もっと多くの人にウクライナについて知ってほしい」「ウクライナについて興味・関心を持ってほしい」「ウクライナについて知ったことを形にして残したい」という思いに至り始動しました。
パンフレットには、ウクライナの基本的な情報(国旗、地図、人口、言語)のほか、食事、行事、歴史、音楽、著名なアーティストやスポーツ選手、観光地といった読者に親しみやすい内容を中心に掲載し、ウクライナ語・日本語・英語で紹介する予定です。
ノートにはパンフレットの構成案及び各コンテンツのアイデア等が記載されている
「ウクライナ」という国名から戦争だけでなく様々な姿を連想してもらえるように、また読者が将来ウクライナに行ってみたいと思ってもらえるように、学生達は想いを込めて制作に励んでいます。2023年1月下旬のパンフレット完成後、学生たちは本学のほかにも他大学、公共施設、企業、ウクライナに関連する施設等での設置の依頼など、より多くの人にウクライナを知ってもらえるよう取り組みを続けていく予定です。
ドナ・ウィークス国際センター長が担当教員として指導している