このページの本文へ移動

お知らせ

建築デザイン学科のプロジェクト作品が第6回 ヨコハマ・ストリートファニチャーコンペティションで優秀賞を受賞

学部・大学院
  • 受賞・表彰
  • 工学部

工学部建築デザイン学科太田 裕通講師と学生8名のプロジェクト「デザインま(工学部建築デザイン学科 あわいDEカタチプロジェクト)」が制作した「ストリートファニチャー*」作品が「第6回まちを楽しくするストリートファニチャーデザインコンペティション」で優秀賞を受賞しました。*道路や広場など屋外の公共空間に設置される家具などの総称

このコンペティションは横浜市の関内・関外地区にある「伊勢佐木商店街」「吉田町通り」を活性化するための取り組みです。テーマの『つなぐ』に沿ってデザインされた184点の応募作品の中から8作品が1次審査を通過し、7月29日に横浜市役所アトリウムで開催された公開審査の結果、3点が優秀賞に選ばれました。

今回、「デザインま」が制作したストリートファニチャーは「えんつなぐ―吉田町通り-花咲かすプロジェクト-」です。今ある環境を育てるようにデザインすることをモットーに、吉田町通りの既存環境に+αするデザインを考案しました。
吉田町通りには親子のような大小2個で1対の特徴的なボラード*があります。学生はボラードに腰を掛ける人が多いことに着目し、ボラードにはめ込んだり、置いたり、埋めたりするような、木のファニチャーを提案しました。作品にはボラードに沿うように円形の木材が多用されています。円形は端材が多くなりがちですが、円を切り出した端材を足に使うなどして極力ゴミが出ないように設計し、厚さ30mmの36合板5枚から、5パターンのファニチャー10個を作りました。ファニチャーは商店街のお店に合わせて配置し、道路に人々の居場所や拠り所を創出します。*自動車の進入を阻止したりする目的で設置される地面から突き出した杭

作品は2023年11月中旬頃から12月初旬にかけて横浜市内の吉田町通りに設置される予定です。詳細は下記リンク内をご確認ください。

【コメント】

大田 裕通 講師
2〜4年生で構成されたチームで取り組んだ初のコンペで受賞できたことを嬉しく思います。敷地環境の読み取りからアイデア発想、設計、プレゼンテーションボードの作成、模型作り、公開審査での発表等の一連を経験できたことは、学生にとって良い経験になったのではないかと思います。そして優秀賞に選んでいただいたからには、良い作品を実際に制作し、横浜の街の風景を変えるような1カ月を作れるように頑張りたいと思います。

関連リンク

一覧に戻る