データサイエンス学部(以下、MUDS)2年生の青木 慎太郎さん、浅井 悠一朗さんの論文が情報処理学会 第85回全国大会で「学生奨励賞」を受賞しました。
この大会は年に一回、情報分野における最大の学会である情報処理学会が主催するイベントです。毎年約1,200件の一般研究発表や講演、パネルディスカッション等が行われます。第85回目となる今回は会場とオンラインでのハイブリッド開催となりました。
MUDS学部生は2020年度より毎年参加し、実践形式のゼミ授業で取り組んだ研究成果を論文としてまとめ、発表しています。今回は合計9件の論文を発表しました。その結果、優秀な発表が選出される「学生奨励賞」を2年生の青木 慎太郎さん(共著者 浅井 悠一朗さん)が受賞しました。
MUDSでは今後も1、2年次から研究の成果について積極的に国内外の学会・論文発表を推進し、社会に貢献できるデータサイエンス・AI人材の育成及び研究に取り組んでいきます。
【開催概要】
国内学会名 | 情報処理学会 第85回全国大会~ダイバーシティと情報処理~ |
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期間 | 2023年3月2日(木)~4日(土) |
開催形態 | 電気通信大学会場とオンラインでのハイブリッド開催 |
主催 | 一般社団法人情報処理学会 |
共催 | 電気通信大学 |
【受賞概要】
受賞者氏名 | 学生奨励賞 青木 慎太郎(2年生) |
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論文タイトル | 「学習者のレポートテキストデータを対象としたベイズ推定による理解度推定方式」 |
著者 | 青木 慎太郎、浅井 悠一朗(2年生)、中西 崇文(准教授) |
【受賞コメント】
青木 慎太郎(データサイエンス学部データサイエンス学科 2年生)
学習者が提出したレポートから、テーマや課題に対する理解度を推定する研究を行いました。今回、このような賞を受賞できたことは大変光栄に思います。研究を進める中でご指導いただいた中西先生をはじめとする先生方、同級生、そして一緒に研究を進めてくれた浅井くんに感謝します。この研究を通じて、様々な経験を積み、新たな知見を得ることができました。今後も、より一層研究に取り組んでまいります。
浅井 悠一朗(共著者)(データサイエンス学部データサイエンス学科 2年生 )
この度、共著者として学生奨励賞を受賞できたこと、光栄に思います。発表資料作成、発表練習など指導頂いた先生方ありがとうございます。そして筆頭著者として研究を進めてくれた青木くんに感謝します。今後もこの経験を活かして研究活動に取り組んでいきたいと思います。
【指導教員のコメント】
中西 崇文准教授(データサイエンス学科長 )
本発表は、学習者の主にテキストで構成された成果物について学習到達度を推定するという野心的な研究成果です。アフターコロナにおける学習環境が大幅に変革しており、その中で、学習者が自身の到達度を随時理解しながら、効率的な学習を進めることを実現する環境構築に貢献すると考えます。今後も学生が伸び伸びと活動し、創り上げた成果を次々と国内海外問わず発信し続けられる環境を実現していきます。
関連リンク
- 情報処理学会 第85回全国大会
https://www.ipsj.or.jp/event/taikai/85/index.html - 武蔵野大学データサイエンス学部
https://www.musashino-u.ac.jp/academics/faculty/data_science/