工学部建築デザイン学科3年生の西村 惇佑さん、小原 廣之進さんが制作した作品『家育て まち育て』が「第10回 POLUS - ポラス - 学生・建築デザインコンペティション」で入賞しました。

このコンペティションのテーマは「いま、わたしたちにとって快適な木造の家」です。応募作品数362点の中から5作品が一次審査を通過し、7月3日に行われた公開審査会の結果、二人の作品は最優秀賞、優秀賞に次ぐ入選3作品のひとつに選ばれました。
今回、2人が制作した作品は『家育て まち育て』です。
家育てという考え方は、建物にあらかじめ家族や街の変化に合わせて対応できる余白を残すことで、現代の住宅には見られない新たな快適な暮らしにつながると考えて生まれたアイデアです。
【コメント】
西村 惇佑 さん
今回のコンペで考えた家育てという考え方は、建物にあらかじめ家族や街の変化に合わせて対応できる余白を作ることで、現代の住宅には見られない新たな快適な暮らしにつながると考えて生まれたアイデアでした。このアイデアに至るまで先生方のアドバイスもいただきながら「家育て、まち育て」という形にすることができました。コンペはここでひとつの区切りがつきますが、審査員の方々や大学の先生方のアドバイスを基にさらに自らの 建築を発展させていきたいです。
小原 廣之進 さん
今回のコンペを通じて、住むという行為と建築の関係について深く考える機会を得ることができたと思います。日常生活の中では家や人々、環境がお互いに小さなヒントを交換し合い互いの生き方に影響を与えています。この提案ではそれらを促進させられるように、建築の中に小さな隙間や交流のヒントを散りばめました。すきまで生まれた交流がライフスタイルや建築に変化を与え、そのうち街全体の活性化につながるのではないでしょうか。今回のコンペを通じて得られた経験や知識を活かし、今後も建築の可能性や在り方を模索して行きたいと思います。
関連リンク
- 第10回 POLUS - ポラス - 学生・建築デザインコンペティション
https://kenchiku.co.jp/polus/